

うまく使われてない?あなたを利用する人と必要とする人の見分け方
いい人だと思っていたら、実は利用されていた!? 他人を利用しようとする人と出会うと、仕事もプライベートもうまくいかなくなりますとは。と言っても、目の前にいる人があなたを利用する人なのか、それとも、あなたを必要としている人なのか、極めるのは難しいですよね。そこでここでは、あなたを利用する人と必要とする人の特徴についてご紹介します。
あなたを利用する人と必要とする人の違い
悩みへの寄り添い方
あなたを「利用する人」であれば、都合のいいときにしかすり寄ってきません。あなたに対してお願い事があるときは、機嫌を取るように近づいてきます。ですから、あなたが悩みを抱えているときは、そんなことお構いなしでしょう。
あなたを「必要とする人」であれば、自分が相手を必要なときも近くにいてくれます。これは、存在として近くにいてくれるというだけでなく、打ち明けたいことがあるときに躊躇せず、本心を吐き出すことができる存在のこと。つまり、心の距離も近くにいてくれるということです。
助けを求める頻度
あなたを「利用する人」は、なにかにつけて「助けて」、「どうしたらいい?」と、簡単に助けを求めてきます。こっちが「え、そんなこと自分でやったらいいのに」と戸惑うほど些細なことまで助けを求めてくるようであれば、便利屋として利用されているに過ぎません。
一方、あなたを「必要とする人」は、逆に、ここぞというときしか助けを求めてきません。さらに、相談をして得た内容をもとに、きちんと自分で考えようとします。
依存の有無
あなたを「利用する人」は、少なからずあなたに依存しています。「あの人だったらやってくれるだろう」、「任せておけば、なんとかなるんちゃう?」と、あなたがノーと言わないのをいいことに、面倒なことばかりを押し付けてきます。ですから、頼み方も「これ、やっといて」とか「できるやろ?」など、乱暴であることが多いです。
一方、あなたを「必要とする人」は、あなたを一個人として大切に思っているため、「依存」という甘えた心がありません。ですから、頼みごとをするときは「お手隙のときでいいので、お願いしていいですか?」など、相手の事情を考慮することができます。
他人の都合への配慮
あなたを「利用する人」は、自分の目的さえ達成することができればいいという自分勝手な考えを持ってます。他人の都合は考慮せず、「私は○日がいいから、その日にしよう!」と、自分の都合ばかりを押し付け、相手を自分に合わさせようとします。
あなたを「必要とする人」は、他人の都合に配慮したり、優先したりすることができます。はじめから「あなたの都合のいい日はいつ?」と聞いてきてくれることも多く、自分の予定を調整して合わせてくれようとします。
あなたを利用する人の見分け方のポイント
損得勘定で動いていないか
他人を利用する人は、損得勘定が優先です。相手のことよりも、自分のことのほうが大切なので「自分がいかに得することができるか」を重点に行動します。いわゆる「ケチ」な人は、他人を利用することが多いので気をつけたほうがいいかもしれません。
勧誘が多くないか
他人を利用する人は、人の弱さにつけ込んで営業をかけてくることがあります。例えば、雑談で「〇〇に困ってて〜」と軽く言っただけなのに、すかさず「こんな保険があるけど、きっと役に立つと思うな」と「知り合いがお店やってるんだけど、そこで買ってみる?」など、お金が絡む話をしてくるような人は要注意。聞いてもいないのに、やたらと勧誘してくるのは、あなたのことを「営業対象」としか見ていないということです。
人を使ってばかりいないか
他人を利用する人は、自分は動かず、他人を動かして物事を進めようとします。「あれ、やっといて」、「私、この日しか無理だから」など、言動が常に自分中心です。また、自分の考えが正しいと思っているフシがあるので、他人の行動にすぐに口出しをして自分の思いどおりに考えを改めさせようともします。
話の内容が「こうしたらいいかもしれないね」という提案ではなく、「絶対〇〇!こうしなよ」という命令や指図が多ければ、他人を利用する人である可能性大です。
話を聞いてくれるか
他人を利用する人は、関わる相手を「自分の駒」、「引き立て役」など、自分が心地よくいられるための存在だと思っているため、他人の事情はお構いなし。だからこそ、自分のことばかり話したがります。
聞いてもいないのに、一方的に愚痴や自慢話などを垂れ流されると、聞いている方は深いですよね。他人を利用する人は、自分がスッキリすることが最も大切なので、人が不快に思おうがなんだろうが気にならず、話し終えたらそこで終了。こちらの話は聞かずじまいです。
利用されないためには「自分」を持つこと

あなたを利用する人と必要とする人の違いは、紙一重です。必要とされていると思って頑張っても、実は利用されていたということは、よくあること。悔しい思いや悲しい思いをしないためにも、あなたを利用する人の特徴を知っておくと、きっと役に立ちます。
他人に利用されないためには、自分を持つことです。いつも他人の我慢したり、いい人を演じてヘラヘラするのではなく、嫌なことには嫌だと、できないことにはできないと、自分を大切にする行動を心がけてくださいね。
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