

4人に1人が、「震災後、『東北産の食材・物産品』を購入した」。さらに、9割近くの女性が「購入していきたい」
2011.04.26 18:50
提供:マイナビウーマン
震災以降、義援金やボランティアなどさまざまな形で、被災地に向けた支援の輪が広がっています。被災地の野菜や酒といった食材・特産品を購入することも、被災地の経済活性化を促すためにできることのひとつではないでしょうか。働く女性を応援するWebサイト「escala cafe(エスカーラ・カフェ)」では、「東北の食材・特産品に対する購入意欲」について、Webアンケートによる調査を実施。「東北地方太平洋沖地震」の発生後、「東北産の食材・特産品」を購入したかたずねたところ、25.7%の人が「購入した」と回答。「支援になると思った(27歳/東京都)」「少しでも東北の経済に貢献したい(31歳/東京都)」「地元が仙台で応援したいと思った(29歳/東京都)」といった理由から、購入に積極的だった回答が見られました。また、「仙台のアンテナショップに行ってずんだ餅を購入した(35歳以上/広島県)」「商店街で、福島からきた方々がテントを張って物産をしていた。売り切らないと寄付してもらった衣料品を積むスペースが作れないと聞き、商品を買ってスペースを作る一助になろうと思った(22歳/神奈川県)」「“がんばれ東北”の気持ちから福島県産のほうれん草を買った(30歳/東京都)」など、信念をもって購入する女性たちの声が印象的でした。
さらに、被災地への復興支援の意味合いも含んで、今後「東北産の食材・特産品」を購入したいと考えているかもたずねると、「(震災後、東北産の食材・特産品を)購入していない」と回答した女性たちも含め、全体の85.1%もの女性から「購入したい」という意欲的な回答が得られました。
しかし現状は、「東北産の食材・特産品」を買いたいと思うものの、被災地をとりまく環境などから躊躇する消費者、その連鎖による風評被害という悪循環が、地元の生産者を第二の災害に巻き込んでいると言えます。今、政府に求められているのは、物産品の安全性を裏付ける情報の開示と、その情報の信頼性ではないでしょうか。そして、私たちが、その情報を積極的に収集し、風評被害に惑わされず真実を見抜く目、消費者としての冷静な判断力をもつことが、被災地の活気を、ひいては日本の活気を取り戻す第一歩となるのではないでしょうか。【ライター/斎藤若菜】
『escala cafe』にて2011年4月にWebアンケート。有効回答数342件(escala cafe会員)。
【関連リンク】
「地震復興税」賛成55%。求めるのは「用途の透明性」と「所得格差への配慮」
被災者からの声も。86.4%の女性が「GWの過ごし方について、『自粛』はしない」
「節電対策」や「義援金」「人材の派遣」など、約7割の企業が「震災支援」を実施
さらに、被災地への復興支援の意味合いも含んで、今後「東北産の食材・特産品」を購入したいと考えているかもたずねると、「(震災後、東北産の食材・特産品を)購入していない」と回答した女性たちも含め、全体の85.1%もの女性から「購入したい」という意欲的な回答が得られました。
しかし現状は、「東北産の食材・特産品」を買いたいと思うものの、被災地をとりまく環境などから躊躇する消費者、その連鎖による風評被害という悪循環が、地元の生産者を第二の災害に巻き込んでいると言えます。今、政府に求められているのは、物産品の安全性を裏付ける情報の開示と、その情報の信頼性ではないでしょうか。そして、私たちが、その情報を積極的に収集し、風評被害に惑わされず真実を見抜く目、消費者としての冷静な判断力をもつことが、被災地の活気を、ひいては日本の活気を取り戻す第一歩となるのではないでしょうか。【ライター/斎藤若菜】
『escala cafe』にて2011年4月にWebアンケート。有効回答数342件(escala cafe会員)。
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