「ベートーヴェン捏造」9月12日(金)より全国公開

染谷将太、神尾楓珠ら追加キャストが「バカリズムワールド全開」の19世紀ウィーンの世界に<ベートーヴェン捏造>

2025.07.03 18:25
「ベートーヴェン捏造」9月12日(金)より全国公開

山田裕貴が主演を務め、バカリズムが脚本を担当する映画「ベートーヴェン捏造」が9月12日(金)に全国公開。この度、染谷将太や神尾楓珠ら追加キャストが8人が新たに発表され、コメントが届いた。

ノンフィクション原作をバカリズムが脚本化

同作は、歴史ノンフィクションの傑作「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」(著:かげはら史帆氏/河出文庫刊)を基に制作。この史実の面白さにみせられたバカリズムが、ノンフィクション原作を丁寧にひもとき、さらに緻密な取材を加えつつ、脚本化。世紀の大スキャンダルを、バカリズムならではのご近所感満載のユルい会話劇で描き出す。

「音楽の才能はともかく、実は短気でかんしゃく持ちだったベートーヴェンを、彼の死後に“聖なる孤高の天才音楽家”のイメージに捏造したのは、彼の忠実な秘書・シンドラーだった」という史実を、日本に舞台を置き替えずに映画化。そして、ベートーヴェンへの愛が重過ぎる秘書・シンドラーを山田が、シンドラーから熱烈に敬愛されるベートーヴェンを古田新太が演じるという、ジャパンメイドな作品。

数々のバカリズム作品を彩ってきたバイプレーヤーズが参加

シンドラーに疑惑を抱くアメリカ人音楽ジャーナリスト・セイヤー役には、「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」など話題作に多数出演する染谷。さらに、ベートーヴェンが愛した晩年の秘書・ホルツ役に神尾、ベートーヴェンの甥・カール役には前田旺志郎と若手俳優が脇を固め、ベートーヴェンに心酔するシンドラーとの複雑な人間模様が描かれる。

また、シンドラーのことが疎ましいベートーヴェンの弟・ヨハン役には小澤征悦。ベートーヴェンの最期に立ち会う旧友・ブロイニング役に、生瀬勝久。ベートーヴェンが遺した中でも最も有名な楽曲のひとつ、通称「第九」初演時のコンサートマスター・シュパンツィヒ役は、小手伸也。耳の聞こえないベートーヴェンが「第九」初演時に指揮をする際、サポートとして副指揮を担当した・ウムラウフ役に野間口徹。そして、ベートーヴェンが信頼する友人で、シンドラーが共同で伝記執筆を持ち掛けるヴェーゲラー役は遠藤憲一が務める。数々のバカリズム作品を彩ってきたバイプレーヤーズが名を連ね、シンドラーの“ベートーヴェン愛”が奏でる交響曲に音色を添える。

染谷将太(アレクサンダー・ウィーロック・セイヤー役)

19世紀ウィーンへのお誘いの連絡をいただいたとき、声を上げて「嘘だろ?」と前のめりになり、セイヤー役と聞いた瞬間には「なんてこった」と仰け反りました。

大好きなバカリズムさんの台本を開けると、音楽室に写真が貼ってあるような歴史的人物たちが愛らしく人間らしく描かれており、ニヤニヤが止まりませんでした。関監督の新たな挑戦的な撮影方法は、もはやこれこそ映画でしかできない表現なのではと大興奮でした。

魅力にあふれる本作の登場人物たちが奏でる壮大な歴史的ノンフィクションを身近に感じられるこの不思議な世界観。ぜひ劇場のスクリーンで観て、サラウンドスピーカーで聴いていただきたいです!

神尾楓珠(カール・ホルツ役)

題材と脚本にすごく興味が惹かれました。僕自身の撮影日数は少なかったのですが、現代的で今までにないようなセットでの撮影だったこともあって、楽しく参加させていただきました。衣装や髪型にもとてもこだわりを感じました。

また、山田裕貴さんと古田新太さんと久しぶりにご一緒できたこともうれしかったです。きっと新しい発見がたくさんある映画になっていると思うので楽しみにしていてください。

前田旺志郎(カール・ヴァン・ベートーヴェン役)

裕貴さん、古田さんをはじめ、素敵なキャスト陣との共演にわくわくしてました。また、バーチャルプロダクションで作られた世界での撮影も初めてだったのでどうなるのかと楽しみでした。

現場では古田さんが色んな話をされていて、特にANNのパーソナリティを古田さんがやられていた時の話などめちゃくちゃで衝撃的なお話をお聞きできて楽しかったです(笑)。シンドラーを中心にベートーヴェンやその家族を描いていくのが大変おもしろく、今までにないベートーヴェンの物語だと感じました。

小澤征悦(ニコラウス・ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン役)

今回オファーを頂いて、バカリズムさん脚本、しかもベートーヴェンの話、なおかつ自分の役どころがベートーヴェンの弟、と言うことで、いろいろ混乱しました(笑)。

台本はもちろん面白かったですが、果たしてこのバカリベートーヴェンの世界観を映像化出来るのか、正直想像出来なかったですが、撮影現場に入り、その心配は吹き飛びました。ヨーロッパの映像美、そして古田新太さんのベートーヴェンは、ベートーヴェンにしか見えなかったです。新たなバカリワールド全開!お楽しみに。

生瀬勝久(シュテファン・フォン・ブロイニング役)

私は、ベートーヴェンの最後を看取る仲の良い友達役だったので仲の良い古田くんを看取るというつもりで演じました。

バカリズムさんの脚本は、セリフにしても表現にしてもとっても魅力的で、いくつもアンテナを張り巡らせているので、とても面白いものに仕上がっていると思います。ぜひ劇場でご覧ください。

小手伸也(イグナーツ・シュパンツィヒ役)

オファーをいただいた際、シュパンツィヒは、“ベートーヴェンより年下ながらヴァイオリンを彼に教えた盟友”とのことで、自分にどこまで演じられるか多少不安はあったんですが、よくよく調べたら“晩年太りすぎてヴァイオリンが弾けなくなった”とあり、ああ人柄採用かと(笑)。

現場では、僕はヴァイオリンの練習、野間口さんは指揮、小澤さんは趣味のギターと音楽に囲まれる日々でしたが(笑)、基本的におじさんばかりで心地よかったです。鬼気迫る演奏シーンと、ユルっとした会話シーンの両極を楽しんでいただけたら幸いです!

野間口徹(ミヒャエル・ウムラウフ役)

ベートーヴェンについては漫画で読んだ程度の知識しかありませんでしたが、シンドラーによって捏造された人間像だったのかもしれないと思うと恐怖を感じます。

ただ、バカリズムさんの脚本で古田新太さんが作り上げたベートーヴェンは、腹立たしくも愛おしい人間になっています。きっと皆さんが知っているベートーヴェンより好きになって頂けると思います。

遠藤憲一(フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー役)

ベートーヴェン。初めて心奪われたのは17歳の時。交響曲第3番エロイカ。衝撃的だった。苦悩から歓喜のベートーヴェンの世界に涙した。そして今回、この作品の話をいただいた。大好きなベートーヴェンの話だからやりたいけど…ドイツ人の役だという。舞台ならまだしも映画だ。どういうこと???

まぁでもバカリズムさん脚本と関監督、この二人なら間違いなく何かやってくれるはず。そして撮影当日。なんかしれっと全部成立していた!楽しい作品になっています!

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