褒めてるつもり? 意外と言いがちな「人に言われて傷つく言葉」4つ
何気なく会話をしていても、知らない間に人を傷つけてしまうことがあります。今回は「人に言われて傷つく言葉」を解説します。自分も言ってしまっていないかチェックしてみてください。
人に言われて傷つく言葉
「その服似合わないね」友人があまり似合っていない服をきていた時に、良かれと思って「その服似合わないよ」と指摘したことはありませんか? それをアドバイスだと受け取る人もいれば、純粋に傷ついてしまう人もいるので注意が必要です。
「自分の好きな服を着ていた時『あまり似合っていない』と言われてしまい、悲しかった。似合わないかもしれないと薄々気づいてはいたけれど、お気に入りだったので傷ついた。」(女性/20歳未満/学生)
「自分ではものすごくお洒落をして出勤したつもりなのに、同僚からその服似合わないと言われたことに傷つきました。それ以来、いつもの自分のイメージ以外の服を着ていくときは何か言われたら嫌だなと思ってしまいます。」(女性/40代/会社員)
「老けたね」
年齢をコンプレックスに感じている人は多いと思います。だからこそ、相手に対して「年齢」を感じさせる言葉を使うのは慎重にならないといけないポイントです。
「若々しい」というポジティブな言葉なら良いのですが、「老けたね」といったネガティブな言葉はあえて口に出さなくてもいいでしょう。
「久々に会ったらあれなんか雰囲気変わって老けた?という言葉には傷つきます。自分だって同じように歳を重ねているのに相手が気になっていることを平気で言うなんて……。」(女性/30代/事務)
「あなたって〇〇だよね」
「あなたって仕事ができるよね」「几帳面だよね」と相手のイメージを決めつける言葉も傷つくという人は意外と多いもの。決めつけられるとそのイメージから外れたことをする時にストレスに感じやすくなってしまいます。
また、相手の一部分だけを見てイメージを決めつけてしまうと「私はそんな人じゃないのに……」と勝手に評価されることに対してイラっと感じやすくなってしまいます。
「『あなたは○○が得意そう』『あなたは○○だろう』と勝手にイメージを作り上げるのはやめてほしいです。出来ないことを頼まれそれを断ったり、イメージに反したことをすると露骨に失望したり、裏切られたと言われたり……理想像を押し付けて、勝手に失望しないでほしいです。」(女性/30代/会社員)
「なんでもそつなくこなすね」
なんでもそつなくできる器用な人を見かけるとつい言ってしまいそうになるこの言葉。実は相手を傷つけている可能性があります。陰でどれだけ努力をしているのかを知らずに発言してしまうと、相手は「頑張ったから今があるんだよ!」と不満に感じてしまいます。
「器用でなんでもそつなくこなすよね、大抵のことは努力しなくてもできそう、などと言われるのは傷つきます。こっちは死ぬほど努力して結果を出しているのに……。』(男性/40代/会社員)
知らない間に傷つけてしまわないために
「人に言われて傷つく言葉」を解説しました。意外と言ってしまっている言葉もあったと思います。相手がどう受け取るかをよく考えたうえで発言することが大切です。
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