「私、ほぼ男だから」が口癖の友達との飲み会→数日後に届いた「また来てほしいって言ってるんだけど」
「私、ほぼ男だから」
彼女は大学時代からの友人で、ふだんからメッセージでやりとりする仲です。数日前に届いたのは「男4人と飲むんだけど、来ない?」という誘いでした。続けて「私、ほぼ男だから」「女同士のほうが気を使うんだよね」と並び、少し引っかかりながらも、久しぶりに顔を見たくて参加を決めました。飲み会での彼女は、確かに男性たちと軽口を交わしていて、この4人組の輪にすっかり馴染んでいる様子でした。注文も彼女が仕切り、店員さんへの頼み方まで慣れています。私は端の席に座り、まずはその場の空気に合わせることにしました。
席替えのたびに気付いたこと
気になり始めたのは、席替えのときでした。彼女は毎回、真っ先に同じ男性の隣へ座るのです。唐揚げの皿を「これ、食べきれないから」と渡した相手も、その男性でした。それでも考えすぎだろうと思い直していた頃、私の好きな映画の話題で、向かいの男性が「その映画、俺も先週観たよ」と身を乗り出してくれました。会話が続きかけたところで、彼女が笑いながら間に入り、私にこう言ったのです。「意外とこういう飲み会来るんだね」。誘われたから来ただけなのに、その言い方には、線を引かれたような感じがありました。私はグラスに口をつけて、返事の代わりにしました。
正反対の2通のメッセージ
男性たちとは連絡先を交換しないまま解散し、帰宅した私に彼女からメッセージが届きました。「今日はありがとう。次はいつものメンバーだけで行くかも」。私は、いつものメンバーではなかったのでしょうか。誘ったのはそっちなのに。そう打ちかけて文面を消し、結局返事はしませんでした。ところが数日後、同じ彼女からまた連絡が来たのです。「この前のみんなが、また来てほしいって言ってるんだけど」。少なくとも、私が歓迎されていなかったわけではなさそうでした。それなら、あの1通目は何だったのか。正反対の2通を並べて、私は何度も読み比べました。
そして...
迷った末に、私は「行くね」とだけ返しました。1通目と2通目の間に彼女の中で何があったのかを、私はまだ知りません。ただ、あの「ほぼ男だから」という口癖が、今は少し違って聞こえています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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