大学の仲間グループに彼が「彼女と別れた」と投げた深夜。同じグループにいた私が「そうなんだ」と返した瞬間
深夜に光った通知
その夜、私は布団に入ったままスマホを見ていました。週末のデートを彼が直前にキャンセルしたことで、少しやり取りがぎくしゃくしていた日のことです。「仕事が入った」と言われて、「わかった、気にしないで」とだけ返した自分の素っ気なさも、少し引きずっていました。
夜11時を過ぎた頃、大学時代の仲間6人が入っているグループチャットに通知が光りました。普段はほとんど動かないグループです。開いてみると、彼の名前の横に「彼女と別れた」の一文が表示されていました。画面をスクロールしても、ほかに何も書かれていません。ただ、その一行だけでした。
打ち込んだ5文字
目の奥がじわっと熱くなるのと同時に、妙に頭のほうは冴えていました。このグループには、私もいる。彼はそれを忘れている。それとも、忘れていないのか。
「そうなんだ」
それだけ打って送信しました。指が震えているのは自分でもわかりました。送ってから、画面を閉じることもできず、そのまま見つめていました。グループの友人たちの既読がひとつ、ふたつと増えていきます。誰も何も書き込めない沈黙が、広がっていくのが見えるようでした。
1分もたたないうちに
ほんの1分もたたないうちに、彼から続けて投稿が入りました。
「嘘です。喧嘩しただけです。すみません」
そのメッセージを見た瞬間、ため息が出ました。怒りよりも先に、呆れが来たのです。友人のひとりが「びっくりさせないでよ」と送り、別の友人が「生きた心地しなかった」と続けます。私はそのやり取りに既読だけをつけて、画面を閉じました。
そして…
数分して、彼から個別のメッセージが届きました。「本当にごめん。グループに君がいるの、頭から抜けてた」。
私は少しだけ考えて、一行だけ返しました。
「次やったら本当にそうなるよ」
送ってから、枕に顔をうずめました。怒る気力はもう残っていませんでした。ただ、軽い気持ちで書いたあなたのメッセージが、私の中でどれくらいの重さだったか。それを覚えておいてほしい。今夜のことを、どうか忘れないでほしいと思いました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
小学校受験のため…5歳息子に“毎日”勉強させる夫と義両親。しかし⇒「ごめん…ごめんね…」まさかの悲劇を招く!?Grapps -
【誕生月別】5月上旬、すこぶる調子が良い女性ランキング<最下位~第10位>ハウコレ -
「うちの子、何か変じゃない?」と担任に打ち明けた放課後。検査結果が出た日に、私はあの言葉を悔やんだハウコレ -
【誕生月別】この春、素敵な出会いがある女性ランキング<第4位〜第6位>ハウコレ -
男性の星座でわかる!彼女の手料理で「一番嬉しいメニュー」<おひつじ座〜おとめ座>ハウコレ -
片思い中の女性がやりがちな「逆効果な行動」。それ、好きな人を遠ざけてますハウコレ -
「独身?価値が下がるわよ(笑)」中途社員を見下すお局。しかし休み明け「ヒッ…!」お局が真っ青になったワケ!?Grapps -
同窓会で馬鹿にしていた地味女と遭遇!だが直後 【地味女のある変化】に気付き…「え、嘘でしょ」愛カツ -
二世帯住宅を無断契約した義母と夫「従わないなら離婚」⇒「提出しました!」嫁が本当に離婚してみた【結果】Grapps