マッチングアプリでの出会いから結婚まで。悩み5つを経験者に聞いた!
プレ花嫁研究室が、実際にマッチングアプリがきっかけで結婚まで至った男女5人に気になる質問5つをぶつけてみました! リアルな体験談やアドバイスなど、赤裸々に語ってくれた内容を紹介していきます。
■(1)マッチングアプリで結婚相手を見つけようと思っていましたか?
そもそも、結婚相手を見つけるつもりでアプリを始めたのでしょうか。実際のところどう考えていたのかを聞いてみました!
・「いい人がいたら結婚したいぐらいの気持ち。まずはお付き合いをする人を探していた」(Aさん/28歳/女性/結婚2年目)
→結婚願望はあったものの、マッチングアプリでの「出会い=結婚」は考えていなかったそう。まずは恋人関係からスタートできる相手を探していたようです。
・「結婚相手を探していた」(Bさん/36歳/男性/結婚4年目)
→期間や予算をきっちり設定し、マッチングアプリ上で婚活を開始! そして、現在の奥さんと出会ったそうです。
人によりけりですが、今回インタビューをした人の多くは、「恋人探し」と回答。ただ、恋人になりそうな人とは多少なりとも結婚を意識し、接していたと話してくれました。
では、実際出会ってから結婚に至るまで、皆さんどんなステップを踏んでいったのでしょうか。
■(2)出会ってから結婚を考えるまでの流れ、期間を教えてください!
初めての出会いから、結婚を意識するようになるまでどんな流れだったのかをみていきましょう!
・「メッセージ交換を始めた当初から、次付き合う人とは結婚を考えると伝えていた。それをお互い理解した上でデートを重ね、恋人同士に。その後も、価値観や好きなものなど相性を確認し、出会いから約8カ月で結婚に至った」(Cさん/35歳/女性/結婚1年目)
→結婚を前提とした恋人を探していたCさんカップルは、メッセージのやり取り後、コロナ禍だったこともあり、ビデオチャットで初対面しました。そこで話が弾み、実際に会ってみた2人は、改めて良い人だと感じ交際へ発展。結婚を見据えた上でのお付き合いだったこともあり、スムーズに結婚というステップに進めたそうです。
・「初めて会った時から居心地が良く、結婚するならこんな人がいいと思った。一緒に過ごす中で将来像や結婚観が似ていたこともあり、付き合ってから1年半後、相手の転勤がきっかけでプロポーズした」(Dさん/31歳/男性/結婚2年目)
→出会いの段階から相手に良い印象を抱いていたDさん。付き合ってからは趣味や将来像など共通点を多く見つけ2人の距離はより一層縮まったそう。いつプロポーズしようか悩んでいたところ、相手の転勤が決まり結婚を決めたそうです。
・「7~8回デートを重ね、交際。『付き合う=結婚』が前提だったので、付き合ってすぐにプロポーズをどうしたらいいか彼女に尋ねた」(Bさん/36歳/男性/結婚4年目)
→結婚相手をアプリで探していたBさんは、デートを繰り返し、「この人!」と決めた後は即行動! 今の奥さんと交際を始めてすぐに「いつ、どんなふうにプロポーズするのがいいかな?」と尋ね、プロポーズをしたそう。お付き合いを始めて1年後には無事入籍を済ませたと話してくれました。
恋人なのか、結婚を見据える相手なのか、どのような相手を探しているのかによっても、結婚までのステップは変わるのかもしれないですね。
次は、アプリならではの悩みそうなポイントを見ていきます!
■(3)たくさんの人に出会えるアプリで相手を見極めるのは難しくありませんか?
・「複数の出会いがあったからこそ、自分に合う人に気付けた」(Eさん/29歳/女性/結婚3年目)
→今の結婚相手と知り合う前に、すてきだと思う相手に出会うことができなかったEさん。そんな時にめぐり会ったのが、今の彼。それまでうまくいかなかった経験があったからこそ、初対面ですてきな人だと気付けたと話してくれました。
・「多くの人と出会えるという安心感があったから、自分とマッチしない人を無理やり選ぶ必要がないと思えた」(Dさん/31歳/男性/結婚2年目)
→あまり相性が良くない相手とも「これを逃したら次の出会いがなくなるのでは……」という思いから、多少無理をしてでもデートを重ねていたそう。でも、マッチングアプリを始めて、出会いのチャンスは多数あると分かってからは、気負いをすることなく自然体で出会った人と関係を築けるようになったと語ってくれました。
多くの人と出会えるのは決してデメリットばかりではないようです。悩むこともあるようですが、今回インタビューに答えてくれた皆さんは大変な経験を糧に、今の相手を見つけたようです。
■(4)プロフィールが本当かどうか不安に思わなかったですか?
プロフィールに年収や学歴を書けるマッチングアプリ。でも、同じコミュニティにいるわけではないので、本当かどうか少し不安になる部分でもありますよね。実際に先輩たちは、どう感じ、不安な部分はどう解消していたのでしょう。
・「関係を深めていく中で職業や会社名を聞き、検索サイトで年収を調べてみた」(Cさん/35歳/女性/結婚1年目)
→旦那さんの年収は聞きづらかったので、会話を重ねて知り得た情報をもとにネットで調べてみたそう。実際、聞いていた内容とあまりズレはなかったみたい。ただ、Cさんは相手がうそをついていると思って調べたのではなく、単純に聞きづらかったことをリサーチしたようです。
・「何も不安に思わなかった」(Dさん/31歳/男性/結婚2年目)
→会った時から今に至るまで、相手に対して違和感を持つことがなく、不安に思うことはなかったそう。だからこそ、結婚という選択にたどり着いたと話してくれました。
・「気になったらコミュニケーションを重ねるべき」(Eさん/29歳/女性/結婚3年目)
→付き合う前に、お互いのSNSを偶然知ったEさん。共通の友達が多くいたことで、安心したそうです。でも、それがなかったとしても、会話などコミュニケーションを重ねることで不安や気になる部分は解消できると思うとアドバイスをくれました。
では、不安を乗り越え結婚を決めた2人は、どのように親や友達に出会いを紹介しているのでしょう!? 気になる部分をみていきましょう。
■(5)親や友達、結婚式など、なれそめをどのように紹介しましたか?
友達はまだしも、親世代にとってはまだまだ馴染みの薄いマッチングアプリ。出会いを先輩たちはどのように伝えたのでしょうか? はたまた伝えていないのでしょうか?
・「親も友達もマッチングアプリで出会ったと知っている」(Cさん/35歳/女性/結婚1年目)
→親に出会いを伝えたところ、「へぇ、そうなんや」とあまり驚いていなかったみたい。それよりも良い人に出会えて良かったねと祝福の方が大きかったそうです。
・「友達にはマッチングアプリと正直に伝え、親には友達の紹介と言っている。結婚式では『運命の出会いを果たした2人』と紹介してもらった」(Eさん/29歳/女性/結婚3年目)
→結婚式でのなれそめ紹介の際、出会いを知っている友達の席では笑いが起きていたと話してくれました。親御さんにはマッチングアプリでの出会いとは言いだしづらく伝えていないそう。でも、そもそも出会いに関しては、そんなに気に留めていなかったようです。
皆さん、友達は伝えやすいようですが、親御さんへの報告は人それぞれでした。ただ、今回取材をした人たちは共通して、親御さんからなれそめを詳細に聞かれることはなかったと回答。
親御さんたちが気にするのは、出会い方よりも子どもを任せられる相手かどうかという部分かもしれませんね。
■出会い方は変わっても、変わらないこと
今回の取材で印象的だったのが「出会いがマッチングアプリだっただけで、それ以外は珍しくもなんともない」との言葉。
確かに、人との出会い方は、時代に合わせて変化してきたのかもしれません。それでも、相手とコミュニケーションを重ね、信頼関係を築いていく過程は変わることのない部分。
そのポイントを忘れず、マッチングアプリをはじめ多彩な出会い方から、あなたに合った方法ですてきな相手を見つけてください。
(取材・文:プレ花嫁研究室)
※画像はイメージです
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