「家事は嫁に任せて安心」と思っていた私→嫁が里帰り出産で不在の1ヶ月間、自分が何もできないことを知った
「嫁が来てくれて助かった」と本気で思っていた
お嫁さんが来てから、家の中がみるみる整っていきました。料理も掃除も洗濯も、気づけば全部やってくれている。私は「若い人はテキパキしているわね」と感心しながら、自然とお任せするようになっていたのです。
近所の友人には「うちに嫁が来てくれて、本当に楽になったわ」と話していました。その言葉に悪気はなかった。むしろ自慢のお嫁さんだと、心から思っていたのです。
ただ、今思えばそれは感謝ではなく、甘えだったのかもしれません。
里帰りの翌週、家の中が音を立てて崩れ始めた
お嫁さんが実家へ帰った最初の数日は、「なんとかなるだろう」と思っていました。
ところが、何がどこにあるのかまるでわからない。洗剤はどれを使うのか、ゴミはいつ何を出すのか、冷蔵庫の中に何があるのかさえ、把握できていなかったのです。
シンクに洗い物がたまり、洗濯物が山になっていくのを見ながら、手が止まりました。「やり方がわからない」という言葉が自分でも情けなかった。
息子に「お母さん、大丈夫?」と聞かれたとき、「私はずっとやってなかったから」と答えるしかなかった。
その言葉を口にした瞬間、自分でも気づいてしまいました。ずっとやってなかったのは、誰かがずっとやってくれていたから、なのだと。
近所への自慢が、恥ずかしくなった
家が回らなくなって初めて、お嫁さんが毎日どれだけのことをしていたかがわかりました。
料理だけじゃない。買い出しの段取り、食材の管理、義父の晩酌のおつまみまで。それを当たり前のこととして受け取り続けていた自分が、みっともなくて、申し訳なくて。
「嫁が来てくれて楽になったわ」と話していた近所の友人の顔が浮かびました。あれは自慢じゃなかった。お嫁さんの労働の上に胡坐をかいていただけだった。そう気づいたとき、顔が熱くなりました。
そして...
お嫁さんが赤ちゃんを連れて戻ってきた日、私は何と言えばいいかわからなかった。隣に立っていた義父が先に頭を下げました。「あんたがいないと、何もできなかった。いつもありがとう」と。
その言葉を聞いて、私もようやく口を開けました。「全部任せきりにしてきて、ごめんなさい。もうそんなことはしない」と。
うまく言えたかどうかはわかりません。でも、言わなければいけないと思いました。「家事は嫁の仕事」だと信じ切っていた。自分が何もできないことを、認めたくなかった。その両方が、あの1ヶ月で崩れたのです。
赤ちゃんの顔を見ながら、この子が育っていく家を、もう少しまともな場所にしなければと思いました。遅すぎたかもしれないけれど、気づけたことを、せめてこれからの行動で示していきたい。そう思っています。
(60代女性・主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
【星座別】SNS無双!「マチアプが上手くいきやすい女性」ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
「大したことないね」つわりで毎日吐く私を笑った夫。その日⇒完全に“心を閉ざした”その【結果】愛カツ -
【星座別】SNS無双!「マチアプが上手くいきやすい女性」ランキング<第4位~第6位>ハウコレ -
思わずドキッとさせる。モテる女性のボディタッチとは?ハウコレ -
「いつもなら出迎えてくれるのに…」妙に静かな玄関?⇒不審に思った娘だが…【居間】で目にした光景に凍りつく!?Grapps -
「一緒に“0円”にしよ~」ご祝儀をケチる友人が、共犯者探し!?しかし⇒「それで0円!?」非常識な理由にブチギレた話。愛カツ -
「1回の浮気くらい許すよな?」浮気相手にフラれ、妻の元に戻った夫だが…⇒【離婚以上の苦しみ】が待っていた話Grapps -
なんでもオープンなのに…“家だけ”は頑なに隠す彼?しかし⇒「…不自然だな」両親を召喚すると、彼「実は…」愛カツ -
ワインで人の服を汚したのに…“謝らない”女!?しかし直後⇒「恥を知りなさい!」思わぬ人物の反撃で真っ青に!愛カツ