北村匠海、初メガホンながら萩原利久ら演者に“大御所感”を暴露され赤面「まずいな…」

2025.02.08 15:33

北村匠海が、2月8日に都内で開催された映画「世界征服やめた」公開記念舞台あいさつに、萩原利久、藤堂日向、井浦新と共に登壇した。

監督に憧れたきっかけは小栗旬

映画「世界征服やめた」は、俳優やアーティストなどさまざまな顔を持つ北村が、高校時代に出合い、「人生を変えてくれた」と感謝をささげる「不可思議/wonderboy」の楽曲を原案に、自ら企画・脚本を兼任した念願の1本にして短編映画初監督作。

内向的な社会人の彼方(萩原)は、変化の乏しい日常の中で「自分なんて誰にも必要とされていないのではないか…」と自分の無力さを感じていた。そんな中、どこかひょうひょうとして、それでいて白黒はっきりさせたがる彼方の同僚・星野(藤堂)の選んだ決断に、彼方の人生は大きく揺れ動くというストーリー。

登壇した北村は「このお三方と一緒に映画を作れたことを誇りに思っています。(井浦)新さんのインスタをのぞくと、『しょっちゅう舞台あいさつに立っているな』と思っていたのですが、ついにその仲間入りができました」とあいさつして会場を沸かせた。

また、監督をやろうと思ったきっかけについて「小栗旬さんがきっかけでした。小学校6年生の時に、俳優が監督をやることの格好よさに気付いて！小学校6年生だったので深い理由はつけられなくて、『ただ格好よかった』というのが自分にとって大きかったですね」と明かした。

初監督ながら現場で漏れ出る大御所感を暴露される

そんな中、キャスト陣が監督としての北村の印象を告白。藤堂が「匠海はいろいろな顔を持っている人で、すごく真剣にモニターで向かっているところとか、かなり鮮烈でした。『自分の知らない匠海を、また見れたな』と現場で思いました」と振り返り、「『カット！』って言って、ヘッドホンを外しながらにまにま近寄ってきて『いいよ』って」と現場での様子を暴露。

北村が「そんな大御所みたいな感じで…？」と納得いかない顔で苦笑いを浮かべていると、井浦から「大御所感あったよ」と指摘され、「ありました？まずいな…」と赤面しきりだった。

◆取材・文＝原田健