好きな人とのグループチャット名で、私の名前だけ書き換えられていた話
2026.07.03 10:00
提供:ハウコレ
私のところだけ、あだ名が消えていた
そのグループは、学生のころからの友人四人で続けているものです。名前の並びには、旅行で寝坊した私に付いた呼び方も、ずっとそのまま残っていました。からかい混じりでも、私はその呼び方を仲間の証のように感じていました。それなのに、私の部分だけが書き換えられていました。ほかの三人のあだ名は、何ひとつ変わっていません。
聞けないまま、彼の返事を読み返していた
名前を変えられるのは、グループを作った好きな人だけです。何かで怒らせてしまったのか、輪からそっと外されようとしているのか。考えるほど、思い当たることばかりが浮かびました。それでも本人には聞けません。彼がチャットに送ってくる返事は前より短くなった気がして、私はその一行を何度も読み返していました。
思い切って送った、たった一通のメッセージ
このままでは何も変わらないと思い、私は個別のメッセージで尋ねました。「グループの名前、私のだけ変わってたよね。何かあった?」返ってきたのは、想像のどれとも違う一文でした。「あのあだ名、もう俺だけのものにしたかったんだ」。文字を二度、三度と読み返しても、意味が追いついてきません。あだ名を外したのは、輪から外すためではなかったのです。
そして...
そのあとに続けて、彼から「ちゃんと話したいから、今度ふたりで会えないかな」と届きました。あの呼び方は、四人みんなのものでした。それを自分の中だけに置きたかったのだと、彼はあとから言葉を継いで教えてくれます。仲間外れにされた寒さを覚悟していた私の指先は、まだ少しだけ震えたままです。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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