友人の「一口ちょうだい」が毎回でモヤモヤ…私もやってみたら変化があった話
いつからか当たり前になっていた「一口ちょうだい」
私には、学生時代からの付き合いの友人がいます。気が合って、何でも話せる大切な存在。ただ、一緒に食事をするたびに気になることがありました。それは、友人が必ず「一口ちょうだい」と私の料理に手を伸ばすこと。
最初のうちは、仲が良い証拠だと思っていました。「おいしそうだね」と笑顔で言われると、断る理由も見つからなくて。けれど、いつの間にかそれは毎回のことになり、私が何を頼んでも「それ気になる」「ちょっとだけ」と言われるように。
小さなことなのに、だんだんと食事の時間が重たく感じるようになっていったのです。
言葉にできないもやもやを抱えて
友人に悪気がないことは、わかっていました。きっと本人は、親しさの表れだと思っているのでしょう。だからこそ、「やめてほしい」と伝えることができませんでした。こんなことで関係を壊したくない、器の小さい人間だと思われたくない。そんな気持ちが邪魔をして、いつも曖昧に笑ってやり過ごしていたのです。
帰り道にふと、「今日も私ばっかり分けてたな」と思い返す夜が増えて。友人との食事が、純粋に楽しみではなくなっている自分に気づいたとき、このままではいけないと感じ始めました。
試しに私も「一口ちょうだい」と言ってみた
ある日、いつものように友人とランチをしていたとき、私は思い切って友人が注文したものを「それおいしそうだね、一口もらってもいい?」と聞いてみたのです。
友人は一瞬、驚いたような顔をしました。「え、うん...どうぞ」と言いながらも、どこか戸惑った様子。その後、私が続けて「このデザートも気になるな」と言うと、友人の表情がわずかに曇ったのがわかりました。
友人は何も言いませんでしたが、その日を境に「一口ちょうだい」と言われる回数が目に見えて減ったのです。
そして...
言葉で直接伝えることが難しいとき、行動で示すという方法もあるのだと、このとき学びました。相手を責めるわけでもなく、ただ同じことをしてみる。それだけで、自然と気づいてもらえることもあるのかもしれません。
小さなもやもやを抱え続けるよりも、ほんの少しの勇気で関係が良い方向に変わることもある。あのとき行動してよかったと、今では心からそう感じています。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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