転職を隠したまま3ヶ月、「疑うならもう別れる?」と言い放った夜に届いた通知の意味
言えなかった3ヶ月
転職活動を始めてから3ヶ月、彼女には何も話せていませんでした。「今日も遅い?」という彼女からのメッセージに「うん」とだけ返す。嘘じゃありません。でも、本当のことも言えませんでした。
面接の結果が出るまで言いたくなかった。失敗したら惨めだから。「転職活動してて」と打ちかけては、何度も消していました。
「疑うならもう別れる?」
水曜日の深夜、彼女から「最近帰り遅いけど、何かあったの?」とメッセージが届きました。正直に言えるタイミングだとわかっていましたが、「別に、仕事が立て込んでるだけ」と返しました。10分後「なんか、探るような聞き方だよね」と返信した瞬間、自分でも驚きました。そして「疑うならもう別れる?」と続けてしまいました。彼女への怒りじゃありませんでした。3ヶ月間言えなかった自分への苛立ちが、最悪の形で出てきてしまいました。
最悪のタイミング
謝ろうと思いながら帰宅すると、彼女が待っていました。話しかけようとしたその瞬間、テーブルの上のスマホに「昨日はありがとう、また誘ってね」という通知が光りました。
送ってきたのは、転職の相談に乗ってくれていた2年前の元同僚です。このメッセージは、俺が志望していた企業についての話をもう少し聞かせてほしいという意味でした。でも彼女の目が画面に向いたとき、文面が全く別の意味に見えることに初めて気づきました。
そして...
「これ、誰?」という彼女の声が聞こえました。
転職の話をしようとしました。でも「疑うならもう別れる?」と送った直後に、よりによってこの通知です。何も言えないまま、スマホを伏せました。浮気じゃありません。でも3ヶ月間黙っていたことは本当でした。「疑うならもう別れる?」という言葉を、俺が一番後悔しているのは、たぶん、あの通知が届いたその瞬間からです。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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