余命宣告された妻に…何も知らない夫「愛が冷めた」⇒直後「離婚する代わりに…」妻の最後の願いに…夫「えっ…」
もし自分の命に限りがあると知らされた直後に、いちばん近くにいる人から突き放されたら、どんな気持ちになるでしょうか。
言葉にできない不安を抱えたまま、それでも平気な顔をつくろうとする夜があるかもしれません。
夫婦のあいだに流れる冷たい空気は、ある日突然、形になって突きつけられることがあります。
その静けさが何を隠していたのか、当事者になって初めて気づくこともあるのです。
余命宣告の直後に告げられた離婚
結婚して7年目の春、私は30代になっていました。
夫は同い年ですが、いつからか冷めた性格になり、家の中の空気まで静かに乾いていったように感じます。
そのころの私は、なんとなく体がだるい日が続いていました。
気のせいだと言い聞かせて過ごしていたものの、あまりに長引くので病院へ行き、検査を受けたんです。
診察室で医師から告げられたのは、全く覚悟をしていなかった余命宣告でした。
頭の中が真っ白になり、目の前の白い壁だけがやけにくっきり見えたのを今でも覚えています。
それでも私は、家に帰ってから夫にそのことを話せませんでした。
ここ数年、夫の態度はずっと冷たいままで、会話らしい会話もほとんどありません。
休日は別行動ばかりで、同じ家にいるのに別々の生活を送っているようでした。
私が体調を崩しても「また?」とため息をつくくらいで、心配の言葉が返ってきたことはありません。
余命のことを打ち明けたところで、この人が受け止めてくれるとはどうしても思えなかったのです。
そんなある日、夕食を終えた直後のことでした。
食器を片付けようと立ち上がりかけた私に、夫が唐突に「離婚したいんだ」と言ってきたんです。
理由を聞くと「気持ちが冷めた」「一緒にいても楽しくない」と、迷いのない声が返ってきました。
余命宣告を受けたばかりの私は、心が音を立てて折れそうになりましたが、それでも自分の体のことは口にしませんでした。
夫は「早く離婚届を書いてほしい」と急かしてきます。
私は少し考えてから「いいよ。離婚する代わり、最後に1つだけお願いを聞いてほしい」と伝えました。
夫は面倒くさそうな顔で「何?」と聞き返してきます。
私の願いは、初めてデートした場所にもう一度一緒に行きたいという、ただそれだけのものでした。
夫は呆れたように「えっ、そんなこと?」と言いましたが、離婚を急ぎたかったのか「それで済むなら行くよ」とあっさり承諾したのです。
翌週、私たちは初デートの場所である海沿いの公園へ向かいました。
潮の匂いも、遠くで鳴る波の音も、7年前とほとんど変わっていません。
ベンチに並んで座りながら、私は「ここであなたが笑ってくれたのが嬉しかった」と話しかけました。
夫は少し気まずそうに黙ったまま、海のほうへ視線を逃がしています。
それでも私は、こみ上げる涙をこらえて言葉を続けました。
「あなたと過ごした時間は全部大切だったよ」と伝えると、夫は驚いたように私の顔を見たのです。
その帰り道、私はようやく余命宣告のことを打ち明けました。
夫は立ち止まり「…嘘だろ」と震えた声を漏らし、みるみる顔色が変わっていきます。
離婚を迫った直後に妻が余命宣告を受けていたと知って、受け止めきれなかったのでしょう。
夫はその場で崩れ落ちるように座り込み、しばらく動けないままでした。
(30代/女性)
大切な言葉は元気なうちに
すれ違いが長く続くと、何を言っても届かない気がして、口を閉ざすほうが楽に思えてくるものです。
けれど伝えなかった事実は相手にとって知りようがなく、気づいたときには取り返しのつかない距離になっていることもあります。
だからこそ、体調の変化でも心細さでも、抱え込む前に一度言葉にしてみてください。
相手の反応を先回りして決めつけず、今日の自分の状態をひとことだけ伝える。
その小さな積み重ねが、いつか2人を守る支えになっていきます。
(愛カツ編集部)
※愛カツ編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています
※この記事はAI生成された画像を使用しています
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
自宅ベランダで洗濯物を干していたら…「こら!!」罵声を浴びた!?⇒まさかのワケに、背筋が凍りついた話愛カツ -
妊娠“37週目”の妻に「今日から家事やって?」夫が笑顔で命令!?しかし⇒医師「大丈夫じゃ済まない!」夫が凍りついたワケ愛カツ -
男性の誕生月でわかる!忘れ物を届けるときの「ヒーロー感」<7月〜12月>ハウコレ -
【星座別】2026年9月後半、運命の恋が叶う女性ランキング<第1位〜第3位>ハウコレ -
【星座別】秋までに、大切にされる恋を掴む女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
男性が一瞬で目で追ってしまう女性の仕草。共通していたのは"力の抜け方"だったハウコレ -
「その指輪、外さないの?」と聞いた私に、彼が3秒黙ってから返した一言ハウコレ -
結婚指輪を「いらなくなったらちょうだい」ねだる義母!?「よくないですよ」⇒直後、忠告した嫁がゾッ!?愛カツ -
「あんたの売ってあげたわ」腕時計を無断で売った義母!だが「勘違いしてません?」嫁の言葉で義母が青ざめた話愛カツ