“着る服がない症候群”から抜け出すには?
2013.01.15 15:27
提供:マイナビウーマン
プライベートでも職場でも、女性は常にオシャレをしていたいと思うもの。だからこそ、毎月のお給料はほとんど洋服につぎこんでいるし、この冬はセールでもいっぱい買った、なんて人も多いはず。普段の買い物もあわせると、ワードローブには十分過ぎるほどの洋服たちが並んでいることでしょう。それなのに、朝になると「どうもしっくりくる服がない」「何を着ていけばいいのかわからない」と悩んでしまい、その内に電車を乗り過ごしてしまったり、会社へ行くのが憂鬱になってしまう人たちがいます。
セールで安いからと大人買い、実物を確認せず通販で手軽にショッピング、流行のデザインに飛びついて購入したものの、上下合わせてみると色合いがおかしい、デザインがイマイチ気に入らない、袖や裾の長さが納得いかない……など、ほぼ毎日着る服で悩んでしまう、いわゆる“着る服がない症候群”の女性たちです。
こういった女性はたくさん持っていることへの満足感や、心配性で先のことを考え過ぎての大量購入、流行のもの新作のものを持っていないことへの不安、そして、人の評価を気にし過ぎることで「自分が好きだから」というよりも「他人にどう見られるか」で洋服を選択している傾向があるため、本当に自分が必要としているものを持っていないのです。その結果、“着る服がない”という感覚に陥ってしまいます。
まず、自分にとって好きな服、似合う服を知り、本当に着たい洋服を買う必要があります。
自分がどんな色、デザイン、素材が好きかを考えてみたことはありますか? 値札をとってしまえば値段は関係ありません。値段で決めるのではなく自分として何が好きかがポイント。実際に、好きな洋服は何回でも着ていることと思います。着古しても何となく捨てられない。それは肌触りや色など自分として納得しているため。そういう感覚で買い物をするようにしてみてください。また、高いモノは慎重に選びましょう。心底納得して購入すれば、買ったのに着ていないということがなくなります。
また、買わなくてはいけない、必要になるかもしれないという気持ちでいると「週末限定」「○%オフ」などの文言に惹かれ、つい無駄な買い物をしてしまうことがあります。洋服は必要になってから探す意識をもつようにしてください。
つい色ちがいで何となく買ってしまっているようでしたら買うのを一度ストップしてみましょう。一度、気に入ったものを着てみてから、色ちがいの服が本当に必要かをゆっくり検討してみても遅くはありません。
そういう感覚が芽生えると、数よりも質や自分の好みの洋服に対してワクワクドキドキする気持ちや、幸せを感じるものを選ぶようになります。本当に着たいもの、自分で「好き」だと思えるものしか買わない習慣が身につきます。
どうしてもいろいろ買ってしまう人は、買うことやモノをたくさん持っていることで心の空虚感を埋めているということも考えられます。人とのコミュニケーションへの抵抗感からモノへ逃げいている傾向がありますので、心が安心できる豊かな人間関係を築き上げることも無駄な買い物をしないひとつのきっかけになりますよ。
”着る服がない症候群”から抜け出すには……
人の評価ではなく、自分が好きな服を選ぶ
洋服は必要になってから探すようにする
色ちがいで揃えることをやめる
安心できる豊かな人間関係を築き上げる
心理カウンセラー 小高 千枝(おだか ちえ)
幼稚園教諭、キャリアカウンセラー等を経て、2007年1月、女性専門のカウンセリングルームを開業。男女関係の問題、依存症、人生観、うつなどのカウンセリングのほか、メンタルトレーニング、企業カウンセリングなどに携わる。2010年9月、精神科医名越康文監修、男女ともに通える『メンタルケアサロン~ピュアラル』を開業。ご相談者それぞれのペース に合わせ問題解決に導くカウンセリングは男女問わず信頼を得ており、リピーターが多い。
【関連リンク】
【こころメンテ術】休み明けはやる気が出ない……。仕事モードに切り替えるには?
【働く女子の実態】働く女子に聞く! オフィスファッションの密かなこだわり
【働く女子ランキング】男性に聞く! 女性の職場ファッションでNGだと思うもの
セールで安いからと大人買い、実物を確認せず通販で手軽にショッピング、流行のデザインに飛びついて購入したものの、上下合わせてみると色合いがおかしい、デザインがイマイチ気に入らない、袖や裾の長さが納得いかない……など、ほぼ毎日着る服で悩んでしまう、いわゆる“着る服がない症候群”の女性たちです。
こういった女性はたくさん持っていることへの満足感や、心配性で先のことを考え過ぎての大量購入、流行のもの新作のものを持っていないことへの不安、そして、人の評価を気にし過ぎることで「自分が好きだから」というよりも「他人にどう見られるか」で洋服を選択している傾向があるため、本当に自分が必要としているものを持っていないのです。その結果、“着る服がない”という感覚に陥ってしまいます。
まず、自分にとって好きな服、似合う服を知り、本当に着たい洋服を買う必要があります。
自分がどんな色、デザイン、素材が好きかを考えてみたことはありますか? 値札をとってしまえば値段は関係ありません。値段で決めるのではなく自分として何が好きかがポイント。実際に、好きな洋服は何回でも着ていることと思います。着古しても何となく捨てられない。それは肌触りや色など自分として納得しているため。そういう感覚で買い物をするようにしてみてください。また、高いモノは慎重に選びましょう。心底納得して購入すれば、買ったのに着ていないということがなくなります。
また、買わなくてはいけない、必要になるかもしれないという気持ちでいると「週末限定」「○%オフ」などの文言に惹かれ、つい無駄な買い物をしてしまうことがあります。洋服は必要になってから探す意識をもつようにしてください。
つい色ちがいで何となく買ってしまっているようでしたら買うのを一度ストップしてみましょう。一度、気に入ったものを着てみてから、色ちがいの服が本当に必要かをゆっくり検討してみても遅くはありません。
そういう感覚が芽生えると、数よりも質や自分の好みの洋服に対してワクワクドキドキする気持ちや、幸せを感じるものを選ぶようになります。本当に着たいもの、自分で「好き」だと思えるものしか買わない習慣が身につきます。
どうしてもいろいろ買ってしまう人は、買うことやモノをたくさん持っていることで心の空虚感を埋めているということも考えられます。人とのコミュニケーションへの抵抗感からモノへ逃げいている傾向がありますので、心が安心できる豊かな人間関係を築き上げることも無駄な買い物をしないひとつのきっかけになりますよ。
”着る服がない症候群”から抜け出すには……
人の評価ではなく、自分が好きな服を選ぶ
洋服は必要になってから探すようにする
色ちがいで揃えることをやめる
安心できる豊かな人間関係を築き上げる
心理カウンセラー 小高 千枝(おだか ちえ)
幼稚園教諭、キャリアカウンセラー等を経て、2007年1月、女性専門のカウンセリングルームを開業。男女関係の問題、依存症、人生観、うつなどのカウンセリングのほか、メンタルトレーニング、企業カウンセリングなどに携わる。2010年9月、精神科医名越康文監修、男女ともに通える『メンタルケアサロン~ピュアラル』を開業。ご相談者それぞれのペース に合わせ問題解決に導くカウンセリングは男女問わず信頼を得ており、リピーターが多い。
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