

三山凌輝、久保史緒里&チャンソンの“人見知り”を暴露「部屋の角と角でそれぞれ黙って前を向いているんですよ」

三山凌輝と久保史緒里(乃木坂46)が、2月8日に都内で開催された映画「誰よりもつよく抱きしめて」公開記念舞台あいさつに登場。共演のファン・チャンソン(2PM)、永田凜、メガホンをとった内田英治監督と共に公開を迎えた感想などを語った。
新堂冬樹氏の小説を内田監督&イ・ナウォン氏が実写映画化
同作は、新堂冬樹氏の同名小説を「ミッドナイトスワン」(2020年)、「サイレントラブ」(2024年)などで知られる内田監督が演出、「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」(2023年)のイ・ナウォン氏が脚本を手掛けて実写映画化したもの。
強迫性障害による潔癖症で、常にビニール手袋着用で生活し、一緒に暮らす恋人にも手すら触れることができない絵本作家・水島良城を三山が演じ、彼の病気を理解しつつも、自分の揺れ動く心に思い悩む書店員の女性・桐本月菜を久保が演じており、主題歌はRYOKI(三山)とSKY-HIが作詞したBE:FIRSTの楽曲「誰よりも」となっている。
今回の舞台あいさつは上映後ということで、感極まって泣いている観客もいる中、公開を迎えた感想を聞かれた三山は「いまだに涙を流している方もいらっしゃって、登場早かったかなっていう(笑)。もうちょっと余韻に浸らせてあげたほうが良かったんじゃないかな」とした上で、「生で映画を見た後のお客さんの顔を見ることはなかなかないことなので、皆さんの顔をしっかり拝んで帰りたいと思います」と、観客にしっかり作品が届いたことを喜びながら語った。
一方、久保は「撮影していたときから公開するまで、いろんな感情を抱えている人間たちがいっぱい出てくるので、どう受け取っていただけるんだろうと楽しみにしていたので、こんなにもたくさんの方に見ていただけて率直にうれしいなあという気持ちです」と安堵(あんど)したような、柔らかい笑顔を浮かべた。
今作で恋人役を務めた三山と久保はこれが初共演ということで、お互いの印象を尋ねられると、向き合って少し無言の間が。すかさず内田監督から「今の間がすべての答えです」とイジられると、三山は「もう少し時間をくれ!もう少しだけ!(笑)」と慌て、久保も「すいません。久しぶりに会ったもので…」と照れ笑い。
久保が「(劇中では)触れられないという中で心の距離感というのは近くいたいなと思っていたので、コミュニケーションは私なりに積極的に取らせていただいていたつもりなんですけど、いかがですか?」と問い掛けると、三山は「(この舞台あいさつで)今初めて目が合いました!」と返し、久保は「違う違う…(笑)。でも、本当に仲良くなりましたよね?」と再確認。
あらためて、三山は「現場で“はじめまして”させてもらって、僕の中では通常通り初めての方と話している感覚だったんです。久保ちゃん的には普段人見知りがあるみたいで、『あまり心を開かないんですよ。普段は』って言ってたんだけど、僕とは最初からスッと心を開いてくれたイメージだったんです。意外と久保ちゃんに対して人見知りだなと思うことは少なかったんですよ」と明かした。
三山、久保&チャンソンは「未来を見ていたんでしょうね」
その流れで、三山は「そういう意味で言うと2人の間柄では自然と会話が弾んでいったんですけど、チャンソンがね…」と切り出し、チャンソンは「何々?僕?」と何を言われるのかと警戒。
イベント中に三山から“チャンソン・ファースト”なる言葉が出るくらい、2人の仲の良さは誰の目にも明らかだが、三山は「初めて3人でお芝居をするとき、僕が最後に現場入りしたんですけど、そのときに先に久保ちゃんとチャンソンが楽屋にいたんです。3人では初めてだな、どんな雰囲気になるんだろうなと思って、『お疲れさまです!』って入った瞬間、部屋に誰もいないんです」と語りだす。
続けて「あれ?2人もういるって言ってたよな…と思って、部屋の角と角を見たら、2人がそれぞれ黙って前を向いているんですよ。とにかくただただ前を向いているんです。めっちゃポジティブに言うと、未来を見ていたんでしょうね。1回立ち止まって今も見ようぜ!ってなって(笑)」と述懐し、「お互いに人見知りだと思っていたらしくて」と、2人の“人見知り”エピソードを暴露した。
さらに、三山は「俺が来たとき、2人けんかしたのかなと思って(笑)」と話すと、チャンソンは「久保さんがそんなにしゃべる人だとは思わなかったので…」と振り返った。
それでもしっかりコミュニケーションを取って3人でも仲良くなれたそうで、三山は「でも、3人で仲良くなれてるじゃん!って思うと、急に久保ちゃんが一歩引いて、(2人に対して)『仲良いね』って言ってくるんですよ。俺ら2人は『え~!?』ってなるんですけど、そんなときにチャンソンが『逃げるな…』と」とお決まりの流れがあることを打ち明け、久保は「本当に10回ぐらい言われましたね。舞台あいさつで『逃げるな』」と苦笑い。
その上で、三山が「でも、散々そう言ってたチャンソンが、今日3人で告知コメントを何個か撮るタイミングがあったんですけど、まだ終わってないのに1人だけもう行こうとして。あのときに俺らから…(久保も同時に)『逃げるな』」と息ピッタリに再現して見せ、チャンソンは「ごめん、ちょっと逃げた…」とニヤリ。さすがにこの話題が長いと思ったのか、久保が冷静に「楽しい現場でした」とまとめ、締めくくった。
映画「誰よりもつよく抱きしめて」は全国公開中。
◆取材・文・撮影=森井夏月(STABLENT)
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