菜々緒「TOKYO MER」参加への決意「本当はやりたくなかった」「このメンバーじゃなかったら私はオファーを断ってる」過酷撮影に本音
2025.07.10 22:58
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女優の菜々緒が7月10日、都内で開催された劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」(8月1日公開)プレミアイベントに、主演の鈴木亮平、共演の生見愛瑠、賀来賢人、江口洋介、高杉真宙、宮澤エマ、石田ゆり子、松木彩監督とともに登場。撮影を振り返った。
菜々緒、過酷な撮影明かす
本作は、2021年にTBS系日曜劇場枠で放送された「TOKYO MER~走る緊急救命室〜」の劇場版第2弾。キャスト陣はブラックの衣装で統一しており、菜々緒はシースルー素材のトップスを合わせ、美しい背中を披露した。舞台挨拶では、物語にちなみ、チームワークや信頼関係を築くうえで大切にしていることを問われると、鈴木が「出身地を聞く。東京って本当にいろんなところから(人が)来ているじゃないですか」「どういうところで育ってきたんだっていうのを知ることで、まず相手を知ることができると、自分が一番親近感を持てるじゃないですか。そうすると、相手の方も割と親近感を持ってくれるような。自分がまず好きになるっていうのは心がけていますね。地理が好きっていうのもあるんですけど」と返答。その言葉を証明するかのように、新メンバーも含めてキャストの出身地を次々と挙げていき、正しいと聞かされると「良かったあ(笑)」と安堵。「真宙くんは福岡出身なのに、沖縄には初めて行ったっていうのを聞いたり。そういうのでいろいろ(話が)広がりますし。面白いですね」と話していた。
菜々緒は「自分の気持ちに嘘をつかない」としたうえで「この作品も、本当はやりたくなかったけど(笑)。これは本当に認めてほしい。本当に大変なんです!この作品。本当に本当に大変で(笑)。ね、賀来さん?正直に言うとやりたくない、ちょっと避けて通りたいって思うけど、ファンの皆様だったり、応援してくださる皆さんだったり、医療従事者の皆さんだったり、SNSを通してコメントもたくさんいただいたり、メッセージをいただいたりするんですよ」と発言。「そうなると、もう一回自分を奮い立たせて。『やっていこう!』って。その声が本当に支えとなって。このメンバーもそうですし。このメンバーじゃなかったら私はオファーを断ってるなって思ってます(笑)。そのぐらいの信頼関係が、このチームには(ある)。スタッフの方だったり監督もそうですし、キャストの皆さんとの信頼関係があるからこそ続投できてるっていうところは、すごくあるなと思います」と明かしていた。
生見は「いっぱいご飯を食べるとか(笑)。皆さんでいっぱい一緒にご飯を食べるとか、自分自身もいっぱい食べる(笑)。とにかく元気でスタミナをつけることが大事かなと思います。この作品中も、劇中で釣った魚を皆さんで一回いただいたりして、そこから余計にチームワークが良くなった気がしたりしているので。食を共にするのが大事なのかなとすごく思います」と考えを明かしていた。
最後にキャストを代表してマイクを持った鈴木は「ドラマの時から撮影しながら、ずっと思っていることがあって。こんなに極限状態なのに、なんでそれでも人は人を救いたいっていう風に願うんだろう?これって何なのかな?というのを、ずっと考えさせられる現場で。人間に備わった美しい本能の一つなのかな、なんてことを考えさせられています。人は(本能が)、悪い方にも行くし良い方にも行くと思うんですけれども、MERが描いてきたのは、『人が人を救う。それだけ』っていう、そういうテーマなんですね。それだけシンプルで力強い人間の美しさを描くからこそ、こんなにもたくさんの方に支持していただいて、続編が作れたんだなと思っております」とコメント。そして「医療従事者はヒーローだっていうテーマからもう一歩進んで、誰かのために頑張る人はみんなヒーローなんだっていう、そういうことを描いたつもりです。決して極限状態だけではなくて、日々みんな誰かのために頑張っていると思うんですよ。子育てもそうだし、介護もそうだし、部活だってそうだし。そういう日々毎日頑張っている人へのエールに、こういう作品がなってくれれば嬉しいなと、今皆さんを前にして改めて思いました。今回、エンドロールまで観ていただくと、人間っていいな、人間ってすごいじゃん、人間って美しいなって必ず思って劇場を後にしていただけると思います」と作品の魅力をアピールしていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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