親友の返信が私にだけ敬語、「また誘ってください」に隠れた本音
敬語で返ってきた誘い
きっかけは、月に何度か一緒に行っていたカフェへの誘いでした。相手は学生時代からの親友で、休みが合えば予定を聞き合い、用がなくても連絡を取り合ってきた仲です。
いつもなら日程の相談が始まるのに、届いたのは「ありがとうございます。また誘ってください」という1通だけでした。絵文字はなく、文面は最後まで敬語のままです。
私は「敬語、どうしたの?」と送りました。返ってきたのは、「そういうつもりじゃないよ。ごめんね」。その返信だけが、以前の口調でした。
私にだけ続いた丁寧な返信
それからのやり取りも敬語のままでした。誘いへの返事は丁寧でも、日程には触れません。撮った2人の写真を送ってみても、返ってくるのは短いお礼でした。
共通の友人に最近の様子を聞くと、「普通だったよ」と返ってきました。口調が変わったのは、私へのメッセージだけだったのです。
嫌われるようなことをしたのかと、最初のやり取りまでさかのぼりました。それでも心当たりは見つからず、誘いの文面を打っては消すことが増えていきました。
カフェで聞いた転職の話
数週間ぶりに会えたのは、いつものカフェでした。飲み物が届いてから、私は「私、何かした?」と聞きました。
親友はカップへ目を向け、間を置いてから答えました。
「転職で悩んでること、共通の友達から『聞いたよ』って言われたの。私、あなたにしか話してなかったから」
そこで思い出しました。相談された転職の話を、私は別の友人へ「力になってあげて」と伝えていたのです。本人に確認せず、良かれと思って話していました。
親友が私に話した内容を、本人の確認なしで周りへ伝えるべきではありませんでした。
そして...
「軽く扱われた気がして、怖かったの」
親友はそう言い、それ以上責めませんでした。私は理由を並べず、勝手に話したことを謝りました。
今、メッセージには少しずつ以前の口調が戻っています。先にいつもの話し方へ戻してくれたのは、親友でした。ただ、失った信頼まで元通りになったとは考えていません。
親友から相談が届くと、別の人へ話してよい内容なのかを先に確認するようになりました。あのとき画面から消した誘いの言葉は、今も覚えています。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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