「体調悪いから外出れない」デートの直前で体調不良キャンセルする彼氏→共通の知り合いの飲み会に参加していたことが発覚し...
楽しみにしていたデート当日の朝
その日は、2か月前から予約していたレストランでの記念日デートでした。私は朝から髪を巻き、新調した小ぶりなバッグに大切なものを詰めたのです。待ち合わせの2時間前、スマホが震えました。
「ごめん、昨日から熱っぽくて。今日は外出れないかも」
画面に表示された彼からのLINEを見て、彼女は手を止めました。心配する気持ちが先に立ち、すぐに「大丈夫?無理しないでね」と返信したのです。予約していたレストランにキャンセルの電話を入れながら、私は少しだけ寂しさを感じていました。
でも、体調が悪いなら仕方がない。そう自分に言い聞かせ、彼のために栄養ドリンクでも届けようかと考えていたのです。
届いた一枚の写真
その夜、私と彼の共通の友人からメッセージが届きました。何気なく開いた画面に、見覚えのある顔が写っていたのです。
「今日の飲み会、彼氏さんも来てたよ!久しぶりに会えて楽しかった〜」
送られてきた写真には、グラスを持って笑う彼の姿がありました。デートをキャンセルされ、一人で過ごしていたその時間帯には、なんと別の飲み会に行っていたのです。
「体調が悪い」という言葉を信じ、心配していた自分が急に馬鹿らしく思えてきました。
混乱する頭の中で、私はもう一度、朝のLINEを読み返して、すべてをぶつけようと思ったのです。
言い訳と、静かな決意
彼に連絡すると、こんな返信が届きました。
「あれは急に誘われて断れなかっただけ。お前との予定より先に決まってたわけじゃないし」
悪びれる様子のない言葉に、私は静かに画面を見つめるしかありませんでした。
2か月前から楽しみにしていた記念日より、急な飲み会を優先する。それが彼の本音なのだと、ようやく理解できたのです。
私は長文を打つこともなく、「わかった。もう連絡しないね」とだけ送り、そのままブロックボタンを押したのです。長い間張り詰めていた糸がふっと切れたような感覚がありました。
そして...
数か月後、私は友人に誘われて参加した趣味のサークルで、新しい出会いに恵まれました。その人は約束の時間より少し早く来て、いつも穏やかに話を聞いてくれる人だったのです。
あの日の出来事を思い出すことは、もうほとんどありません。ただ時々、「あのとき気づけてよかった」と思うことがあります。誰かの嘘に気づくのはつらいけれど、それは同時に、自分を大切にする第一歩でもあったのかもしれません。私の日常には、以前よりも穏やかな笑顔が増えたと思います。
(20代女性・学生)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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