

最強の師弟コンビが空手で悪に立ち向かう…「ベスト・キッド:レジェンズ」公開前に過去のシリーズ4作品を一挙紹介

ジャッキー・チェン、ラルフ・マッチオ初共演となる、大ヒットシリーズ最新作「ベスト・キッド:レジェンズ」が8月29日(金)に公開される。そこで本記事では、これまでのシリーズ作となる「ベスト・キッド(1984)」「ベスト・キッド2」「ベスト・キッド3 最後の挑戦」「ベスト・キッド4」の4作品を紹介していく。
いじめられっ子が空手で這い上がる…「ロッキー」の監督が手掛ける「ベスト・キッド(1984)」
まず紹介するのは、ラルフ・マッチオが主人公を演じた青春スポーツドラマ「ベスト・キッド」(1985年日本公開)。
内気な高校生・ダニエル(マッチオ)は、転校先の学校で美少女のアリ(エリザベス・シュー)に一目惚れするが、彼女の元カレであるジョニー(ウィリアム・ザブカ)に目を付けられてしまう。ある時、ジョニーの一味にいじめられていたダニエルは、空手の達人で日本人のミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)に助けられた。ダニエルは彼の強さに感動し、ミヤギに空手を習うことを決める――。
本作で一躍大スターとなったマッチオが空手を通して心身ともに成長していく姿を描いた本作。ボクシング映画「ロッキー」を手掛けたジョン・G・アヴィルドセン監督が学園ドラマ風にアレンジしており、這い上がっていく主人公を描いた本作は「ロッキー」ファンからも支持を集めている。
また、ダニエルに空手を教えるミヤギ役を演じたノリユキ・パット・モリタは、存在感のある堂々とした演技を見せ、アカデミー賞助演男優賞にノミネート。ワックスがけ、ペンキ塗り…といったミヤギによる独特な修行方法や、空手大会で因縁の相手と戦うダニエルの姿に注目だ。
ミヤギの意外な過去が明かされる「ベスト・キッド2」
続いて紹介するのは、ダニエルとミヤギの“空手師弟コンビ”が活躍するシリーズ第2弾「ベスト・キッド2」(1986年日本公開)。
空手の全米大会でダニエルが優勝した後、老師・ミヤギのもとに“沖縄に住む老父が危篤”という知らせが届く。父のために帰国することを決め、故郷へと向かうミヤギとダニエル。しかし2人が沖縄に到着すると、ミヤギの元親友で最大のライバル・サトウ(ダニー・カメコナ)の愛弟子・チョーゼン(ユウジ・オクモト)が待ち構えていた――。
ダニエルの師であるミヤギにスポットを当て、彼が沖縄を離れることになった過去が描かれる本作。ミヤギとサトウがその昔、一人の女性を巡って争った悲恋が明かされるシーンは見どころの一つとなっている。また“でんでん太鼓の原理”を取り入れた空手技や、多々ある奇抜な沖縄の描写など、ツッコミどころのある演出にも注目したい。
ダニエル&ミヤギの絆がピンチを迎える「ベスト・キッド3 最後の挑戦」
ダニエル&ミヤギの“空手師弟コンビ”と、宿敵であるコブラ会との決着を描いたシリーズ第3弾「ベスト・キッド3 最後の挑戦」(1989年日本公開)。
前作でミヤギのライバルを倒し帰国したダニエルとミヤギ。しかし、かつて彼らに道場を潰された“コブラ会”のボス・クリーズ(マーティン・コーヴ)は、実業家のテリー(トーマス・イアン・グリフィス)に復讐の協力を要請していた。ミヤギから“戦いのための空手は無意味だ”と教えられていたダニエルだったが、クリーズの挑発に我を失い、空手トーナメント戦への出場を決意する――。
ミヤギに心身ともに鍛えられ、一緒に故郷にまで行った師弟コンビ。固い絆で結ばれ、ダニエルは一人前の男に成長しつつあったが、本作ではそんな彼が師匠の教えを破りそうになる。2人の関係に訪れるピンチや、“コブラ会”との手に汗握る最後の死闘、そして人生の真理に共通するほど奥深いミヤギの教えなど、見どころの満載の一作となっている。
孤独を抱えた少女が空手で成長を遂げる「ベスト・キッド4」
最後に紹介するのは、ヒラリー・スワンクが空手女子を演じるシリーズ第4弾「ベスト・キッド4」(1995年日本公開)。
空手の名人・ミヤギは、亡くなった旧友の妻から孫娘のジュリー(ヒラリー・スワンク)を紹介される。両親を交通事故で亡くしたこともあり、孤独に陥っていた女子高生・ジュリーは反抗的な態度を取り続けていた。そんな彼女を更生させるべく、ミヤギはジュリーの抜群の反射神経を見込んで空手の修行を開始。やがて、ジュリーの通う学校を暴力で牛耳る自警団、アルファ・エリートと対決することになり――。
これまでラルフ・マッチオ演じるダニエルとミヤギのコンビが活躍するストーリーだったが、本作では主人公が女性へと変わり、ミヤギが一人の少女に空手の秘伝を伝授する様子が描かれる。そんな本作で映画初主演を飾ったヒラリー・スワンクが繰り広げる、華麗なアクションシーンは最大の見どころと言えるだろう。また、両親のいない寂しさから荒れていたジュリーが、ミヤギと出会ったことで心を開いていく姿にも注目したい。
なお動画配信サービス・Huluでは、今回紹介した『ベスト・キッド』シリーズ4作品に加え、ウィル・スミスが主演を務める映画「幸せのちから」「ハンコック」「アフター・アース」や、ブレイク・ライブリー主演のサメ映画「ロスト・バケーション」などのソニー・ピクチャーズ エンタテインメント作品を7月1日より見放題配信中。
◆文=林ゆう
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