アラフォーの恋愛。妥協すべき点・してはいけない点のボーダーラインはここ！

アラフォーの恋愛で「妥協すべき」ポイント3つ

年収や肩書

「年収○○万円以上」「大手企業勤務」といった条件に固執していると、出会いのチャンスを大幅に減らしてしまいます。

確かに安定は大切です。しかし今の時代、働き方も価値観も多様化しています。年収が高くても激務で一緒にいる時間がない人より、そこそこの収入でも家事を分担して支え合える人の方が、長い目で見れば幸せかもしれません。

また、筆者の感覚ですが、同年代のアラフォー高収入の独身男性は、プライドやこだわりが強い人も多いように感じます。偏見かもしれませんが、条件は完璧なのに今まで独身ということは、「性格面で何かあるのでは」というのはあながち間違いではありません。

職種や肩書きより、人柄や価値観の合う人を選ぶ方が、結果的に満足度の高い関係になる傾向があります。

過度な容姿へのこだわり

20代の頃は、「身長○㎝以上」「センスが良い」と見た目の条件が重要だったかもしれません。しかし、ある程度恋愛経験を積んだアラフォーになると、結局内面が恋愛を左右することに気づくはず。

お互いを尊重できるか、一緒にいて笑えるか、困ったときに支え合えるか……。長い目で見ると、こうした要素がないといくら見た目が好みでも長く続けていくことは困難です。

それに、見た目や服のセンスはこちら次第で改造可能。「こんなのも似合うと思うよ」「今は男性も脱毛する人は多いらしいよ」なんてうまく誘導すればいいんです。

元々外見が完璧な人を狙うより、そうした提案を取り入れられる「柔軟さがある人」の方が、よっぽど価値があると感じます。

趣味の一致

「一緒に旅行を楽しみたい」「同じ趣味を共有したい」そんな関係も素敵ですが、趣味が合うから良い関係を築けるかというと、そうとは限りません。

むしろ、適度に「自分の世界」がある方が、長続きすることも多いですし、恋人に影響されて新しい趣味が開拓されたという声もよく聞きます。

相手の趣味を尊重し、自分の時間も大切にする……そんなバランスの取れた関係の方が、アラフォーの大人の恋愛ではストレスなく過ごせるはず。最初から趣味の一致を求めていると、重要な出会いを見逃す可能性もあるということです。

アラフォーの恋愛で「妥協してはいけない」ポイント3つ

人として尊重されるか

どんなに条件が良くても、あなたを人として尊重しない相手とは幸せになれません。

意見を聞いてくれない、否定ばかりする、大切なものを軽んじる……こうした態度は、関係が長くなるほど心を蝕んでいきます。

付き合う人と価値観や考え方が違うのは当たり前。特にアラフォーとなると、自分の軸が出来上がっているので、お互いに相手を尊重できる人なのか、違った考えを否定しない器量があるのかは重要な判断基準になるのです。

「お互いを尊重し、人として対等な関係を築けるかどうか」ここを妥協すると、後で必ず後悔します。

核となる価値観

結婚観、子どもについて、仕事と家庭のバランス。

こうした「人生の核となる価値観」は、なかなかすり合わせが難しい部分です。

・子どもが欲しいと思っているけど、相手はいらないと思っている
・結婚しても仕事を続けたいのに、転勤についてきてほしいと言われている

などという部分は、どちらかが大きく妥協することになります。お付き合い当初は、「好きだから相手に合わせられる」と思っていても、後々「私は我慢したのに……」という気持ちが湧き上がってくると、大きな後悔が生まれます。

自分にとって譲れない大切な価値観については、早い段階で確認し、合わない部分があるなら無理に続けないことも大切です。

自分らしさ

付き合った相手に対して、ついつい自分の意見や気持ちを押し殺していませんか？

相手のことが好きだから本当の気持ちを言えない、やりたいことを諦める、自分の時間を犠牲にし続ける……。こうした状態は、恋愛ではなく依存です。

20代の頃は、そんな恋愛も1つの勉強かもしれません。しかしアラフォーの今、そんな自己犠牲的な恋愛で時間を無駄にしている暇などありません。

お互いが自分らしくいられること。それが健全な恋愛の基本です。「この人といると自分が出せない」と感じるなら、それは妥協してはいけないサインです。

アラフォーからの恋愛は、「賢い妥協」がキーポイント

アラフォーの恋愛は、理想と現実のバランスを冷静に見極めることがポイント。

年収や容姿などの条件面は柔軟に考えつつ、人として大切な部分を妥協すると大きな後悔に繋がります。

大切なのは、ただなんとなく出会いを重ねるのではなく、「今の自分の価値観や譲れない部分」を明確にし、自己分析することです。

それができれば、20代のときとは違う、「アラフォーならではの大人の恋愛」が始まるはずです。あなたは今、何を妥協して、何を守りますか？