コミュ力お化け女子のここがスゴイ! 仰天エピソード5選
たまに出会う、驚くようなコミュ力を備えた「コミュ力お化け女子」。実は、筆者の妻は根っからのコミュ強で、彼女のお化けじみたコミュ力を幾度となく目撃してきました。今回は、そんな妻の驚きエピソードをご紹介します。
コミュ力お化け女子の仰天エピソード5選
それではさっそく、我が家の外交官である筆者の妻のお化けコミュ力びっくりエピソードをご紹介します。
1.「気難しい人」と噂のおじいちゃんを即座に懐柔したエピソード
筆者宅のお向かいさんである、齢90歳のおじいちゃんの話です。
地元の名士といわれている元気なおじいちゃんですが、筆者家族が現在の家に引っ越してきてすぐ、そのおじいちゃんのいろいろな噂を聞きました。
たとえば「犬を散歩させるのはいいけど、糞を持ち帰らない。指摘しても直してくれない」「ご近所のことに何でも口を出してきて、しかも上から目線で命令してくるから付き合いにくい」などです。
そんな噂を耳にしてからすぐ、妻と一緒にそのおじいちゃんと道端で対面する機会が到来。引っ越しのご挨拶にうかがって以来のことでした。
いつも眉間にしわを寄せて難しい顔をしているそのおじいちゃんですが、妻の手にかかるとものの3分ほどの立ち話でそのおじいちゃんの笑顔を引き出し、別れるころにはすっかり打ち解けるまでに。
それ以来、おじいちゃんは何かと我が家へと差し入れをしてくれたり、使っていない自転車やキャンプ用のタープなどを息子がいただいたり、とても良くしてもらっています。
最終的には、妻の進言によりそのおじいちゃんは、愛犬の糞をちゃんと袋に入れて持ち帰るように。
妻の並外れたコミュ力を改めて思い知ったエピソードでした。
2.小売店の店員に値切るのではなく値切らせたエピソード
ある時、自宅の洗濯機が故障したので、町の電気屋さんに洗濯機を買いに出かけた筆者と妻。
購入商品が決まると、妻がさっそく店員さんを呼ぶことに。
店員さんに商品のスペックや特徴などを詳しく尋ねる妻と、二人の会話をおとなしく聞いている筆者。
妻は冗談を交えながら店員さんと楽しそうに談笑し、商品のスペックを確認したり雑談をしたり。
「じゃあこの洗濯機に決めよう」というタイミングに差し掛かるところで、なんと店員さんの方から「〇〇円まで値下げできますよ」との一声が。
値切り交渉をしたわけでもないのに、むしろ店員さんの方から値下げを提案してくれる不思議な現象ですが、実は妻のこうした光景を目撃したのは一度や二度ではありません。
自動車を買った時もそう、息子のための自転車を買った時もそう。なんなら八百屋で野菜を買う時に、魚屋や肉屋でも、筆者が日常的に見ている光景なのです。
3.初対面のコンビニ店員にスナックをご馳走されたエピソード
外出先で、とあるコンビニで買い物をした時のこと。
初めて入るコンビニで買い物をし、会計をする時に、妻がレジの店員さんに他愛のない挨拶の言葉をかけました。それがきっかけで二人の話は弾み、筆者も交じって1分ほど楽しく話しました。
すると、店員さんに要求したわけでも「ハッシュドポテトが食べたいなぁ」などと匂わせたわけでもないのに、店員さんが「あ、これどうぞ。僕のおごりです」と、妻と筆者にハッシュドポテトをおごってくれたのです。
妻のコミュ力は、おそらく人を幸せにするのでしょう。もしかすると彼らは妻に対し、幸せな気分にしてもらったお礼をしていたのかもしれません。
4.差し入れやギフトが止まらないエピソード
我が家には、しばしばご近所さんが訪れます。
ある方は息子たちにフルーツを差し入れに。ある方は妻にスイーツをおすそ分けに。ある方は家庭菜園で収穫した野菜を届けてくれました。
食べ物や飲み物ばかりでなく、子どもたちの玩具や日用品に至るまで、とにかくいろいろな方が筆者宅を気にかけてくれているようで、大変ありがたく感じています。
しかし、こうした方々とご縁を持ち、関係を深めたのもまた妻です。終いには宅配便の配送ドライバーとまで仲良くなる始末。
妻、私、長男の3人で玄関先で応対していた際、配送ドライバーが長男にしみじみとした表情で投げかけた「僕、いいなぁ。おじさんもここの家の子どもになりたいよ」という言葉が印象的です。
5.見知らぬご婦人に花を贈られたエピソード
花が大好きな妻は、定期的に花屋や園芸店に通っています。
ある日、可愛い花を片手に花屋から帰宅した妻に、子どもたちと一緒に留守番をしていた筆者は、こう声を掛けました。
「おかえり。可愛い花を買ってきたね」
すると、妻はこう返しました。
「花は買ってないよ。これはね、知らないおばさまがプレゼントしてくれたの」
「はぁ? (どういう状況?)」と、ぽかんとする筆者。
聞くところによると、花屋で花を眺めていたら、見知らぬ年配のご婦人が妻に「あなた、お花が好きなの?」と声をかけてくださったのだとか。
話を終えて分かれると、妻は帰宅しようと園芸店の出口へ。岐路につこうというタイミングで、先ほどのご婦人が後方から「あなたー! ちょっと待ってー!」と声をかけてきたのだとか。
ご婦人は「このお花、あなたによく似合うと思うの。私からのプレゼントよ」と、一輪の可愛い花を妻に手渡して立ち去ったのだとか。
見知らぬ赤の他人から花をギフトされてしまう妻の魅力。筆者はそんな彼女の魅力的な人柄をよく知ってはいるものの、彼女が人を魅了する理由や理屈を言語化するのは非常に困難です。
自然体こそ最大のコミュ力かも?
コミュ力お化けの妻を見ていると、変に謙遜したり遠慮したり気を回しすぎたりすることもなく、とにかく「自然体」であることがわかります。
変に礼儀礼節やマナーなどにとらわれるよりも、もしかすると「自然体の自分」を表現する素直さや正直さが、他者への何よりもの誠意なのかもしれません。
確かに、ありのままの自分をありのままに表現するのは意外と難しく、勇気がいるものです。
自然体でいられる胆力こそ、妻のずば抜けたコミュ力の源泉なのかもしれません。
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