“女神”Koki,を巡る「プロポーズ選手権」で綱啓永が“プロポーズ神”に決定 決め手は「顔が一番マジだった」＜女神降臨＞

Koki,が5月1日に都内で行われた映画「女神降臨 After プロポーズ編」初日舞台あいさつに、渡邊圭祐、綱啓永、菅井友香、宮世琉弥、堀夏喜(FANTASTICS)、筒井真理子、星野和成監督と共に登壇した。

• 【写真】ブーケを後ろ手に持ち、プロポーズ神に届けにいくKoki,
• Koki,が振袖姿で公開直前大ヒット祈願「困難を乗り越えて大人に成長していく姿が勇気をくれる」＜女神降臨＞
• 渡邊圭祐、念願の始球式で“岩隈久志リスペクト”のフォームを披露「超楽しかったです！」＜女神降臨＞

Koki,主演の9年にわたる物語の後編がついに公開

本作は、yoangyiによる韓国発の大ヒットWEB漫画「女神降臨」を原作に、実写映画化したもの。主人公は、地味でさえない容姿からメークの力で誰もが振り向く“女神”へと大変身を遂げた谷川麗奈(Koki,)。クールで謎多き秀才、“氷の王子”こと神田俊(渡邊)と、歌手を目指す情熱的な“御曹司”五十嵐悠(綱)と出会った高校時代からの9年間を描いた2部構成の物語。前編となる「女神降臨 Before 高校デビュー編」はすでに公開中で、5月1日に後編「女神降臨 After プロポーズ編」が公開された。

主人公・麗奈を演じたKoki,は前後編を振り返り「麗奈は9年間の中で、アフターの後編はより自分の夢に向かって突き進んで頑張る姿が印象的だなと思ったので『もっと自分を表現したい』とか『もっと新しい自分に出会いたい』といった願望というか、ポジティブな気持ちは表現したいなと思って演じていました」と演じる上で気をつけたことを語った。

9年間の物語の中で「後編はより華やかな色の服を着てみたり、より華やかなメークをしてみたり、ささやかなことにも麗奈はずっと努力して勉強してたんだということを表現できたらいいなというお話は監督としていました」と高校生から大人の女性への変化も意識したという。

麗奈の同級生、川島愛美役の菅井は「後編はみんなが夢を見つけて頑張っていく中で、愛美もアパレルブランドの社長という夢をかなえていて、そこで過去、自分と向き合うということで、みんなを束ねている責任と人として太くなった愛美を見ていただけるように頑張りたいなと思いました」と後編での演技について答えた。

MCから「Before 高校デビュー編」公開時のイベントでKoki,と干し芋を送り合ってコミュニケーションを取っていたことについて触れられると、「後編の時は干し芋の時間があまりなかったかもしれないです」とちょっと残念そうな表情を見せた。

誰がKoki,の心を一番つかめるのか？「プロポーズ選手権」開催

「After プロポーズ編」にちなんで「プロポーズ神降臨 選手権」を実施。主演のKoki,に共演者の6人が「理想のプロポーズ」を披露し、最後にKoki,が一番心をつかまれた人を選ぶというもの。

なかなか手が上がらず、MCが客席に向かって「最初、誰がいいですか？」と聞くと「綱！」という声が。それを聞いた綱は「いいんですけど、一旦、呼び捨てはやめようか(笑)」と言いつつ、トップバッターに名乗りを上げた。

綱は「Koki,ちゃん。俺にとってKoki,ちゃんの存在が特別なんて言ったりしたり…俺は、俺らの関係は“運命”だなって思ってる。いろんな恋愛経験してきたと思うけど、最後の最後は、俺を選べよ」とカッコよく決めたが、MCから感想を聞かれると「いやぁ、地獄ですかね」を照れ笑い。

二番手は宮世。「Koki,ちゃん、今日初めて会ったけど、人生で一番の選択をする。…Koki,ちゃんと一緒に生きていきたい。今日初めて会ったけど、結婚してください」と、撮影では共演シーンがなく、この日が初対面だったが思い切って告白した。

続いては堀が挑戦。「Koki,ちゃん、たぶんだけど、僕のこと勘違いしてると思うんだ。本当の僕、そんなに怪しくないと思うんだ。本当の僕を知ってもらうために一緒にいてください」と、“麗奈に気があり、付きまとう大学の先輩”という役を演じる堀は、本当の自分は役とは違うと強調して告白。

筒井真理子「お父さんよりもお母さんよりも年上だけど、家族になってください！」

筒井は「Koki,さん、お父さんよりもお母さんよりも年上だけど、家族になってください！」と言って手を差し出した。Koki,は筒井の手を取り、「ありがとうございます！」とニッコリ。

そして菅井が手を挙げてトリを回避。「Koki,ちゃん、いつもみんなの女神様でいてくれてありがとう。どんな時も、私の前では泣いてもいいんだよ。どんな時も、おいしい干し芋食べて、幸せでおなかいっぱいにしようね。私と結婚してください！」と伝えて手を差し伸べると、Koki,も手を差し出して力強く握手した。

ラストは渡邊。宮世が「氷の王子っぽく、役になり切ってプロポーズしてもらいたいな」とリクエストすると、渡邊は「OK！ かましてくるわ！」と気合十分。片膝をついて「僕と結婚してください」と氷の王子っぽくクールに決めた。

綱啓永「ちょっとあぶない記事が出そうですよ」

星野監督の意見も聞きつつ、最終的にKoki,が選んだ“プロポーズ神”はトップバッターの綱だった。選ばれると思っていなかった綱は無言で自分を指差して「俺？」とビックリしていたが、右手を高く掲げて勝利のポーズ。

決め手を聞かれたKoki,は「本当に皆さん、言葉がすてきで全て心にグサッと刺さったんですけど、綱くんの雰囲気が一番持っていかれる雰囲気がありました。監督ともお話しさせていただいたんですけど、監督が『綱くんの顔が一番マジだった』っておっしゃってました(笑)」と明かした。

綱は「ちょっとあぶない記事が出そうですよ」と言いつつ、「ビックリですね。一番目だったのでないって思ってたんですよ。気持ち伝わったんだなって、本気の(笑)。うれしいです！」と笑顔を見せた。

映画「女神降臨 Before 高校デビュー編」「女神降臨 After プロポーズ編」共に全国公開中。

◆取材・文＝田中隆信

※Koki,のoはマクロン付きが正式表記