流石に理解できない… 他人のひねくれに驚いたこと3選
“ひねくれ”とは素直でなく、性格が歪んでいることを指します。真っすぐでない人に曲がった本来とは異なった意味合いで物事を捉えられると「そんなつもりで言ったんじゃないのに……!」とトラブルのもとになりがち。世の中には、想像の斜め上をいくレベルにひねくれている人が少なからずいます。あまりのねじ曲がり具合に驚かされた、強烈なエピソードたちをご紹介しましょう。人間がひねくれる理由やそんな相手への対処法も伝授しますので、周りに困った人がいる時の参考になれば嬉しいです。
他人のひねくれっぷりに驚いたエピソード
何気なく言ったことに、ひねくれ人間特有のイチャモンを付けられ
「そう解釈する!?」
「なんでそういう物の見方になるの?」
「そんな意味で言ったつもりはないのに」
と驚きつつ、悲しい気持ちに襲われたケースは実際に多いのです。
筆者も思わず驚いてしまうようなひねくれエピソードの数々をご覧ください。
スマホを2年ごとに買い換えたら、お金持ちアピールだと思われた
会社で「何年ごとにスマホを新しい機種に変えるか?」と言う話題になりました。
それぞれが意見を言う中、Aさんは「きっちり2年ごとに買い替える」と返答。すると、先輩であるBさんがAさんに対し、突っかかってきたのです。
「iPhoneを2年ごとに変えるって……お金持ちアピール?」
この発言の後は思い切り場がシラけ、気まずい空気が流れたそう。
Bさんはもともと社内で変わっていると評判でしたが、こんな捉え方をされたら驚くのも無理はありません。
Aさんはマニアを自称するほどではありませんが、Apple製品をちょこちょこ集めていたため、その部分さえも指摘されてしまいました。
「時計もタブレットもAppleなんだ。ふぅん、お金持ちだね。Apple好きな人って“持ってるアピール”もよくするよね……」
とBさんが言った時の顔を、今でも忘れられないそうです。
上司に仕事を任されただけで「下心あるよ、気を付けな」って、エ!?
職場でチームリーダーに抜擢されたCさんは、同期のDさんに注意喚起を受けました。
「あの上司はあなたに下心があるから、気を付けた方がいい」と……。
Cさんは仕事で結果を出しており、尚且つ上司は社内で悪い噂をされるようなタイプではありません。
けれどもDさんは執拗に注意を促し、その理由が「男が女に仕事を任せるなんて、100%何かがある」との考えからだったのです。
おまけに「あなたの能力を買ってるんじゃなくて、ヤりたいだけだよ。男なんてみんなそうだから!」とトドメの一言。
今まで上司に食事に誘われたことも、2人きりで怪しい雰囲気になったこともないのに……!
Dさんの注意喚起により少々人間不信になったCさんは、社内で警戒を強めてしまいましたが、案の定何もなく、同期の言う通りにはならずに済んだとのこと。
男性に対して油断をしない姿勢は必要かもしれませんが、「男性が女性に仕事を任せる=100%下心がある」なんてひねくれた考えには妙な怖さを覚えたそうです。
予約を取ってくれる友達へ言い放った、「〇〇〇〇狙いなの?」
Eさんには集団で食事に行く際に、気を利かせて予約を取ってくれる友達がいました。
素早い行動は非常に有難く、毎回店選びのチョイスも良いため、グループの中で重宝される存在だったのにも関わらず……1人の発言で、友情に亀裂が入ります。
「あのさぁ、いつも率先して予約取るけど。もしかしてポイント狙いなの?せこくない?」
グルメ系情報サイトからネット予約をすると、ポイントが貯まるのは確かです。
しかし、気を利かせてくれる友達に対して、そんな捉え方をするなんて驚きですよね。
ポイントと言えど、一度に何万円ぶんも入るわけではないのに……。
その発言をした瞬間グループメンバーは「え?」と驚き、言われた張本人もフリーズしていたそう。
さらに後日、Eさんの友達は「私、ほぼ毎回電話で予約取ってるんだよね」と本音をポロリ。
“ポイント狙い”だと思ったひねくれた友達が原因で、こちらのグループは何となく気まずくなって解散。
みんなが集まることはなくなってしまいました。
なぜひねくれる?曲がった人への対処法を伝授
過去にひどい体験をしたり、嫉妬や僻みという感情が強かったり、うまく欲が満たされていなかったり。
心に何か“欠けたもの”があると人間はあっという間にひねくれていきます。
曲がり方も様々で、ちょっと皮肉っぽくて面白おかしく笑える程度から、場が凍り付くような変わり者っぷりを発揮するレベルまで、範囲はとにかく広いもの。
残念ですが、異様なまでにねじ曲がった感覚は簡単に元へ戻せません。
年齢が進めば進むほど頑固になり、自分の考えを変えられなくなるため、ひねくれた人に対しては最低限の関わりに留めるしかないでしょう。
彼らの周りを困らせるような発言も、あまり真に受けない方がいいですね。
向こうが物事を正面から受け取れないのであれば、こちらも真っ向勝負する必要なし。
当たり障りのない程度に接し、あなた自身が疲弊しないような工夫をしてください。
他人のひねくれに物怖じせず、さらっと流せる余裕を持って
ひねくれた人は他人の発言を真っすぐ受け取れないせいで、不思議な解釈をします。
その解釈もマイナス思考である場合が多く、ねじ曲がった捉え方をして攻撃的になるか、悲観的になるなどして、周囲を困惑させてしまうのです。
変なことを言われると「えぇっ」と驚きますが、ビクビクしたり、ひどく落ち込んだり、激怒するのはナンセンス。
あなたが本当に相手を傷つけようとした発言でない限りは、堂々としましょう。
きちんと筋を通していれば、伝わる人には真の意味が理解されますからね。
ひねくれた相手の言動はさらりと流し、「この人はこういう人間なんだな」と割り切って接するべきです!
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