結婚式で友人から「地味婚」と揶揄されてモヤモヤ...一年後友人から一つの知らせが届いた
「地味婚ね」と言われた日
式の後、友人グループのひとりからこう言われました。「アットホームな式だったね。地味婚って感じ? 私はちゃんとした式場で挙げるつもりだから」。笑顔で言われ、どう返していいかわかりませんでした。言い返す間もなく話題は変わり、私はただ曖昧にほほ笑むしかなかったのです。
その夜、SNSを開くと、その友人が投稿しているのが目に入りました。「友達の結婚式行ってきた。アットホーム(笑)」。「(笑)」のひと文字が、じわじわと胸に沁みました。私たちが大切にした空間を、誰かに面白おかしく消費されたような気持ちになり、しばらくスマホを閉じることができませんでした。
それでも、あの式は温かかった
悔しさが残る日々の中で、何度もあの日のことを思い返しました。小さな会場に集まってくれた人たちの顔。母が涙をぬぐっていた横顔。友人が手作りしてくれたメッセージカード。一人ひとりとゆっくり言葉を交わせたのは、少人数だったからこそでした。「地味」と言われた式には、派手さの代わりに、確かな温度がありました。比べる必要なんてなかったのだと、頭ではわかっていても、あの一言はときどき思い出したように胸の奥を突きます。それでも、「私たちはこれでよかった」と、そう思い直す夜を何度も重ねていきました。
一年後、届いた知らせ
それからおよそ一年が経った頃、SNSにその友人のストーリーが流れてきました。婚約が解消になったこと、式場のキャンセル料が重くのしかかっていること。あれほど「ちゃんとした式場」にこだわっていた彼女の計画が、すべて白紙に戻ったのだと知りました。正直に言えば、複雑な気持ちでした。「ほら見たことか」とは、どうしても思えなかったのです。あの言葉で傷ついたのは事実ですが、誰かの人生が崩れることを喜べるほど、私は器用ではありませんでした。ただ黙って画面を閉じて、深く息をつくことしかできなかったのです。
そして...
ある日、ふと結婚式のアルバムを開きました。小さな会場に、柔らかい光が差し込んでいる写真。笑い合う家族の顔。大きなブーケの代わりに、庭で摘んだ花を夫が持っている一枚。どれも飾らない、ありのままの瞬間ばかりでした。「地味」と呼ばれたこの式を、私は今でも誇りに思っています。ふと、あの友人からメッセージが届いていたことに気づきました。けれど開いてみたものの、何と返せばいいのかわからず、そのまま閉じました。あの日選んだことは間違っていなかった。アルバムをそっと閉じながら、心の中でそっとそう思えたことが、何よりの答えでした。
(20代女性・販売職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
結婚式で新婦の友人を「地味婚」とバカにした私→自分の結婚式が中止になって気づいたことハウコレ -
「楽しんで♡」夫の浮気相手に”おもてなし”する妻。だが直後「ぎゃー!!」浮気相手が絶叫したワケ愛カツ -
【誕生月別】ハイスペ男子をゲット!誰もがうらやむ彼と付き合える女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
クズ男確定?遊び人の男がやりがちなボディタッチ3選ハウコレ -
【星座別】新しい趣味にハマりやすい女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ -
「あんたが嫌い」姉が夫を略奪し“新しい妻”宣言!?しかし【ピンポーン】⇒思わぬ来客に一瞬で青ざめたワケGrapps -
看護師「お義母様が立ち会いたいと…」出産直前まで過干渉!?しかし⇒【ギャーギャー】騒ぐ義母が“乗り込めなかった”ワケ。愛カツ -
【誕生月別】ハイスペ男子をゲット!誰もがうらやむ彼と付き合える女性ランキング<最下位~第10位>ハウコレ -
明日キスするかも?最高のキスをするために準備をするべきことハウコレ