

ズボラな彼への上手な注意の仕方

一緒に片付ける
きれい好きな彼女にとっては忍耐が必要かもしれませんが、彼のものには手をつけないで、そのままにしておきましょう。
「休日、一緒に部屋をきれいにしない?」
「そうだね。たまには俺もやらないとね」
ズボラな彼は、彼女がいつも片付けてくれていることに気づいています。一緒にやろうと言われたら、面倒でも重い腰を上げるでしょう。片付けをすることによって、彼は改めて自分のズボラさに気づくでしょう。
「やばいな。俺のものばかりじゃないか」
そう思ってもらえたら、一歩前進です。しかも片付けは案外気持ちがいいもの。終わった後に、すっきりした部屋で飲むお茶の味は格別です。
「片付けっていいな」
もしかして彼は片付けが楽しいと思うかもしれません。月に一度、片付けデーを作って、イベントのように開催するのもおすすめですよ。終わった後は食事に行こうと決めておけば、作業にも張り合いが出てくるでしょう。
手放しで褒める
「また電気がつけっぱなしだったよ」
「冷蔵庫のものは、すぐ閉まっておかないとダメだからね」
「雑誌を床におきっぱなしにしないでって、言ったばかりじゃない」
彼女も疲れてくると、ついつい小言が多くなりがちです。もちろんズボラな彼に責任はありますが、そもそも彼は乱雑な部屋に慣れているので、そんな悪いことをしているという認識はありません。
「これならひとりで生活していたほうがよかったな」
そう思われたら本末転倒です。なにが大切なのでしょうか?もちろん原点は、ふたりで幸せに生活することですよね?小言を言うのではなく、お願いにしてみましょう。
「寝る前は廊下の電気、消しておいてくれる?」
「コーラを飲んだら、冷蔵庫に閉まっておいてね」
「雑誌は元の位置に戻しておいてね」
もちろん逐一お願いすると、彼は忘れてしまいますし、うるさいなと感じるでしょう。まずはひとつかふたつくらいから始めてみましょう。そして彼がきちんと出来たときは手放しで褒めるのです。
「ちゃんとやってくれたんだね、さすが」
「やればできるじゃない。全然ズボラなんかじゃないよ」
「起きたらテーブルの上の雑誌がなくて、すっきりしていたよ。ありがとうね、助かった」
少々大げさに感じても大丈夫です。彼も自分はズボラだという自覚がありますから、褒められたら自分でもできるんだと自信を持つことでしょう。ただひとつできたからといって、ほかも直してほしいと欲張るのはやめましょう。彼のズボラな性格は、長い年月をかけて培われたものです。ゆっくりと時間をかけて付き合っていきましょう。ひとつだけでも改善できたら大成功。そんな大きな心で彼を見守ってあげましょうね。
まとめ
ズボラな性格の彼を直すことができなくても、上手に注意することで、彼女もストレスを最小限に抑えることができます。片付けを一緒にやる日を作ることで、注意を最小限に減らすこともできます。褒めることを習慣にすれば、ついキツい口調で注意してしまうことがあっても、必要以上に彼を落ち込ませることもなくなるでしょう。ズボラな彼とあせらずに、あたたかな心でゆっくりと向き合ってみてくださいね。
(ハウコレ編集部)
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