

戸塚有輝、お気に入りは「鍋のシーン。優しい視線に温かくなると思います、鍋だけに(笑)」<ウルトラマンアーク THE MOVIE>

劇場版「ウルトラマンアーク THE MOVIE 超次元大決戦!光と闇のアーク」が2月21日に公開され、22日に公開記念舞台あいさつを実施。戸塚有輝、金田昇、西興一朗、辻本貴則監督に加え、ウルトラマンアーク、ギルアークが登壇し、公開を迎えたことへの心境や作品の見どころを語った他、会場の子どもたちやファンとSKIP体操を行うなった。
温かい雰囲気の中、舞台あいさつはスタート
本作は、人気テレビシリーズ「ウルトラマンアーク」(テレ東ほか)の劇場版。ウルトラマンアークに変身し、怪獣防災科学調査所「SKIP」の若き調査員でもある主人公・飛世ユウマ役の戸塚、「SKIP」に派遣され、ユウマの相棒的役割も担う石堂シュウ役の金田、伴ヒロシ役の西、辻本監督、そしてスクリーンで激しい戦いを繰り広げるウルトラマンアークとギルアークも登場した舞台あいさつ。
この日、キャスト陣は劇中の登場人物として、辻本監督は「ウルトラマンアーク」に詳しい“辻本博士”としてそれぞれ登壇し、「おはようございます!」と大きな声であいさつ。
この日、欠席となった、夏目リン役・水谷果穂から「ユウマ、シュウ、所長、監督はとっても面白いから、私の分まで盛り上げてくれるはず」というメッセージに、「むちゃぶりだな~(笑)」と感想を漏らすなど、劇中のSKIPメンバーさながらのどこか緩く温かい雰囲気で舞台あいさつは幕を開ける。
2024年7月に放送がスタートしたテレビシリーズ「ウルトラマンアーク」の劇場版として、公開を迎えた本作。晴れて公開を迎えた心境を、戸塚は「今日、朝起きたらものすごい快晴で、僕の心もそんな晴れ晴れとした気持ちです!」と、喜びの気持ちを爽やかに明かす。
金田は「ユウマくんは晴れ晴れとしたと言いましたが、僕としては少し“混沌とした”気持ちです。ついに公開される喜びと同時に、公開されてしまうんだという寂しさもあります」と、作品への愛をにじませる。
西は「誰よりも公開を楽しみにしていたので、やっとこの日が来たなと。これだけの方に見ていただけてとっても光栄な気分です!」と会場に笑顔を向け、辻本監督は「これだけウルトラマンと怪獣に興味を持ってもらえてとてもうれしいし、“SKIP新宿ピカデリー分所所長”としては、これだけのお客さんに入ってもらえてうれしいです!(笑)」と、舞台あいさつの会場に掛けて笑いを誘う。
キャスト陣がお薦めのシーンを紹介
お気に入りのシーンについて、辻本監督は「映画を見てみると、怪獣や動物の生態をよく観察している方が作られたのかなと…(笑)。犬のような怪獣・ムーゴンがウルトラマンアークと交流するシーンがあるんですけど、そこでムーゴンのしっぽが機嫌によってクルクルと動くシーンがお薦めです」と、自身も愛犬家である辻本が本作に登場させた怪獣をお気に入りとコメント。
西も「僕もムーゴンの表情や目の動きがすごく好きで、何度も見返したくなるところですね」と同じくムーゴンの名前を挙げ、金田は「予告編にも登場したシーンで、至近距離でウルトラマンアークとギルアークが、“アークファイナライズ”を打ち合うシーンがやっぱり見どころです」と戦闘シーンをチョイス。
戸塚は、悩みながらも「いろいろあるんですけど、やっぱり“鍋のシーン”かなぁ(笑)。物語的にも“煮詰まっている”ときに出てくるシーンなんですけど、そのシーンのリンさんや所長の優しい視線に“温かくなる”と思います。鍋だけに(笑)」と冗談を交えながら語る。
また、戸塚は注目してほしいお薦めシーンについて「テレビシリーズで見られなかった、アークキューブを構えて、押すだけで変身をするシーンがあって、『アークとここまで心が通じ合ったんだな』と感じました」と、通常アークアライザーを駆使して変身を遂げる、今までの変身シーンとは一味違った“劇場版ならではの変身シーン”として、もう一度見返したくなるシーンを紹介。
金田は、石堂シュウと言えばコーヒーということで、「やっぱりコーヒーのシーンですね!私としては劇場版でもコーヒーが扱われて、とてもうれしいですね」と、今回の劇中でも“大活躍”するコーヒーに注目してほしいと呼び掛ける。
西は力強い言葉で、「全てお薦めです!何回見ても、ずっと楽しんでいただけるので!」と語り、最後に辻本監督は「とあるシーンで、ある人が『あー、気絶してました』と言うシーンがあるんですが、“気絶してた人は起き上がってそんなこと言わないだろ!”と思う(笑)。そのシーンが見どころです」と作中のコミカルなシーンにも触れ、笑いを取っていた。
「SKIP体操」で集まったファンと交流
心温まるトークで大盛り上がりとなる中、ユウマがお待ちかねの生変身を披露。アークアライザーとアークキューブを駆使し、テレビシリーズで興奮と感動を届け続けてきたおなじみのポーズと、会場全員での「想像力を解き放て!」の掛け声で見事に変身。
ウルトラマンアークが颯爽と登場すると、客席から「アーク!!」と名前を呼ぶ子どもたちの声も響き渡り、ウルトラマンアークと並び立った戸塚も力強い眼差しと笑顔で喜びを表現する。
そして、この日は集まった会場のファンと交流するため、「ウルトラマンアーク」のスピンオフコンテンツとしてSNSで盛り上がりを見せた「SKIP体操」を登壇者、会場のファン全員で行うことに。憧れのウルトラマンアークとSKIPメンバーたちの全力の体操と、最後の決めポーズで会場も大盛り上がりを見せる。
続いて、SKIP体操で温まった会場に“黒いウルトラマンアーク”=ギルアークが堂々と登場。劇場内の通路を悠々と歩きながら、迫力の視線を向けて客席の声援に応え、ウルトラマンアークとギルアークの迫力のにらみ合いも勃発。劇中さながらのシーンが目の前で繰り広げられ、会場のボルテージは最高潮に。
その後、観客に配られたサイリウムとホログラムシートで、客席に大きな「アーク(虹)」を掛けての写真撮影も行われた。
戸塚有輝が会場のファンに力強く呼び掛ける
最後に、辻本監督は「この映画は、事前情報を知らないままで見て、楽しんでいただけたと思うので、これから見る方が同じように楽しめるよう、できる限りネタバレは避けつつも、『面白かった!』ということはSNSでぜひ伝えてほしいなと思います!1回見ただけでは分からないほど、細かい部分までこだわっています」と呼び掛ける。
西は「皆さん…宣伝してください!!僕は『ウルトラマンアーク』が大好きなので、日本中、世界中に広まることを願っています!」、金田は「僕も『ウルトラマンアーク』が大好きです。テレビシリーズが終わってしまった寂しさを埋めることができる作品になっているので、映画を見て、そしてもう一度テレビシリーズを見返しても、さらに楽しめると思います!」とアピール。
戸塚は「皆さんが絶対に楽しめる作品です。最後まで楽しみ尽くしていただければと思います!」とメッセージを送った。
※辻本貴則監督の「辻」は一点しんにょうが正式表記
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「映画」カテゴリーの最新記事
-
八木勇征、最近した初めての経験を明かす「勝手に涙が」<映画「僕らは人生で一回だけ魔法が使える」>WEBザテレビジョン
-
FANTASTICS八木勇征「勝手に涙が出てくる」初体験告白【僕らは人生で一回だけ魔法が使える】モデルプレス
-
宮本信子、映画『お葬式』撮影当時の伊丹十三監督を回顧「一番この作品の伊丹さんの顔はすごかったです。ニコニコで」WEBザテレビジョン
-
木戸大聖「むちゃくちゃ怒られた」相手に謝罪【ゆきてかへらぬ】モデルプレス
-
岡田将生、高校時代の「すごく悲しくなった」思い出を明かす<映画「ゆきてかへらぬ」>WEBザテレビジョン
-
広瀬すず、ウエスト穴開き×スリットドレス姿で登場 16歳当時の「大喧嘩」エピソード明かす【ゆきてかへらぬ】モデルプレス
-
広瀬すず「大けんかした」夢中になりすぎて感情的になった過去のエピソード明かす<映画「ゆきてかへらぬ」>WEBザテレビジョン
-
中島健人、ソロ活動を振り返りしみじみ「一人になって一人じゃないことに気付いた」<ボクらの時代>WEBザテレビジョン
-
西野七瀬、料理シーンに苦戦「みんなにバレないように」モデルプレス