頑張ってるのに認められない… 真面目な人ほどやりがちなミス5選

真面目な人ほどやりがちなミス5選

何にでも完璧を求める

部屋を掃除するとき、物の位置や、床に落ちている1本の髪の毛が気になったことはありませんか？

真面目な人は何にでも100％を求める完璧主義者です。「〇〇でなければいけない」というマイルールがあり、力を抜くことが大の苦手。

仕事でもプライベートでも、完璧を求めるあまり神経質になってしまいます。他人にも完璧を求めるので、周りから厳しい印象を抱かれることも……。

何でもきっちりこなせることは、真面目な人の大きな強みです。しかし、マイルールに縛られ、疲れ果ててしまうことも多いんです。

確認作業を繰り返して時間を浪費する

真面目な人は、1つのミスも許せません。確認作業を何度も何度も繰り返し、時間を浪費してしまうこともしばしば。

たとえば、上司へのメールの読み直しに時間をかけすぎて、なかなか送信できないケースです。その他にも、次のようなことがあります。

・鍵をかけたかどうか気になり、何度もドアを引く
・家を出た後に忘れ物をしているかもと不安になり、自宅に戻る
・友達との約束の時間に遅れまいと、電車の時間を複数回調べる

真面目な人は、失敗や約束を破ることへの不安感が強いです。何度確認しても安心できず、余裕がなくなることも少なくありません。

問題や悩みを1人で抱え込む

「私が何とかしなきゃ」と全ての責任を自分で背負い込んでしまうことはありませんか？

真面目な人は責任感が人一倍強く、全て自分で解決しようとする癖があります。他人に頼ることが苦手で、問題や悩みを1人で抱え込みがちです。

物事に一生懸命向き合い、対応する姿勢はとても素敵です。しかし、自分が苦しくなり潰れてしまっては元も子もありません。

何でも1人で抱え込むと、自分を過剰に責めたり、自信をなくしたりすることも……。真面目な人は、自分に厳しすぎるのかもしれませんね。

他人を気遣いすぎる

真面目な人は、自分より他人の気持ちを優先する傾向があります。他人を気遣いすぎるあまり、本音が言えなくなる…… なんてことも。

友達や恋人が落ち込んでいたら、自分のことのように考え、ブルーな気分になってしまいます。

ちなみに筆者はこのタイプです。他人の顔色を伺う癖があるので、相手が暗い表情だとネガティブな雰囲気に引っ張られてしまいます。

人間関係では、気遣いがとても大切ですよね。少しの気遣いで相手の喜ぶ顔が見られると、心がほっこりするものです。

しかし、気遣いも行き過ぎるとストレスに繋がってしまうことがあります。真面目な人は共感力が高いので、気遣いのし過ぎには注意したいところです。

苦手な人と無理に付き合う

苦手な人と無理に付き合うのも、真面目な人ほどやりがちなミスの1つです。心の中で「何だかこの人とは合わない」と思いながら、続けている関係はありませんか？

真面目な人は「彼にもいいところがあるし……」「悪い人ではないから……」と考え、苦手な人とも一生懸命向き合おうとします。

中には「嫌い」「苦手」などのネガティブな感情を持つことを、“ダメなこと”だと思い込んでいる人もいます。

世の中にはいろいろな人がいるので、出会う人全てが自分に合うとは限りません。しかし、我慢を強いられる関係を続けていても、ただただ心が疲れるだけ。

真面目な人ほど自分の気持ちを後回しにすることが多いので、ストレスが溜まりやすいんです。

真面目な人が見直すべき2つのこと

仕事とプライベートのバランス

真面目な人は仕事を第一に考えることが多いですが、プライベートの時間も同じくらい大切です。仕事で無理をしすぎると、心にも体にも負担がかかります。

平日は仕事に打ち込み、休日はリフレッシュすることを心がけましょう。オンとオフのメリハリが大切です。

「私が全部やらなきゃ」「周りに迷惑をかけられない」などと、全て自分で背負う必要はありません。まずは自分の心と体、そして時間を大事にしましょう。

人間関係

何事にも全力投球で挑む真面目な人は、人間関係で苦労することも多いですよね。苦手な人の前で無理に笑ったり、嫌なことをされても我慢したり……。

そんなことはもう終わりにしませんか？ 関わらない・距離を置くことを失礼だと思う必要はないんです。

笑顔で心地よく過ごせない相手との関係を続けることは、望ましくありません。人間関係にも断捨離が必要です。

不要な関係を切り、自分を大事にしてくれる人だけ大事にする。これくらい気楽に過ごすほうが、心の健康にも繋がりますよ。

真面目すぎることは失敗やストレスにも繋がる

今回は、真面目な人ほどやりがちなミスを5つご紹介しました。真面目さは長所の1つですが、失敗やストレスに繋がることもあります。

1人で悩んだり、責任感で押し潰されたりする生活はやめにしましょう。自分と他人の間にきっちり境界線を引くことが大切です。

自分のことを、今よりもっともっと大事にしてくださいね。