

「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume3の配信日が10月29日に 神山健治総監督「九人目のジェダイ」“長編シリーズ”も2026年配信へ

4月20日に千葉・幕張メッセで開催された「スター・ウォーズ(SW)」の祭典「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」3日目の「『スター・ウォーズ:ビジョンズ』Volume 3」セレブレーションステージに「スター・ウォーズ:ビジョンズ」のエグゼクティブプロデューサーであるジェームズ・ウォー氏が登壇。同作の配信開始日が2025年10月29日(水)であることを発表した。
「スター・ウォーズ」をアニメスタジオ独自の“ビジョン”で描く
「スター・ウォーズ」をアニメスタジオ独自の“ビジョン”で描く「スター・ウォーズ:ビジョンズ」はアニメーション業界を牽引し、世界的評価を得るアニメーションスタジオがクリエイター独自の視点と発想で新たな「スター・ウォーズ」を描く、ルーカスフィルムの一大プロジェクト。
「スター・ウォーズ」のレガシーを受け継ぎながらも、日本のアニメ文化のスピリットを持ち込んだVolume1は、7つの日本のアニメーションスタジオが選ばれ、Volume2では日本に加え、インド、イギリス、アイルランド、スペイン、チリ、フランス、南アフリカ、韓国、アメリカなど各国のスタジオが参加。「スター・ウォーズ」を愛する世界中のクリエイターたちの自由な発想によってスター・ウォーズの新たな“ビジョン”が描かれた。
日本から9つのスタジオが参加
2025年10月29日(水)に配信されることが決まったVolume3では、Volume1でも制作を担当した4つのスタジオと新たに5つのスタジオが参加。日本のスタジオが「スター・ウォーズ」と再びタッグを組み、9つのアニメーションスタジオが9つの短編作品を送り出す。
今回のステージにはジェームズ・ウォー氏のほか、神風動画の水野貴信監督、キネマシトラスの垪和等監督、橘正紀監督、プロダクションI.Gの塩谷直義監督、トリガーの大塚雅彦監督、WIT STUDIOの山元隼一監督、プロジェクトスタジオQの小林浩康監督、ポリゴン・ピクチュアズの吉平直弘監督、デイヴィッドプロダクションのジェイコブ・エアーズ共同プロデューサーが登壇し、それぞれが手掛ける「Volume3」のアニメーションのコンセプトや魅力を説明。
キャラクターのコンセプトアートやアートワーク、ショート動画など今回のセレブレーションステージ向けのファーストルックを公開、作品の情報を発表するたびに会場に詰め掛けたファンから大きな歓声が上がった。
最後にジェームズ氏から「せっかくの最終日ですから、あと3つのアナウンスがあります」という発言があり、1つ目はVolume3の配信日が10月29日ということ。2つ目としてVolume3の現段階での予告映像上映、そして3つ目にプロダクションI.Gの神山健治総監督がシリーズ構成・総監督を務める「九人目のジェダイ」の長編シリーズが「スター・ウォーズ:ビジョンズ」プレゼンツという形で制作、2026年に配信される予定であることが明かされた。
神山総監督も登壇し、「再びここに戻って来られてすごくうれしいです」と万感の表情。「九人目のジェダイ」は神山総監督が手掛けVolume1にて配信、10月に配信されるVolume3ではその続編が塩谷監督によって制作される。
それとは別に、神山総監督によって制作される「Star Wars Visions Presents -The Ninth Jedi」は、主人公・カーラの父がさらわれてしまい、カーラが探しに行くというストーリー。これまでの短編と違って、ビジョンズ初の長編シリーズとして描かれる。
「スター・ウォーズ セレブレーション」とは
「スター・ウォーズ セレブレーション」は、SWシリーズの今後のラインアップや最新情報が披露されるSW最大の祭典。数年に一度のペースで世界各国で開催されており、日本での実施は2008年以来17年ぶりで「スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025」と題して催される。
C-3PO役のアンソニー・ダニエルズや、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」の主人公ボバ・フェットに加えて、映画「スター・ウォーズ/クローンの攻撃(エピソード2)」でジャンゴ・フェットも演じたテムエラ・モリソンらのレジェンド的存在だけでなく、エピソード2や「スター・ウォーズ/シスの復讐(エピソード3)」、ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」「アソーカ」でアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセン、映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」でゲイレン・アーソを演じたマッツ・ミケルセンら世界的スターも登壇する。
なお、オリジナルドラマシリーズ「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」シーズン2は4月23日(水)からディズニープラスで配信。同じくディズニープラスで配信中のドラマ「マンダロリアン」シリーズよりつながる劇場作品「マンダロリアン&グローグー(原題)」は2026年5月22日(金)全米公開予定。
◆取材・文=青雲碧空
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