

ひとりぼっちの少年が迷い込む新たな“もしもの世界”…ピクサー最新作「星つなぎのエリオ」で描かれる星々の世界“コミュニバース”を紹介

ひとりぼっちの少年の壮大な冒険を描く、ディズニー&ピクサーの劇場最新作となるファンタジーアドベンチャー「星つなぎのエリオ」(原題:Elio)が、8月1日(金)に公開される。本記事では、本作の舞台であるカラフルで美しい“星々の世界”・コミュニバースの世界観について紹介する。
ひとりぼっちの少年エリオの成長物語「星つなぎのエリオ」
本作は、この星々のどこかに自分の居場所があると信じてきたひとりぼっちの少年エリオが、銀河を越えて星と星をつなぐ壮大な冒険と運命を変える出会いを通し、成長していく姿を描く。エリオはここではない自分の居場所を求めて、いつか宇宙に行けると信じている。
ある日、願いがかない宇宙で開催されるさまざまな星のリーダーが集まるコミュニバースに“地球のリーダー”と間違えられ転送されてしまう。その先で彼が見たのは、明るくカラフルで夢のような宇宙空間と個性豊かなエイリアンたちだった。エイリアンたちと共に宇宙空間を飛び回り、「こんなきれいな場所、夢みたい!」と感動する。
本作で監督を務めるのは、「リメンバー・ミー」(2017年)でストーリーアーティストを務めたマデリン・シャラフィアンと、脚本・共同監督を務めたエイドリアン・モリーナ、そして「私ときどきレッサーパンダ」(2022年)で監督を務めたドミー・シーの3人。
なお「インサイド・ヘッド」シリーズなどピクサー過去作はディズニープラスで配信中。
カラフルで美しい“星々の世界”が舞台に
ピクサーはこれまで「モンスターズ・インク」では子ども部屋の扉を開けたその先に広がるモンスターの世界、「リメンバー・ミー」では亡くなった人たちがユニークなガイコツ姿で陽気に暮らす死者の世界など、現実世界とつながる“もしもの世界”を描き出してきた。
そんなピクサーの最新作「星つなぎのエリオ」の舞台は、カラフルで美しい“星々の世界”。両親を亡くし孤独に感じている主人公の少年エリオが辿り着いた、何光年も彼方にあるコミュニバースにはユニークな姿かたちをしたエイリアンがたくさん暮らしており、見ているだけでも楽しい仕掛けがいっぱいの世界観になっている。
「モンスターズ・インク」で描かれた“モンスターの世界”は、子ども部屋のクローゼットの扉を開けた先に広がっており、サリーやマイクをはじめとするユニークなモンスターたちが、人間の子どもの悲鳴をエネルギーにするため日々「怖がらせ屋」として奮闘中。モンスターの世界を舞台に、モンスター同士の友情や、人間の小さな女の子・ブーとの絆の物語が描かれた。
「リメンバー・ミー」で描かれた“死者の世界”は、死者たちが楽しく陽気に暮らしている。観ているだけで楽しいカラフルな死者の世界だが、生きている人が死者の写真を飾っているとその死者は1年に1度に生者の世界に行くことができたり、生きている人が死者のことを忘れてしまうと「二度目の死」が訪れるという、私たちが生きる現実世界にも通じるようなルールがある。そんな死者の世界を舞台に、音楽とともに家族の絆を描き出した。
そして、この夏誕生する最新作「星つなぎのエリオ」では、この地球から何光年も彼方に広がる宇宙をカラフルで美しい“星々の世界”として、ピクサーがファンタジックに描きだす。本作の舞台となる“コミュニバース”は、様々な星の代表が集い、星と星をつなぐ夢のような世界。
そんな世界観を作り上げたドミー・シー監督は制作当時を振り返り、「『リメンバー・ミー』でもプロダクション・デザイナーも務めたハーレイ・ジェサップに参加してもらえたのは、本当にラッキーでした。彼はコミュニバースについて、『いろんな大きさ、形、背景を持つ者が集まり、一緒に働いて、協力し合っているユートピア社会のようなところだ』というすばらしいビジョンを持っていました。私たちはそんな彼の言葉に大きなインスピレーションをもらいました」と明かしている。
コミュニバースにはキラキラと輝くような色彩が織りなす美しい光景が広がっており、エリオの初めての友だちになるエイリアンの少年・グロードンやコミュニバースの案内係でハイテクお助けコンピューターのウゥゥゥゥなど、ユニークな姿かたちをした様々なエイリアンたちが暮らしている。さらに、重力を自由自在に操って移動したり、自動翻訳機でいろいろな星のエイリアンと会話したり、オーヴァ(US版オリジナル声優:渡辺直美)の開発した未知のテクノロジーまで登場する。
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