「あなたにしか言えないんだけど...」→私の毎晩のLINEを終わらせたのは、彼の彼女からのたった1通だった
同棲を聞いた日
彼とは大学の同じゼミでした。グループで飲みに行く仲で、卒業後もたまに連絡を取る程度の関係です。正直に言えば、学生の頃から少し気になっていました。でも当時は別のグループの子と付き合っていたし、タイミングが合わないまま卒業して、それきりだと思っていました。
共通の友人から「彼女と同棲始めたらしいよ」と聞いたのは3ヶ月前のことです。おめでとう、と思うべきでした。なのに浮かんだのは「もう関わることもなくなるんだ」という焦りに近い感情でした。
「相談」という言い訳
最初は本当にちょっとした愚痴でした。転職直後で慣れない環境にいた頃、「聞いてほしいことがあるの...」とLINEを送ったら、彼は丁寧に返してくれました。その優しさが心地よくて、つい翌日も送ってしまった。
でも、新しい職場にはすぐに馴染めました。上司も同僚もいい人ばかりで、仕事の悩みなんてとっくになくなっていた。それでもLINEをやめられませんでした。「あなたにしか言えないんだけど...」「今日もつらかった...聞いて...」。毎晩22時過ぎ、存在しない悩みを作っては送り続けていました。
SNSには転職先での充実した日常を載せていました。彼は私のSNSを見ていないだろうと、どこかで高をくくっていたのだと思います。
メッセージが届いた夜
いつものように22時過ぎに彼へLINEを送ろうとした時、知らないアカウントから通知が来ました。「はじめまして。〇〇の彼女です。転職おめでとう! SNSで見たよ。新しい職場すごく楽しそうだね。仕事の悩みも、もう解決したみたいでよかった」。
彼女さんには返信できませんでした。何を書いても言い訳にしかならないからです。
そして...
その夜、22時を過ぎても彼にLINEを送ることはできませんでした。翌日も、その翌日も。「相談」を続ける口実が消えたのではなく、自分が何をしていたのかを突きつけられて、指が動かなくなったのです。
数日後、彼から「最近どう?」とLINEが来ました。既読だけつけて、返信はしませんでした。何事もなかったように返信すれば続けられたかもしれない。でも、あの1通を読んだ後では、もう無理でした。
あのLINEが送られてから、自分がどれだけみっともないか、嫌というほどわかりました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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