世代でこんなに違う!? 恋愛観を“昭和”から“Z世代”まで一気に比較してみた!

2025.05.29 18:13
提供:恋学

親の恋愛話にピンとこない。逆に若い子の恋愛事情を聞いても「え、そんな出会い方アリ!?」と感じる……。そんな経験、ありませんか?実は、私たちが持っている「恋愛観」は、育った時代や文化の影響を強く受けています。今回は、団塊世代からZ世代まで、それぞれの恋愛のスタイルや価値観を覗いてみましょう。

【団塊世代】恋愛は結婚への一本道!

【団塊世代】恋愛は結婚への一本道!
恋学[Koi-Gaku]

昭和真っ只中、戦後に生まれた団塊世代(1947〜49年頃)は、恋愛=結婚! っていう超ストレートな考えが主流。

出会いは職場や親戚からの紹介。お見合いもバンバンあった時代です。人口が非常に多い世代だったため、男女のマッチング率が高かったという背景もあります。

この世代は、「好きだから付き合う」よりも、「この人となら安心して家庭が築けるか」を重視する人が多いのが特徴です。恋愛というより“将来設計”という感じでしょうか。情熱的なロマンスより、堅実さと責任感を重視する傾向があります。

まだまだジェンダーギャップが大きく、男尊女卑の傾向が強かった時代。若い女性からすると忌避感を覚える世代かもしれませんが、一方で団塊世代の男性には「男としての自負」があるため、頼もしい人が多いのも事実です。


【バブル世代】恋愛は華やかなイベント!?

1980年代、景気バブルで日本がノリノリだった時代。この頃の恋愛は、まさに“バブルっぽい”キラキラ仕様。

高級レストラン、夜景ドライブ、ブランド物のプレゼント……恋愛って「お金かかるけど楽しい!」みたいな雰囲気でした。1980年代に流行したトレンディドラマやトレンディ俳優が、まさにこの時代を反映しているシンボルです。

恋愛は“自由で楽しい大人の遊び”。告白もガンガン行くし、「モテる=正義」という空気感。

そういえば「不倫は文化」という名言(迷言?)を残したトレンディ俳優もいましたね。

当時の恋愛観や空気感を今の若者が見たら「それ、本当にリアル?」と思うかもしれませんが、これが本当に当時のリアルでした。

バブル世代には、いまだに派手な服装や高級車、ブランド物を愛好する人がかなり多い様子。これも、これまで歩んできた時代背景に強く影響を受けているからだと考えられます。


【氷河期世代】恋愛は慎重に、現実もちゃんと見よう

1990年代〜2000年代初頭、就職氷河期を迎えたこの世代は、恋愛にもどこか慎重な傾向があります。

「付き合っても将来が見えない」「お金も時間も余裕ない」そんな理由で、恋愛が後回しになることも。

この頃から、携帯メールでのやりとりやネット恋愛がチラホラ登場。リアルな出会いよりも、デジタルでつながる恋愛の始まりです。

日本の景気に暗雲が立ち込め始めたのもちょうどこの頃。不景気に伴い、皆がお金の使い方やライフスタイル、人間関係に慎重になり始めました。

ネットやSNSでも、しばしば「もっとも割を食っている世代」といわれ、同情する声や共感する声をたくさん見かけます。

この世代には、「恋愛は疲れる」「結婚ってコスパ悪くない?」という人も多いですが、ちょっと冷静すぎているのもまたこの世代の魅力かもしれません。


【ミレニアル世代】恋愛は“自分らしさ”を大切に

【ミレニアル世代】恋愛は“自分らしさ”を大切に
恋学[Koi-Gaku]

1980年代後半〜1990年代生まれのミレニアル世代は、まさにSNSネイティブ。

LINE、インスタ、Twitterと、連絡手段も豊富。だけどそのぶん、「既読スルーされた……」「いいねが少ない……」なんて恋愛の悩みもデジタル化。

この世代の恋愛の特徴は、「自分らしくいたい」「依存しない関係が理想」というスタンスです。

恋愛は結婚の手段ではなく、人生のスパイス。LGBTQ+の理解も広がり、多様な恋愛スタイルが自然に受け入れられている世代です。


【Z世代】恋愛=選択肢のひとつ。なくてもOK?

1997年以降に生まれたZ世代は、超・デジタルネイティブ。

マッチングアプリでの出会いは普通だし、遠距離恋愛もオンラインでなんとかなる──という世代です。

しかし、「恋愛しなきゃ」というプレッシャーは薄め。「推し活が恋愛より大事!」「無理して彼氏・彼女作らなくていいよね」という人も多くいます。恋愛はあくまで“あったらいいな”レベルの存在。

一方、「ちゃんと向き合える関係が欲しい」「一緒に成長できる相手が理想」など、恋愛や人間関係に深いところを求める人も多いのがZ世代の面白いところです。


世代は違えど恋の本質はみな同じ

世代は違えど恋の本質はみな同じ
恋学[Koi-Gaku]

こうして見てみると、恋愛観は時代ごとにまったく異なるのがわかります。しかし、どの世代にも共通するのは、「誰かを大切に思いたい」「自分を理解してくれる人と出会いたい」という気持ち。

時代が変わっても、恋のドキドキやワクワクは変わらないのかもしれません。

ちょっと古い恋愛観にツッコミを入れつつ、自分たちの恋愛を振り返ってみるのも楽しいかも?


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