

モラハラをする人の心理状態とは?対抗できる隙を与えない3つの方法
ここ数年で、モラハラが社会問題になっているというニュースを度々目にすることが多くなりました。職場でも家庭内でも、モラハラは加害者と被害者がいれば、どこでも発生する可能性があります。しかし、モラハラに気づいていながらも、当事者になるとなかなか抜け出せないという特性もあり、モラハラにハマらないためには早めに対処することが大切なのです。この記事では、モラハラをする人の心理状態や対抗できる隙を与えない方法を紹介していきます。
モラハラをする人の心理状態
悲しいことですが、モラハラをする人は共通した心理状態を持っている場合が多いと言われています。ひとつずつ、以下に見ていきましょう。
1.相手よりも優位に立っていたい
1つ目は、相手よりも優位に立っていたい心理状態が挙げられます。モラハラをする人は、相手が自分の意思で行動し、成功することを極端に嫌う傾向があります。常に自分の方が相手よりも優位な立場でいることで自分に従わせ、相手の言動を支配しようとするのです。
そのため、家庭内ならば相手に仕事を辞めさせる方向へ促して、経済的に優位な状態を作り出したり、職場などではまわりの人に相手の悪口を言って信頼関係を壊し、居場所をなくして自分しか頼れる人がいない状態にして、支配しようとしたりするケースもあります。
2.相手を自分の思うようにコントロールしたい

2つ目は、相手を自分の思うようにコントロールしたいという心理状態が挙げられます。例えば、一番特徴的なのは束縛や嫉妬などでしょう。
特に、恋人同士などの場合は、相手の行動を常に監視して、徐々に自由を奪う傾向があります。自分よりも、他の人と仲良くする機会を少なくさせて、社会から孤立させることもあるのです。
3.相手が自分よりも幸せそうだと気に入らない
そして3つ目は、相手が自分よりも幸せそうだと気に入らないという心理状態を持ちます。モラハラをする人は、幼少期に同じようにモラハラを受けて育ったり、育児放棄などで親の愛情を十分に受けないで育ったりしたケースが多いとされています。
このような場合、相手が自分よりも幸せそうな状態でいることに我慢ができなくなり、それを壊したいという衝動に駆られるのです。
モラハラをされる側にも特徴がある?
モラハラは、モラハラをする人(加害者)だけでは成り立ちません。もちろん、モラハラをされる側(被害者)もいるわけですが、被害者になる可能性の高い人は、一定の特徴があるとされています。
例えば、「見捨てられ不安」や「愛着障害」がある人は、モラハラをされる側になってしまう可能性が高まります。「見捨てられ不安」や「愛着障害」とは、本来幼少期に形成される「自分と他者を信頼できる」心理状態を指し、親とのコミュニケーションの中で培われていきます。
しかし、育つ過程において何らかの原因により、そのような心理状態が正しく形成されずに大人になると、相手から認められたり必要とされたり支配されるたりすることで、自分自身の存在価値を見い出し安心するようになります。つまり、無意識にモラハラをされる側になってしまう場合があるのです。
モラハラに対抗できる隙を与えない3つの方法
最後に、モラハラに対抗できる隙を与えない方法をお伝えします。モラハラは黙っていると、どんどんエスカレートしがちです。行き詰まる前に、しっかりと対処しましょう。
1.第三者に相談する

まず、モラハラは第三者に相談することが大切です。モラハラをする人は、他の人に自分のモラハラ行動を知られるのを嫌います。他の人の正しい意見が入ってくると、相手を自分の思いのままにコントロールできなくなってしまうからです。
そのため、第三者にも相手の言動を知ってもらい、被害者自身は間違っていないと認めてもらうことで、隙を与えずに対抗できるようになるでしょう。
2.自分の交友関係をなくさない
2つ目は、自分の交友関係をなくさないという点です。モラハラをする人は、相手を社会的な関係から徐々に孤立させて、モラハラをしやすい環境を整える特徴があるので、社会との関わりはなくさないようにしましょう。
そうすることで、万が一の時に助けを求めやすくなりますし、正しい判断力を失わずにすみます。
3.相手の言動に反応せず、可能ならば距離を置く
そして3つ目は、相手の言動に反応せず、可能ならば距離を置くことをしてください。モラハラは、一方的に相手を否定して傷つけ続けることで、相手の思考力を低下させ疲弊させていきます。
そうなると、被害者自身も何が原因かどうしたら良いのかを判断するのが難しくなってしまうため、そうなる前に離れましょう。まわりの人にも協力してもらい、早い段階で距離を置くことをおすすめします。
モラハラを断ち切る勇気を持とう
モラハラは、社会や友人などの交流から孤立した状態で行われるケースが多いため、早期に発見するのが難しいハラスメントでもあります。
しかし、発見が遅れれば遅れるほど、被害者の精神的な疲弊は大きくなり、回復するのにも長い時間が必要になってしまうため、「モラハラ加害者に隙を与えない」「早期に対処する」ことが重要です。
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