SixTONES京本大我、ジェシーのボケをスルーし過ぎて反省も「またスルーし始めちゃっています」

2025.04.22 21:06

SixTONESの京本大我が、4月22日に都内で開催された映画「見える子ちゃん」の完成披露イベントに登場。主演の原菜乃華、共演の久間田琳加、なえなの、山下幸輝、堀田茜、滝藤賢一、脚本・演出を務める中村義洋監督と、普段“ついスルーしてしまうこと”などを語った。

京本は高校教師役

同作は、泉朝樹氏による国内発行部数330万部を突破した同名ホラーコメディー漫画を実写映画化。ある日突然、霊が見えるようになった女子高校生・みこは、ヤバ過ぎる霊たちに囲まれながらも“見えていないフリ”を決め込んでいた。しかし、親友のハナに霊が憑き、やがて異変が生じて倒れてしまったことを機に「無視できない」恐怖に立ち向かう――という、全力無反応系エンターテインメントだ。

主人公・みこの通う高校に代理の担任として赴任してきた遠野善役で出演する京本は、撮影時のエピソードを聞かれ「大型スーパーで撮影していたんですけど、そこにフードコードがあって、ちょっと時間ができたんで見に行ってみたらたこ焼きが売ってたんです。食べたいなと思いつつ、誰も購入されていない中で空き時間にたこ焼きを食べているのも恥ずかしいなと思っていたら、なえなのさんも購入されていて」と話すと、なえなのは「たい焼きも食べました」と打ち明ける。

続けて京本は「たい焼きもね。僕よりわんぱくな子がいた！と思って、良かったと思ってたこ焼きを食べまして。食はスルーできなかったですね。役柄的には陰な感じだったのですが、反動で食欲も増しちゃいました」と振り返ると、原は「たこ焼きを食べているところは目撃していないです。でも、ラストのほうの大事なシーンだったじゃないですか。だから、『たこ焼きを食べてたんだ！』って今初めて知りました(笑)」と驚きを隠せない様子。

さらに中村監督も「がっかりです。ちょっとビックリしたんですけど、たこ焼きを食べてたんですか？」と冗談交じりにイジると、京本は「なかなか言われないですよね。監督に『がっかり』って(笑)。申し訳ないです、食べちゃいました」と謝っていた。

ついスルーしてしまうことは「ジェシーのボケ」

そんな中、作品にかけて普段の生活の中で“ついスルーしてしまうこと、もの”を語る場面で、京本は真っ先に手を挙げると「僕はSixTONESというグループで活動させてもらっているんですけど、皆さんご存知ですかね？ジェシーっていうメンバーがいるんです。彼が本当にギャグマシーンでして。ずっとボケているんですよ」と語りだす。

会場から笑い声が漏れる中、京本は「僕らも10年の仲なので、いよいよボケをスルーし始めてしまっていて、そしたら彼のボケの声がどんどん小さくなってきて。もうボケじゃない声量でぼそぼそと言うようになっちゃったので、みんなで改めようと。ちゃんとボケを拾い直そうって決めて、ジェシーも『これからどんどんボケていけるわ～！』と。そしてこの前、ライブの一発目のMCでジェシーのボケ数が増えちゃって。拾われるという安心感でいつも以上にボケちゃうので、僕らはまたスルーし始めちゃっているんです。グループのエンドレスな悩みですね」と吐露した。

それを受けて、誰がジェシーのボケをうまく拾うのかと聞かれると「うちのMCに(田中)樹というメンバーがいて、樹が仕切る立場なので、基本さばいてくれるんですけど、樹も最近無視しまくっているという状況で。ジェシーもかわいそうなので、グループとしてもこれから一緒にやっていきたいなと思っているんですけどね。頑張りたいと思います」と、これからはなるべくスルーしないことを誓っていた。

映画「見える子ちゃん」は、6月6日(金)に全国公開。

◆取材・文=森井夏月(STABLENT)