「正直に言うけど、応援できない」と言った彼氏→数年後、彼が私の店の前に現れて...
夢を語った夜、返ってきた言葉
以前から、自分のレストランを持つことが夢でした。料理が好きで、食を通じて人を笑顔にしたいという気持ちは、子どもの頃からずっと変わらずにあったものです。
付き合っていた彼にそのことを相談しました。恐る恐る話すと、彼の表情は険しくなっていきました。
「正直に言うけど、応援できない」
そして「成功するはずがない」という言葉まで付け加えてきました。その日を境に関係は終わりを迎えました。傷つかなかったといえば嘘になります。ただ、不思議と迷いは生まれませんでした。
ひとりで、一歩ずつ
別れた翌日から、私はただ前を向くことにしました。飲食の経験を積むため、小さな店で働きながらお金を貯め、知識を身につける日々が続きました。
うまくいかないことは何度もありました。仕込みで失敗することも、お客様に厳しい言葉をいただくこともあった。それでも、厨房に立つたびに「やっぱり好きだな」という感覚が戻ってきました。
誰かに背中を押してもらわなくても、好きなことへの気持ちだけを頼りに進んでいた時期でした。
気づけば、いくつもの店を
最初の一店舗目をオープンしてから、数年が経ちました。お客様に恵まれ、スタッフにも恵まれ、気がつけば複数の店舗を抱えるまでに成長していました。
華やかな話のように聞こえるかもしれませんが、実際は地道な積み重ねの連続でした。仕入れの交渉、スタッフのシフト管理、クレームへの対応。それでも、この仕事を選んでよかったと感じる瞬間がたくさんありました。
あの夜の「成功するはずがない」という言葉は、いつしかただの記憶になっていました。
そして…
ある日、見覚えのある顔が店の前に立っていました。元彼でした。
話を聞くと、勤めていた会社が倒産し、今は仕事も収入も失ったとのことでした。「また会いたかった」という言葉も添えられていましたが、私の心は冷えたままでした。
かつては、この人の言葉に傷ついた。でも今は、その痛みさえも自分を動かす力になっていたと気づいています。
「お互い、それぞれの道を歩んでいきましょう」と伝えました。怒りではなく、ただ落ち着いた気持ちでした。
(30代女性・飲食店)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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