また騙された… マルチ商法に引っ掛かりやすい人はアレが原因だった

マルチ商法に引っ掛かる人の特徴

マルチ商法に引っかかる人は、”何に対しても信じやすい”傾向が強いと言われています。

根っこの部分に「自分への自信のなさ」が潜んでいると、他の物が魅力的に感じて、つい流されてしまうのでしょう。

これから紹介する特徴に当てはまる数が多いほど、マルチにハマりやすいので気をつけて！

占いや風水を信じやすい

占いや風水などのスピリチュアルが好きで、その手の専門家が言うことを必要以上に過信する人は、マルチ商法にもハマりがちです。

マルチと謎のスピリチュアル、両方に沼っている人もこの世にはごまんといて、有り金全てを突っ込んでしまう恐ろしいエピソードも珍しくはありません。

スピリチュアルも全てが嘘とは言い切れませんが、一つの物事が成功した時、何もかもが信仰した神や占い師のお陰であることはまずないでしょう。

「勝負の日に赤色をつけたから負けずに済んだ」

「買った数珠をつけたから恋が実った」

「あの先生に相談したから転職できたんだ！」

このような思考に陥りやすい人は気をつけましょう。

いずれは「〇〇さんのメソッドを取り入れたから成功できたのです」と言う感想を口走る日が来るかもしれませんから……。

人の意見に流されるタイプ

自分がなく、人の言うことに流されて意見がコロコロ変わるタイプは、マルチ集団からすると良いカモ。

彼らからすればすぐに信じてくれる人って、本当に丸め込むのが簡単なんですよ（笑）。

流される人たちははっきりとモノが言えず、強く押されると断れない性格をしています。

聞いた話に違和感を覚えても拒否ができないため、気づくと「洗脳」されてしまう恐ろしき流れ！

自我のなさが身を滅ぼす大きな原因と言えましょうか。ハッキリとNo！ を突きつけるって、本当に大事なことですよ。

強く物を言えない

先ほどの「人の意見に流されるタイプ」と被りますが、自己主張ができない人はマルチ商法に引っかかりがち。

おかしいと気づいても他人への指摘をためらい、「ハハ、そうだよね……」と誤魔化すうちに沼へ引きずり込まれてしまいます。

話が進んだ後は今さらやめるとは言えず、仲間外れにされたくない一心で罪悪感を持ちながらマルチを続けるタイプも少なくはないのだそうです。

大きな夢や希望を持っている

高い目標があるけど山の登り方が分からない時や、つまづいている状態だと、人間は何かに縋りたくなるもの。

「誰かに頼りたいなぁ」「頑張る上でのヒントがほしい」

という想いが強まった時に”信者”からの勧誘があると、この手の人々はマルチにハマる確率が非常に高いのです！

「このメソッドさえ習得すれば理想の自分になれる！」と思い込んだら最後。なかなか抜け出すことができません。

大きな夢や希望を持つ人、周りとは違う何者かになりたい！ と熱望する人はマルチビジネスに誘導しやすく、信者として囲うのに簡単なのでカモにされやすいです。気を付けましょう。

他に趣味がない

趣味がなく、友達も少ない人はマルチ集団から声を掛けられる可能性高し。

コミュニティを持っていないと第三者の茶々も入らず、他にやることもないので、そのまま沼へと引き込むのにイージーだからです。

趣味がない人はお金の使いどころも少ないため、ハマると多額の”お布施”をしがち。

勧誘側はその事実を分かっているからこそ、趣味がない人・友達がいない／少ない人や、家族との関わりが薄い人を狙うと言われています……。

自分はマルチに引っ掛かりやすいのか？ 診断

自分は大丈夫と思っていても、その時の状況次第でコロッと信者に転向する可能性は誰にでもあります。

精神的に弱っている時や、失敗続きの時などに勧誘されたら心が動くかもしれません。

また、知らず知らずのうちにマルチに手を染めさせる巧妙なパターンさえ存在するほど。

それでも引っかかりやすい人とそうでない人を、ある程度ジャッジすることは可能です。以下のチェックシートで確認してみましょう。

周りに“信者”がいると、ちょっと危ない

身近なところに信者がいると誘われる機会が増えるため、マルチに引っかかるかもしれません。

最初はおかしいと思っていても、マルチの人々は言葉巧みに勧誘をしますから、気づくとあなた自身がハマっているケースも大いに有り得るでしょう。

その相手と仲が良かったり、距離感が近かったり（職場が同じ、家が近い等）、共通のコミュニティを持っていたりすると、うっかり足を踏み入れる確率が上がるので注意して。

どんなに仲が良くても、マルチ信者には近づかない方が無難。相手の信仰が度を過ぎている時は、お別れを検討してもいいくらいです。

「推し活」ビジネスにハマった経験がある人は要注意

・アイドルの追っかけ
・ゲームの重課金
・配信者への投げ銭
・キャバクラやホストクラブ、コンカフェやバー通い

など、何らかの推し活にハマったことがある人は、お金を”投資”することに慣れているので信仰先がマルチになるケースが多いのです。

結局マルチも宗教も簡単な言葉で表すと「推し活」。

追っかけ勢は基本的にお財布のヒモが緩く、推しを生活の軸としてしまうので気を付けましょう。

これでマルチにハマれば全財産をつぎ込み、熱狂的な信者になったらもう救いようがありません。

素直過ぎるのはマルチのカモにされがち

人の言うことを「へ～すごい！」「○○さんはこんなに素晴らしい人なんだ！」とすぐに思う人は危ないです。

ピュアなのは決して悪いことではありませんが、疑いの心を少しは持たないとマルチにあっさりと嵌められてしまうでしょう。

冷静に考えて「100万円でこの教科書を買えば、誰もが成功者になれます。実際に私もなれましたから」なんて、おかしい話ですよね？

でも素直な人は疑いもせずに信じてしまうので、「100万円払った全員がスグ成功者になれるの？ おかしくない？」くらい怪しむ心を持ってください。

マルチ商法にハマると大変！ 身を滅ぼさないために正しい目を持とう

マルチ商法にハマると金銭的に苦しくなる、友人・知人や家族までもが離れていく、信仰のために世の中のルールを度外視して動いてしまうなど、身を滅ぼす恐れがあります。

実際に世の中にはマルチのせいで人生が滅茶苦茶になるケースさえ存在するのですから、危ないことに手を染めてはなりません。

自分を守るためにはまず、正しい目を持つこと。

オイシイ話には大抵からくりが潜んでいるものなので、マルチに引っかからないよう強い意志と、正確な判断を下せる頭を養うべきでしょう。

何事も「ちょっと疑ってかかる」くらいがちょうどいいのです。

自分にとって都合が良すぎる話を持ちかけられたらすぐに飛びつかず、冷静な対応をしてくださいね。