100均の筆ペンはどれがおすすめ？ダイソー・セリア・キャンドゥを徹底比較

100均で買える筆ペンの種類は？商品別のおすすめNo.1も紹介

祝儀袋や熨斗紙、年賀状のあて名書きなどで使うことが多い「筆ペン」。ダイソー、セリア、キャンドゥなどの100均では、コスパ抜群のさまざまな筆ペンが購入できます。

本記事では、100均一の筆ペン11種類を比較レポ。それぞれの特徴や、書き心地の違いをご紹介します♪

ダイソー・セリア・キャンドゥの筆ペンラインアップ

ダイソーの筆ペンラインアップ

今回比較した100均の店舗では、ダイソーが一番筆ペンの種類が豊富でした。速乾タイプや上下使えるツインタイプ、キャラクターデザインの商品もラインアップ。またダイソーは、ほかの100均と違いオリジナル商品が買えるのも特徴です。

セリアの筆ペンラインアップ

ダイソーよりは種類は少ないですが、セリアも細字・中字・太字・うす墨タイプなど、ひと通りの筆ペンがそろっています。セリアにオリジナルの商品はありませんが、ゼブラやプラチナ万年筆といったメーカー品の取り扱いもありますよ。ちなみにセリアは、ダイソーよりカラー系の筆ペンが豊富でした。

キャンドゥの筆ペンラインアップ

比較した店舗では、キャンドゥは一番筆ペンの種類が少なめでした。また2店舗まわったところ、1つの店舗では筆ペンの取り扱いはなし。ただしカラー系の筆ペンは豊富にそろっていました。

筆ペンラインアップの比較表

【太字筆ペン】100均の筆ペンを比較

ダイソー「速乾 筆ペン 太字」

価格：110円（税込）

せっかく文字が上手に書けたのに、手で擦って滲んでしまった経験はありませんか？本品は速乾性のインクを使用しているので、サッと乾いて汚れにくいのが魅力ですよ。ペンは適度な弾力があり、ハネ、トメ、ハライなどの運筆もなめらかです。

商品詳細はこちら｜ダイソー公式オンラインショップ

セリア「カーボンインク 筆ペン 量書き」

価格：110円（税込）

セリア「カーボンインク 筆ペン 量書き」は、片方は太筆、反対側は小筆の筆ペン。1本で2つの使い方ができるのでコスパ抜群です。耐水性のあるカーボンインクを使用しているので、退色しにくくはっきりとした文字が書けるのも魅力ですよ。

キャンドゥ

キャンドゥは、今回訪れた店舗に太字タイプの筆ペンはありませんでした。

おすすめはこれ！ダイソー「速乾 筆ペン 太字」

どちらの商品も書きやすかったのですが、個人的おすすめNo.1はダイソー「速乾 筆ペン 太字」。セリアの商品と比べてペン先がやわらかく、トメやハラいがよりしやすい印象でした。汚れにくい速乾性というところも高ポイント！

【中字筆ペン】100均の筆ペンを比較

ダイソー「毛筆 筆ペン 中字」

価格：110円（税込）

本物の筆のような使い心地の、毛筆タイプの筆ペン。やや扱いがむずかしく、初心者さんより書道が得意な方、字に自信がある方におすすめです。商品名に「中字」とありますが、筆圧を強くするとかなり太めに文字が書けます。すぐに擦ると滲んでしまうので、しっかりと乾かすのがポイントですよ。

セリア「ゼブラ サインペン 筆サイン 中字」

価格：110円（税込）

セリアで買える、大手文具メーカーゼブラ社の筆ペン。「筆ペンの苦手な方へ」と書いてあるとおり、普段滅多に筆ペンを使わない筆者でもかなり書きやすいように感じました。ゼブラ社独自の新チップが採用されており、ほどよくペン先は弾力があります。

キャンドゥ・セリア「慶弔筆ペン（一本二役・両書き）」

価格：110円（税込）

「慶弔筆ペン（一本二役・両書き）」は、キャンドゥとセリアで販売されていたアイテム。片側は香典袋にかけるうす墨、反対側はいろいろ使える墨タイプなのが特徴です。サインペンタイプなので、初心者さんでも使いやすいですよ。ただ墨の色が若干薄めに感じました。

おすすめはこれ！セリア「ゼブラ サインペン 筆サイン 中字」

中字タイプで一番おすすめなのは、セリアの「ゼブラ サインペン 筆サイン 中字」。字が苦手な筆者でも、かなり扱いやすいように感じました。

「慶弔筆ペン（一本二役・両書き）」もとても書きやすいのですが、若干墨が薄めなところが気になるポイント。ただ、滲みにくさは「慶弔筆ペン（一本二役・両書き）」のほうが優秀です。こちらは両書きタイプなのでコスパがいいのも魅力ですよ。

【細字筆ペン】100均の筆ペンを比較

ダイソー・セリア「武田双雲プロデュース 楽々筆ペン」

価格：110円（税込）

書道家・武田双雲氏がプロデュースした、プラチナ万年筆の筆ペン。ダイソーとセリアで購入できますよ。穂先はほどよくコシがあり、トメ・ハネ・ハライがうまくかけるよう工夫されているのが特徴。インクには耐水性にすぐれたカーボンインクを採用しています。

セリア「カーボンインク 筆ペン 量書き」

価格：110円（税込）

プラチナ万年筆が製造元の、大筆、小筆の両書きタイプの筆ペン。太字のほうは滲みにくかったのですが、細字のほうは直後に触れるとすぐ滲んでしまうため注意が必要です。ただペン先はほどよくコシがあり書きやすいですよ。

キャンドゥ「真っ黒カーボン 携帯用筆ペン」

価格：110円（税込）

プラチナ万年筆が製造元の筆ペンです。パッケージには「細軟筆」とありますが、個人的には中〜太めくらいに感じました。また穂先がやわらかいため細字を書くのがむずかしく、筆圧を強くすると文字はかなり太くなります。ただし滲みにくさはピカイチ！書いた直後に擦ってもまったく滲むことはありませんでしたよ。

おすすめはこれ！ダイソー・セリア「武田双雲プロデュース 楽々筆ペン」

もっとも書き心地が良かったのが、ダイソーやセリアで買える「武田双雲プロデュース 楽々筆ペン」。ペン先のやわらかさが絶妙で、しなやかなのにしっかりと安定感がありました。

キャンドゥの「真っ黒カーボン 携帯用筆ペン」は、細字が書きづらいところがマイナスポイント。ただ滲みにくさは抜群なので、擦れに強い商品を探している方にはとってもおすすめです。

【薄墨筆ペン】100均の筆ペンを比較

ダイソー「慶弔ツイン筆ペン」

価格：110円（税込）

慶事にも弔事にも使える、うす墨と墨色の一本二役の筆ペン。パッケージに太さは書かれていませんが、中〜太字くらいの文字が書けますよ。うす墨の色はやや濃いめで、文字が見やすいのがポイント。穂先はほどよくコシがあります。

セリア・キャンドゥ「慶弔筆ペン（一本二役・両書き）」

価格：110円（税込）

「慶弔筆ペン（一本二役・両書き）」は、セリアやキャンドゥで買える商品。ダイソーの「慶弔ツイン筆ペン」と比べて、文字の色はかなり薄めなのが特徴です。また本品は細〜中字くらいの太さ。弾力はしっかり目で、トメやハライなども美しく書けます。

おすすめはこれ！セリア・キャンドゥ「慶弔筆ペン（一本二役・両書き）」

ダイソーの商品は、やや滲みやすいのが気になるポイント。「慶弔筆ペン（一本二役・両書き）」は、書いた直後に擦ってもほとんど滲むことはありませんでした。ただ文字の薄さがそれぞれ異なるので、濃いめが欲しい方はダイソーを、薄めが欲しい方はこちらの商品を選ぶのもおすすめですよ。

【カラー筆ペン】100均の筆ペンを比較

ダイソー「筆日和 メタリックゴールド」

価格：110円（税込）

筆日和は、ダイソーで買えるメタリックカラーの筆ペン。年賀状に「寿」の文字を書いたり、クリスマスカードに筆記体を書いたりと、さまざまなシーンで使えますよ。写真のゴールドのほか、シルバー、レッド、グリーンなどのカラーから選べます。

セリア「イラスト用水性筆ペン」

価格：110円（税込）

セリア「イラスト用水性筆ペン」は、水彩絵の具のようなタッチが魅力の筆ペン。カードに絵や文字を書いたり、ラインマーカーのように使うこともできます。価格は3個セットで税込110円！1本約33円というコスパのよさが魅力です。

ダイソー・キャンドゥ「アートな！からーふでペン」

価格：110円（税込）

「アートな！からーふでペン」は、ダイソーやキャンドゥで購入できるカラー筆ペン。セリアの「イラスト用水性筆ペン」と比べると、色はかなり濃いめに発色するのが特徴です。2本入りで税込110円、カラーは全部で8セットありますよ。

比較した結果……

カラー系の筆ペンはそれぞれ個性が異なるので、目的に合ったものを購入するのがおすすめ。ダイソーの商品はメタリックカラーが特徴的で、かなりくっきりと色が出ます。セリア「イラスト用水性筆ペン」は水彩画のような質感が特徴。

絵を描く場合はセリアやキャンドゥの商品、ハガキやカードなどに文字を書くときはダイソーの商品を選んでみてはいかがでしょうか。

100均の筆ペンはクオリティがすごい！

100均の筆ペンはプチプラ価格ながら、クオリティの高いものがたくさん。芯がかためのフェルトペンタイプが多いので、筆ペンに使い慣れていない初心者さんにもおすすめですよ。細〜太字、うす墨、カラー筆ペンなどさまざまな商品があるので、自分にぴったりなものを見つけてくださいね。※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

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