「結婚したいと思うほどできない」本当の理由3つ
仕事もプライベートも充実していて幸せだけど、正直そろそろ結婚も考えたい。そんなタイミングで、周りから次々と結婚の報告が舞い込んでくると、ちょっと焦りますよね。おめでたいけど、彼氏がいない状態だと自分も結婚できるか不安にもなります。
今回は、「結婚したい」と深く悩んでいた筆者が、結婚するために取った行動と思考の変換方法をお伝えします。
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■「結婚=幸せ」なのか?
マンガでもドラマでも恋をして紆余曲折ありながらも、結婚して幸せになり「めでたしめでたし」で終わることが多いですよね。私もそんな物語を見て育ってきました。
しかし、誰でも結婚すれば絶対に幸せになれるわけではありません。結婚は、パートナーと築いていく生活のスタートラインです。そこに幸せを見いだせる人もいれば、コミュニケーションがうまく取れず我慢したり愚痴が増えてしまったりする人もいるでしょう。
結婚は、無条件で幸せになれる魔法ではないんです。ただ、自分だけでは見えない未来をパートナーと作っていく、経験値を上げる選択にはなり得ます。
■「結婚したい」と思う本当の理由
結婚したいと言う未婚女性の本音は、「幸せになりたい」以外にもこんな理由があります。
◇(1)子どもが欲しい
もちろん単純に結婚をしたい気持ちもあるけど、その大きな理由は「子ども」が欲しいからという女性も少なくありません。
もちろん、未婚であっても子どもを産むという選択肢もあります。ただ、産前産後のサポートや育てていく上で経済面のことを考えると、結婚して子どもを産みたいと考える人が多いでしょう。
◇(2)周りが結婚していて焦りがある
友達とのLINEグループで結婚のお知らせが続くと、おめでたい気持ちと取り残された気持ちが混ざってしまう人もいるのではないでしょうか。
「私はいつ結婚できるんだろう」と考えると憂鬱な気持ちになってしまいます。友達の「最近どう?」という、近況確認に答えるのも面倒になってしまいますよね。
◇(3)親を安心させたい
早く結婚して、親を安心させてあげたいという気持ちを持っている未婚女性も多いでしょう。同時に、20代後半に入ると、親からのプレッシャーが悩みの種になる場合も。
知り合いや兄弟の結婚報告も増え、実家でもなかなか気が休まりません。
◇(4)寂しさを感じる
独り身の自由さと寂しさが交互に襲ってきて、不安になる夜もあることでしょう。特に体調不良になった時や、職場で失敗した時は孤独が身に染みます。
「今から飲める?」と気軽に誘えていた友達や同僚も、結婚して家族を持つようになると簡単には呼び出せません。
ちなみに私は、何度乗り越えたと思ってもやってくる寂しさに耐えられなくなってきて「結婚したい」「家族を持って人と生きたい」と強く思うようになりました。
■結婚できない原因
では、結婚したいと本気で願っているのにできない理由は何があるのでしょうか。
◇(1)仕事やプライベートなど今が充実している
満たされている時、人はなかなか行動を変えられません。仕事やプライベートが楽しい時、恋愛や結婚という労力が掛かり、しかも頑張っても自分の思い通りにならない可能性のある分野にはつい消極的になりがちです。
「彼氏は欲しい」「結婚したい」と言いながらも、「無理してまですることではない」と心のどこかで思っている場合があります。
また、実家暮らしで自由に使えるお金にも余裕がある生活をしていると、結婚によって生活水準を下げて暮らす未来が見え、積極的になれないなんて場合もあります。
◇(2)元彼と比べてしまう
結婚相手は、これからの人生を共にするパートナーです。だからこそ、人生の中で一番良いと思える人を選びたい。そんなふうについ、自分の中で最高だった元彼を基準にしてしまう人が少なくありません。
自分史上最高の人と添い遂げたい気持ちは分かりますが、相手に求めるハードルを上げてしまうと、今の自分と価値観や生活水準が合って心地良い関係を築ける人をスルーしてしまう可能性があります。
自分の過去の恋愛に惑わされて、自分に合う人に目を向けられないのはもったいないですよね。
◇(3)自分の可能性を狭める自分ルールがある
結婚したいと願うあまり、「次付き合う人とは必ず結婚する」と勝手な自分ルールを作って、それに縛られている人もなかなか結婚できません。
あなたの結婚に対する本気度や、これを宣言することで相手の本気度を確認したいという気持ちも分かります。ただ、正直に話しても、男性心理的には「重い」と思われる可能性が高いでしょう。
絶対に失敗しないことなんて、付き合いにおいても結婚においてもありません。ルールを作るにしても、「お付き合いするまで体の関係は持たない」くらいの基本中の基本程度にしておくのが無難です。
■結婚するためには?
本気で結婚したい時、大事なのは、就活と同じで自己分析と市場調査、あとは出会いの数を増やすことです。
◇(1)自分が本当に結婚したいのかもう一度考える
自分が本当に望む「少し先の未来」はどんな景色なのか、今一度考えてみてください。未来は、近くもなくすごく遠くもない10年後くらいが良いでしょう。
自分の家族と同じような未来を築きたい、もしくは仕事で成功してみたいビジョンがあるでも構いません。そのなりたい未来の中に今「結婚」という選択肢があるかどうか、向きあい自覚することが大事です。
◇(2)「自分史上最高な人」との結婚主義をやめる
結婚は今までの恋愛の総決算で、一番すてきな人を選ぶ機会ではありません。経験を活かして自分のパートナーとして合うタイプを判断し、今の自分と合う、一緒にいて幸せでいられる人を選ぶ必要があります。そして、幸せかどうかは、結婚生活を経ていく中で分かるものです。
胸の高鳴りや、終わってしまった過去の彼氏の顔やスペックを引っ張り出して比べているうちはなかなか結婚できません。もう別れてしまった過去の亡霊のような理想像と決別して、今の自分と幸せを育もうとしてくれるパートナーを探しましょう。
◇(3)理想の結婚生活を具体的にしてみる
結婚はゴールではなく、生活のスタートです。結婚すると、現実的な生活が続きます。
相手に求める年収も年齢も、ふんわりした根拠のない「1,000万円以上」などではなく、具体的にしましょう。家が欲しいか、車は何に乗りたいか、子どもは何人欲しいか、今の職場は辞めるのか辞めないのかなど考えた上で逆算すると、相手の条件も固まってきます。
そうすると、高過ぎる条件が不要なことにも気付けるでしょう。
ふんわりした理想の王子様はなかなか見つけられませんが、自分の描いた未来を共に築いていけるパートナーなら探し出せるはずです。
◇(4)アクションを増やす
今までの人生で運命の人と会えなかったのに、次に会った人が運命の人だったなんてことはほぼあり得ません。
結婚したい気持ちが明確になれば、仕事と同じで、ゴールを決め、逆算して条件と期限を明確にし、あとは活動することが必要です。行動すればするほど、目標である「結婚」が現実味を帯びてきます。自分の理想の家族像が具体的になったら、その未来が重なる人を探しに行きましょう。
ただ、出会いの場に出向くことが面倒な人も多いかもしれません。そんな人は、結婚すると新しい人と出会ってデートや恋をする機会はなくなると考え、今出会いを楽しむ気持ちで向かっていきましょう。前向きにアクションを起こせるはずです。
■結婚は人生を幸せにする可能性を広げる手段
結婚したら絶対に幸せになるわけではありませんが、一人では見えない景色をパートナーと見る機会が得られます。
恋愛はお互いが向き合うイメージですが、結婚では同じ未来を見据える戦友になります。その分、人生は広がり、楽しいことや、悲しいことを分かち合うことができるんです。
ドキドキも大事ですが、頼りになるか、楽しいかなどの視点で相手を選ぶと、自分の幸せの可能性も膨らみますよ!
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