ワンオペ回避! 「家事をするのが当たり前」な夫になる男性の特徴4つ
共働き世帯がどんどん増えている現代、もはや「夫は仕事、妻は家事」なんて概念は過去の遺物です。とはいえ、まだまだ「夫が全然家事をしてくれない!」という妻の叫びは止むことはありません。そこで当記事では、結婚後に家事分担をしてくれる夫になるであろう男性の特徴を、結婚10年目の筆者の独断と偏見によりご紹介します。参考にしてみてくださいね。
結婚後に家事をする夫になる男性の特徴
まず現在の我が家の状況ですが、夫は会社員、筆者はフリーランスでわりと自宅で過ごすことが多いです。ですが筆者自身、家事が好きでも得意でもないこともあり、かなり夫も家事を担ってくれています。
という状況プラス、周囲の既婚者の様子もまじえて「結婚後、家事をする夫になる男性の特徴」を挙げてみました。
一人暮らしを経験している
我が夫もそうですが、やはり一人暮らし経験者は「自分が家事をする」ことに対するハードルが低い……というかほぼ抵抗がありません。だって、一人暮らしなら自分でやるしかないですからね。
逆に、結婚するまでずっと実家暮らしで、家事全般はすべて母親の仕事だった、という男性の場合、「家事は女性の仕事」という考え方が染み付いている可能性が高く、結婚後も同じような家事水準を妻に求める傾向があります。
共働き家庭で育った
今でこそ共働き世帯は珍しくもなんともない時代になりましたが、ひと昔前は「働くお母さん」って珍しかったですよね。パート勤務程度ならまだしも、フルタイムで朝から晩まで働くお母さんはとても少なかったです。
「母親が常に家にいて家事をしていた」という家庭で育った男性は、大人になってもそのイメージから抜け出せません。
一方、母親もしっかり働く共働き家庭で育った男性にとって、家事は「母親ひとりが完璧にこなすもの」ではありません。同居していた祖父母や父親が手伝う姿を見る機会も多かったでしょう。
そういう家庭で育つと、おのずと「妻が働くなら、自分もサポートするのが当然」と思うようになるものなのです。
ワークライフバランスを重視している
仮に男性側に「家事分担したい」という気持ちがあったとしても、あまりに仕事が激務で満足に家にも帰れないような生活が続いていたとしたら、物理的に無理ですよね。
とにかく仕事が好きで、仕事のためなら夜遅くまでだって頑張れる、妻にはそんな自分を支えてほしい! という気持ちの強い男性は、そこまで多くの家事をこなすことはできません。
一方、ワークライフバランスを重視する「仕事より生活派」の男性なら、比較的家にいる時間も確保できるので、家事分担がしやすくなるでしょう。
家で過ごすのが好き
人によって、「外で過ごすのが好き派」と「家で過ごすのが好き派」に分かれると思うのですが、家で過ごすのが好きな人にとって、家が快適でないのは許せないわけです。
なので、男性自身快適に過ごすために家の環境を良くしようとし、それが結果的に家事を担うことになる……というケースもあります。
例えば我が夫も圧倒的な家派ですが、おもむろに掃除を始めたり、おうちご飯を充実させようと料理を張り切ったりなど色々やっています。これが外派だと、また少し違うのではないかなと思います。
結婚後、夫と「家事の分担」で揉めないためには?
上で挙げた4つの特徴は、そのまま我が夫にも当てはまるものばかり。これらの特徴を満たしていれば、おそらくかなりの量の家事をやってくれる男性なのでは、と思っています。
が、もちろんこれらに該当しない場合も、事前の話し合いや女性側の工夫によって男性の意識を変えることは可能です。
結婚後や、いざ子どもが生まれてから揉めることのないよう、やっておきたいことをまとめました。
どこからどこまでを分担するか話し合う
はっきり言葉にしなくても意図が伝わるならこんなに素晴らしいことはないのですが、夫婦とはいえ残念ながらそううまくはいきません。家事分担について話す場合は、細かいところまで話し合っておくことが大切です。
例えばゴミ出しひとつ取っても、「収集日前日に家中のゴミをまとめ、ゴミ袋に入れてしっかり縛り、当日の朝にゴミ収集所まで持っていく」という詳細まできっちりお願いしましょう。
「ゴミ出し」だけ頼んだのでは、夫は「当日の朝にゴミ収集所まで持っていく」というイメージしかできないかもしれません。
「ありがとう」「お願いね」などの声がけを
「分担している家事なんだから、やってもらって当たり前」と考えるのはよろしくありません。
言葉なんてタダですから、「ありがとう」「お願い」などの声がけはどんどんやっていきましょう。それだけでお互いに気持ちよく家事ができるものです。
ある程度おおらかになる
時には疲れて家事ができない日だってあるかもしれません。また、相手の家事のやり方が気に入らないこともあるでしょう。
でもそれらに毎回毎回目くじらを立てていては、家庭内が荒れてしまいます。
仕事で疲れた日は料理を休んで外食したっていいし、少しくらい部屋にほこりが落ちていても死なない。やり方についても、「自分ならこうやるのに……」と思っても、あえて黙っておくのもありです(明らかにアドバイスすべきところでは、やんわりと伝えるのがよいでしょう)
お互い様精神、だって人間だもん精神で、あまりギチギチに決めすぎずにやった方が、長期的に見てうまくいくような気がします。
まとめ
恋人関係をこえて夫婦となると、その先もずっと一緒に暮らす家族になります。
もし今のうちから「結婚後も働きたいから、夫には家事分担してもらいたい」と思っているなら、お付き合いの段階でしっかりと話し合い、見極めていくことが大切ですよ。
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