「あれ、お金減ってる…?」口座を確認したら、10万円消えていた!?→彼氏の信じがたい言葉に、私が出した答え
違和感を覚えた、ある日の出来事
その日、私は何気なくスマホで銀行口座の残高を確認していました。月末の支払いに備えて、いくら残っているか把握しておこうと思ったのです。
ところが、画面に表示された数字を見て、思わず目を疑いました。記憶していた金額より、明らかに10万円ほど少なかったからです。「何かの間違いでは」と思い、取引履歴を確認してみると、覚えのない出金の記録が残っていました。
私のキャッシュカードは普段、自宅の引き出しにしまってあります。一人暮らしの部屋に出入りできるのは、合鍵を持っている彼氏だけ。嫌な予感が胸をよぎりつつも、「まさか」と信じたい気持ちもあり、その日は眠れない夜を過ごしました。
彼氏に問いただすと、返ってきた言葉は…
翌日、意を決して彼氏に連絡を取り、口座のことを尋ねてみました。すると彼は、悪びれる様子もなく「ああ、それ俺が使った」とあっさり認めたのです。
あまりにも軽い口調に、私は言葉を失いました。「急に必要になって、後で返そうと思ってたんだよ」と彼は続けましたが、事前に何の相談もなかったことへの謝罪はありません。
「どうして私に言ってくれなかったの?」と聞くと、「言ったら絶対ダメって言うと思ったから」という返事。信じていた人からそんな言葉が出てくるとは思いもせず、胸の奥が冷たくなっていくのを感じました。
決定的だった、彼の「ありえない一言」
私が黙り込んでいると、彼は少し不機嫌そうな顔になり、こう言い放ちました。「俺たち付き合ってるんだから、お金のことくらい気にしなくてよくない?」
その瞬間、何かが音を立てて崩れたような気がしました。私が怒っているのは、10万円という金額だけの問題ではありません。黙って人のお金を使い、それを当然のように正当化する、その姿勢に、失望したんです。
「付き合っているからこそ、信頼を大切にしてほしかった」。そう思いましたが、彼にはその感覚が伝わらないのだと悟りました。
そして...
数日考えた末、私は彼に別れを告げました。彼は驚いた様子で引き止めようとしましたが、私の気持ちは変わりませんでした。
お金は後日、彼から返してもらうことができました。けれど、一度失われた信頼は、簡単には取り戻せないもの。あの出来事は辛い経験でしたが、「自分を大切にする」ということの意味を、改めて考えるきっかけにもなりました。
今は少しずつ、穏やかな日常を取り戻しつつあります。信頼できる人と、対等な関係を築いていきたい。そんな当たり前の願いを胸に、私は静かに前を向いて歩き始めています。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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