Netflix「ダウンタイム」景井ひな、かなぶん役は別役オーディションから急遽決定 “毎回5時間前入り”リアルな豊胸メイク裏話も【インタビュー】
2026.09.18 17:00
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9月17日より世界独占配信がスタートしたNetflixシリーズ『ダウンタイム』。配信前からSNS上で話題を集めていた本作で、物語のキーパーソンとなる人気インフルエンサー・かなぶん(國分佳奈)を演じたのは、TikTokのフォロワー数1000万人超えを誇るクリエイターでタレントの景井ひな(かげい・ひな/27)だ。観た者に強烈なインパクトを残した彼女にドラマの裏話を聞いた。<※ネタバレあり>
Netflixシリーズ「ダウンタイム」
本作は、美容整形業界に焦点を当て、美を追い求める人々の希望や葛藤、そしてその裏側に潜む光と闇をリアルに描き出すオリジナルドラマ。天才的なオペ技術を持つ形成外科医・沼田文(松岡茉優)と、カリスマ美容外科医・遠山凜(仲里依紗)を中心としたスリリングな展開が話題を呼んでいる。そんな本作の鍵を握る重要なキャラクターとして抜擢されたのが景井だ。演じるのは、凜のクリニックに通う人気インフルエンサー・かなぶん。長年の夢である「ガールズコレクション」出演を控える中、凜主催のパーティーに訪れたことを機に、彼女は思わぬ事態へと巻き込まれていく。
景井ひな「ダウンタイム」かなぶん役は“別役のオーディション”から急遽決定
― かなぶんは物語の鍵を握る重要なキャラクターですが、まずは出演決定までの経緯を教えてください。景井:最初はかなぶんではない役のオーディションを受けていたのですが、その際に「もう一つ、合いそうな役があるので、受けてみませんか」とお声がけをいただき、急遽かなぶん役のオーディションにも参加させていただきました。まさかその日に出会った役を演じることになるとは思っていなかったので、出演が決まった時はとても驚きました。
― 挑戦的な作品・役柄での出演に、不安や迷いはありませんでしたか?
景井:不安や迷いというよりも、Netflix作品へ出演できるという嬉しさと同時に、「しっかりとこの役を演じきらなければ」という責任感やプレッシャーの方が大きかったです。
― 絶大なSNSフォロワー数を誇る景井さんご自身が、劇中で人気インフルエンサー役を演じられました。脚本を読んだ際やお芝居している中で、かなぶんに共感した部分はありましたか?
景井:かなぶんは、「何がなんでも売れてやる」という強い意志を持っていて、そのための努力を惜しまない子だと思っています。かなぶんの場合は、その手段として「美」を選んだのだと感じました。
今はSNSを通じて、たくさんの人が自分自身を発信できる時代です。一時的に注目を集めることができても、常に新しい人や情報が生まれていく中で、注目され続けることは決して簡単ではなく、その中で存在感を持ち続けるためには、常に上を目指し続けることが求められる、厳しさのある世界だと私自身も感じています。だからこそ、かなぶんの選択や行動すべてに共感するということではありませんが、何かを成し遂げるために努力を続ける姿勢や、強い意志を持って一つの目標に向かって進み続ける力には、私自身も共感する部分がありました。
― 長年の夢である「ガルコレ」を前に追い詰められていくかなぶんの壮絶な生き様や結末ついて、どのような感想を持たれましたか?
景井:彼女が選んできた方法は正しいと言えるものではなかったかもしれないですし、結果だけを見れば、「自業自得」と思われてしまう部分もあると思います。でも、かなぶんにとっては、美しくあることも、売れることも、ガルコレに立つことも、すべてが大切なもので、それが彼女の人生そのものだったんだと思います。どんな方法であったとしても、彼女が自分自身の手で築き上げてきたものがあって、それを失うということは、かなぶんにとって自分自身を失うことと同じくらい絶望的なことだったと思いますし、実際にかなぶんを演じていて、手術から目覚めたあと鏡に映った自分の姿を見るシーンは、本当に苦しかったです。
景井ひな、正反対の役作りに苦悩 沼田(松岡茉優)との対立シーン回顧
― かなぶんを演じる上で意識したこと、工夫したことを教えてください。また、監督から役のビジュアルやキャラクター性について指示されたこと、共演者の方々と相談したことがあれば教えてください。景井:監督から「かなぶんは感情の起伏がとても激しい役柄になる」と伺い、実際に演技レッスンの機会も設けていただきました。自分でも課題だと感じていた「感情を一気に放出する」という部分を重点的に指導していただいたり、言葉遣いや口調でもかなぶんという子を伝えられるように、話し方や語尾を意識したりもしました。
社長と話すシーンで見せるかなぶんの姿は、これまでの環境の中で、自分を守るために強くならざるを得なかった部分もあったんだろうなと捉え、強い言葉を使う時も、相手を傷つけたいからではなく、かなぶんなりに自分を守るために出てくる言葉なんだということを意識して演じました。
― 華やかなパーティーシーンから緊急搬送での手術、沼田との対立シーンまで怒涛の展開に引き込まれました。最も印象的だったのはどの場面ですか?
景井:一番印象に残っているのは、やはり松岡茉優さん演じる沼田との対立シーンです。沼田に対して「死んでやる!」と叫ぶ場面は、激しい憎しみを持って相手に言葉を伝えなければいけないシーンでした。私自身、普段はめったに怒ることがないので、自分の中に死にたくなるほどの怒りや憎しみが湧いた経験がなく、その感情を自分の中から引き出して作ることがすごく大変でした。泣き喚くお芝居も初挑戦だったので、どうしたら沼田に対して全感情をぶつけられるか、自分の表現方法の限りを尽くして頑張りました。
景井ひな、毎回“5時間前”現場入りリアルな豊胸メイク裏話
― 豊胸や手術の傷口など、非常にリアルな特殊メイクも印象的です。メイクの準備や装着にはどのくらいの時間がかかっていたのでしょうか?撮影にあたって大変だったこと、印象的なエピソードがあれば、あわせて教えてください。景井:顔や胸の特殊メイクに約4時間、ヘアメイクに1時間準備がかかるので、毎回5時間前に現場に入っていました。胸もリアルで、肩からお腹あたりまで覆って装着するんです。かなぶんは胸が大きいので、手で支えないと重くて重くて(笑)スタッフさんが胸の位置に合う、かなぶん専用のクッションを用意してくださったので、休憩中はそのクッションに胸を乗せて休んでいました。特殊メイクにシワが入ったり剥がれたりしてしまわないように、お芝居以外の時間はなるべく動かないように気をつけたりもしていました。
― これほど美容整形のリアルな裏側に踏み込んだドラマは珍しいと思います。この作品の映像作りの徹底ぶりについて、出演者としてどう感じられましたか?
景井:撮影前から1人ひとりの顔をスキャンし、美容の先生方の監修のもとで個々に合わせた特殊メイクパーツを作成するなど、準備段階から徹底したこだわりが詰まっていました。ボトックスパーティーのシーンでは、美容にまつわるたくさんの方々が本人役としてゲスト出演されているので、豪華なセットも相まって、この作品やNetflixのスケール感を強く感じました。
景井ひな、松岡茉優に救われた“一言” 「びっくりするくらい緊張していた」
― 本作には日本のエンタメ界を代表する俳優さんが集結しています。そんな方々との共演シーンで刺激を受けた出来事を教えてください。景井:かなぶんが沼田にビンタをするシーンで、映像としてしっかりと迫力を出したいと思い練習していたのですが、いざ松岡さんを前にするとどうしても慎重になってしまって。そんな時、松岡さんが「遠慮もしなくていいし、躊躇もしなくて大丈夫」と温かく声をかけてくださいました。ちょっとした合間にも話しかけてくださったり、緊張もほぐしてくださったおかげで、かなぶんとして体当たりでお芝居をすることができました。
松岡さんと初めてお芝居をするシーンだったこともあり、自分でもびっくりするくらい緊張していたのですが、松岡さんの温かさに本当に感謝しています。
― 「自分を変えたい」という前向きな希望であると同時に、一度踏み入れると抜け出せなくなる闇も孕む美容整形。撮影を終えた今、景井さんの中で「整形」や「美」に対する価値観に変化はありましたか?
景井:私自身もともと美容に興味もありましたし、作品を経ても整形に対する価値観は変わりませんでした。ただ、今回かなぶんという役を演じたことで、美を追い求めるあまり、自分にとって本当に大切なものを見失ってはいけないんだなと感じました。綺麗になりたいと思う気持ちや、自分の理想に近づきたいと努力することはとても素敵なことですが、かなぶんのように時には自分自身を追い詰めてしまうこともあるので。外見だけにとらわれるのではなく、自分自身の内面も一緒に大切にしていくことが大事なんじゃないかなと思います。内面が充実していると、自然と笑顔や表情にもその人らしさが表れるものだと思うので、外見だけではなく、内面も含めて自分自身を磨いていくこと。それが、私が思う真の美しさだと、『ダウンタイム』を通して改めて感じました。
― 貴重なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
景井ひな(かげい・ひな)プロフィール
生年月日:1999年2月19日出身:熊本県
身長:158cm
血液型:A型
TikTok活動開始からわずか1年でフォロワー数が国内女性1位に。「可愛さ」と「面白さ」が両立した動画コンテンツや、 ハイレベルなファッションセンスにも注目が集まり、 Z世代を中心に支持されている。また女優業でも活躍しており、主な出演作はドラマ「商店街のピアニスト 永遠の調べ」(2023)、「オクトー 〜感情捜査官 心野朱梨〜 Season2」(2024)、「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(2025)、「DARK13 踊るゾンビ学校」(2026)、映画「TANG タング」(2022)、「逃走中 THE MOVIE:TOKYO MISSION」(2024)、「お嬢と番犬くん」(2025)など。
作品概要
Netflixシリーズ「ダウンタイム」
松岡茉優 仲里依紗間宮祥太朗 田中みな実 萩原利久 長井短 渡辺大知 中川家礼二 シシド・カフカ
城田優 増子直純 武田創世 泉里香 田村健太郎 篠井英介
天野はな 景井ひな 研ナオコ 野呂佳代 古川凛 安達祐実 風間俊介 Kōki,
永作博美 渡部篤郎
監督:Yuki Saito
脚本:池上純哉
メインテーマ:坂東祐大
音楽:MON/KU 青木沙也果
9月17日(木)よりNetflixにて世界独占配信中
【Not Sponsored 記事】
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