Q. 毎朝、果物ジュースを飲んでいます。ダイエット中も続けて大丈夫でしょうか?【管理栄養士が回答】
【管理栄養士が回答】ダイエット中によかれと思って飲んでいる果物ジュースが、実は太る原因になっているかもしれません。果物ジュースの注意点と、ダイエットを成功させるための正しい果物の取り方を解説します。
Q. 毎朝、果物ジュースを飲んでいます。ダイエット中でも続けて大丈夫でしょうか?
Q. 「お肌の調子や健康によさそうなので、毎朝欠かさず果物ジュースを飲んでいます。ダイエット中も飲み続けて大丈夫でしょうか? 避けた方がいい果物など、何か注意点があれば知りたいです」
A. ダイエット中はジュースではなく「果物そのもの」を適量食べましょう
体によさそうなイメージのある果物ジュースですが、ダイエットという観点では注意が必要です。結論から言うと、ジュースとして飲むのではなく、果物そのものを食べる方が太りにくく、健康的と言えます。
果物には「果糖」という糖分が含まれています。果糖は砂糖に比べて吸収が早く、過剰に摂取すると中性脂肪に変わりやすいという性質があります。市販のジュースはもちろん、ジューサーなどで作る自家製の果物ジュースでも、果物に含まれる食物繊維が細かく砕かれたり取り除かれたりします。ジュースにすることで満足感が得にくいうえに、糖分の吸収は早まってしまうのです。
結果的に、どの果物であれ、ダイエット中は避けるべき「太りやすい飲み物」になってしまいます。
ダイエットを成功させるためには、以下のポイントを意識しましょう。
・果物はジュースではなく「生」で食べる:噛むことで満腹中枢が刺激され、食物繊維も効率よく摂取できます
・果物を食べる時間に気を付ける:夜は活動量が減るため、脂肪として蓄積されやすくなります。エネルギーとして消費されやすい朝から昼にかけて食べるのが理想的です
・適量を守る:1日の目安は、片手に乗る程度の量(バナナ1本、りんご半分など)にとどめましょう
果物はビタミンやミネラルが豊富で、適量であれば健康と美容の強い味方になります。「飲み物」としてではなく「食事の一部」として、賢く取り入れていきましょう。
管理栄養士。特別養護老人ホームや病院での栄養指導・給食管理に携わったのち、2014年に一般社団法人NS Laboを設立。個々の生活習慣に合わせた的確な指導に定評があり、食事サポート実績は延べ1万人に及ぶ。『朝だから効く!ダイエットジュース』(池田書店)など著書多数。
執筆者:岡田 明子(管理栄養士)
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