

梶裕貴、憧れのマーベル最新映画イベント登場も“ネタバレ厳戒態勢”「僕が公開前に消されることになってしまうと困るので」

声優の田村睦心(エレーナ役)、白石充(ウィンター・ソルジャー/バッキー役)、梶裕貴(ボブ役)が、5月1日に都内で開催された「ROAD TO THE AVENGERS『サンダーボルツ*』前夜祭イベント」に登場。特別ゲスト・加藤浩次、秋元才加、佐藤景瑚(JO1)と共にトークを行い、演じるキャラクターの魅力などを語った。
「サンダーボルツ*」とは
同作は、過去に悪事を働きながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、“超クセ強な無法者”チームが活躍するマーベル・スタジオの映画最新作。未来を託すには不安な彼らだが、未曽有の危機を前に集結し、“戦うしかない”状況に放り込まれ、使命感や正義感…そんな立派なものはなくても全てを懸けて、世界を守るため、そして人生逆転のために立ち向かう。
マーベルの新チーム“サンダーボルツ*”について、田村は「あんまり華やかではない感じのメンバーでお送りしているんですけど(笑)。ちょっと昔悪さをしまして、だけど魅力的な優しい気持ちもいっぱい持っている楽しい人たちのチームですね」と説明。
こういったイベントは初登壇だという白石は「ガチガチですね。手汗が尋常じゃない」と緊張気味ながら、今回のチームについて「みんな自分のことしか考えてないけど、それには理由があるんですよね、きっと。自分が抱え込んだものと戦ってきたんだろうなと。さあ、どうなるんでしょうね」と、期待感を募らせた。
一方、マーベル作品のファンである梶は、これがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)本格初参戦ということで「ありがたいですね。憧れていたので」と万感の表情を浮かべ、「今までのMCU作品に登場してきたキャラクターたち、メインキャストではありつつもポジション的にはサブだったような皆さんが一堂に会して、一つドラマができてしまうというのはものすごいなと思いました。『サンダーボルツ*』のキーワードである“最強じゃない、ヒーローじゃない”というワードがまさにピッタリはまっていて、だからこそ人間臭いし、泥臭い、そんなチームなのかなって思っています」と、分析していた。
演じる上で意識したことについて、田村は「フローレンス・ピューさんがお芝居されているので、それに沿って。フローレンス・ピューさんのお顔のお芝居というか、すごく伝わってくるんです。もともと暗殺者としてやっていた彼女(エレーナ)。血はつながっていないけどお姉さん(ナターシャ)が優しかったし、強かったし、その遺志を継いでいるなという感じがしたので、そこは大事に演じさせていただきました」と明かす。
白石、長年演じる“バッキー”の新境地に「なんか感慨深いです」
また、サンダーボルツ*では“まとめ役”的なポジションであり、長年演じるバッキーについて白石は「彼は最初本当に気のいいあんちゃんで登場して、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の親友。次は暗殺者、ようやく洗脳が解けて暗殺者じゃなくなっても過去の罪にとらわれ続け、下を向いて生きている。そういう時間がとても長いんです。それがようやく前を向いて、こうやって新しい仲間と出会って、なんか感慨深いです」としみじみ語った。
そして、梶はボブ/セントリー役ということだが「MCU正式参戦…声優としてめちゃくちゃ誇り、光栄なことで、登壇させていただけるのはうれしいんですけど、公開前に呼んで何をしゃべらそうって言うんだ!ってちょっと思っていました(笑)」と“謎の男役”だからこその難しさを打ち明けると、田村も「確かに。ネタバレできないですもんね!」と同調。
続けて梶は「資料をもらったんですけど、“謎の男。だがしかし…”しか書いてなくて(笑)。でも、今日ボブ役だけじゃなく、セントリーというキャラクター名もしれっと解禁されていて。実はボブでありつつセントリーという存在でもありまして、それが何なのかというのはご覧いただいて…」と“ネタバレ厳戒態勢”で話し、「もっと言うと、今流れているPVにある僕らしき声が聞こえたとして、それが誰の声なのか?っていうところが、一個言えることかなと。どっちなのか、どっちでもないのか、見れば分かりますんで!これ以上はちょっと…僕が公開前に消されることになってしまうと困るので、この辺にしてもらっていいですか?」と、慎重に言葉を選んでアピールしていた。
そんな中、「サンダーボルツ*」というタイトルに付いた「*(アスタリスク)」にかけて、「もし自身にアスタリスクが付くならどんな注釈・補足になるか?」という質問にフリップで回答することになり、田村が「声がでかい」、白石は「レコード大好き」、加藤は「キモロンゲー」、秋元は「元アイドル」、佐藤は「クモを見つけたら噛(か)まれに行く人」とそれぞれ発表。
「極度のホラー苦手」とフリップに記載した梶は、「テレビのコマーシャルで、ホラー映画の宣伝とか出てきてもすぐチャンネルを変えるぐらい苦手」と打ち明け、「吹替とかでホラー系もあるんですけど、そのときは台本をいつも以上に深く読み込んで、まずは心で受け入れ態勢を作るんです。『こういうやつがこういうふうに出てくるんだぞ』って。その後1回倍速で再生して、(倍速だからこその)ちょっとコミカルな動きに変えて、段取りが分かった上で普通の速度で見るということをしていますね」と工夫しながら乗り切っているとした上で、「苦手ですが、ホラー系も(オファー)待ってますんで。皆さんよろしくお願いいたします」と、しっかり関係各位にアピールしていた。
映画「サンダーボルツ*」は5月2日(金)より日本公開。「アベンジャーズ」シリーズなどMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)過去作はディズニープラスで配信中。
◆取材・文=森井夏月(STABLENT)
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