長州力と愛孫・由真くんが「キャプテン・アメリカ：BNW」について語るなどスペシャル映像が公開

長州力がキャプテン・アメリカに対抗…愛孫の「じーじより好き」に驚くスペシャル映像が公開＜キャプテン・アメリカ：BNW＞

2025.02.07 18:00

マーベル・スタジオ最新作「キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド」が2月14日(金)に日米同時公開される。この度、元プロレスラー・長州力が、愛孫・由真(ゆうしん)くんとキャプテン・アメリカについて話す動画と、長州力が映画館で作品を鑑賞しキャプテン・アメリカを体感する動画の2種類のスペシャル映像が公開された。

映画「キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド」とは

本作の主人公は、初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースから最も信頼され、「アベンジャーズ／エンドゲーム」(2019年)のラストでヒーロー引退を決めたスティーブから、“正義の象徴”である盾を託されたサム・ウィルソン(演：アンソニー・マッキー／日本版声優：溝端淳平)。

“正義の象徴”を受け継いだ“新たなキャプテン・アメリカ”の物語では、アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた各国の対立が世界大戦の危機にまで発展してしまう。この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンに、レッドハルクと化した大統領ロスが襲いかかる。だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった。

“正義の象徴”キャプテン・アメリカを継承するという重圧に押しつぶされそうになりながらも、スティーブの意思を継ぎ、サムはその“圧倒的な重み”を背負うことを決意する。

なお、「アベンジャーズ／エンドゲーム」などMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)過去作はディズニープラスで配信中。

長州力がキャプテン・アメリカを体感…孫とのトークに何とも言えない表情になる場面も

1本目の映像では、長州力は、由真くんが完全に祖父である自分よりキャプテン・アメリカに心を奪われている状況にライバル心剥き出しとなる。由真くんに長州力が「じーじのこと好きか？」と質問し、「うーうん、キャプテン・アメリカのほうが好きだよ」と答え、長州力は思わず驚き、何とも言えない表情になってしまう。

さらに由真くんに、自身が生み出したキラーワード「飛ぶよ！」とオススメされてしまう一面も。世界的ヒーローに対抗心を燃やす長州力と純粋な由真くんのほほ笑ましい姿を映し出したスペシャル映像となっている。

2本目は、キャプテン・アメリカのすごさに驚きを隠せず「赤いぞ、デカいぞ、継ぐぞ！」とあまりにもシンプルで力強い長州節全開のコメント映像となっている。レッドハルクの力強さやキャプテン・アメリカの魅力を感じ、思わず、「飛ぶぞ！」も炸裂した。

本作キャプテン・アメリカについて長州力は「予告を観ても壮大なスケールで描かれているので、ついついそこばかり目がいってしまいかもしれないのですが、僕はストーリーに引き込まれてます。今の世界情勢とだぶっているように思える背景も何かリアリティーを感じました」とコメントした。また、孫との共演について「この映画は孫だけでなく、その母親にあたる僕の娘も好きな映画なので、娘からも強く言われて熱海から飛んで帰ってきましたよ」と娘孝行、孫孝行ができたとうれしさを語った。

“正義の象徴”である名を継承する重圧に押しつぶされそうになりながらも立ち向かうサムに対して、「先人に委縮することなく、新しいキャプテン・アメリカ像を築いてもらいたいですね」とプロレスで様々な経験をした彼だからこそ共感できると期待している様子だった。

長州力コメント

――キャプテン・アメリカへの想い・楽しみにしているポイントは？

予告を観ても壮大なスケールで描かれているので、ついついそこばかり目がいってしまうかもしれないのですが、僕はストーリーに引き込まれてます。今の世界情勢とだぶっているように思える背景も何かリアリティーを感じました。僕くらいの年齢の人も楽しめる作品だと思いますよ。しかしスケールがすごいですね。驚きました。

――お孫さんとの共演についてはいかがですか。

ここ数年、たまに孫と一緒にとお声がけいただけるようになって正直、迷惑かけないかなという不安もありますが、やっぱりこうやって一緒にいられるのはうれしいですよね。この映画は孫だけでなく、その母親にあたる僕の娘も好きな映画なので、娘からも強く言われて熱海から飛んで帰ってきましたよ。本当にありがとうございます。

――新キャプテン・アメリカについては、どんな感想を持たれましたか。

偉大なる先人からの継承はどの世界でも大変な苦労や葛藤があると思うんですね。僕のいた(プロレス)業界もそうでしたから。先人に委縮することなく、新しいキャプテン・アメリカ像を築いてもらいたいですね。

映画公開を記念して令和大凧を製作　上州空っ風大凧大会

2025年に33回目を迎える、赤城山から吹き下ろす風を活かした大凧揚げ祭り「上州空っ風大凧大会」。2月9日(日)に群馬で開催される、この大会に、映画公開を記念して、日本の技法で描いた令和大凧を製作して参加することが決定した。

令和大凧を手がけたのは、京都国立博物館内の国宝修理所にて数多くの文化財修復に携わっていた初代の技を受け継ぎ、国宝を含む全国の社寺仏閣の掛け軸や額、屏風、衝立、巻物などの新調・修復を行う京表具・井上光雅堂。井上光雅堂の3代目井上雅博氏は、「新たなキャプテン・アメリカの象徴となるサムの飛翔を大凧というカタチで表具師として携われたことに「飛ぶ！」のご縁を感じ、大変光栄に思います」と制作できたことのうれしさを明かした。

井上光雅堂3代目・井上雅博氏コメント

ライト兄弟が初めて飛行した年よりも118年も前、江戸時代の表具師・浮田幸吉という人物は、和紙を貼る技術を応用して翼を作り、日本で初めて空を飛んだと伝えられます。時代を超えて現代、図らずも新たなキャプテン・アメリカの象徴となるサムの飛翔を大凧というカタチで表具師として携われたことに「飛ぶ！」のご縁を感じ、大変光栄に思います。

我々、伝統工芸の世界も時代に合わせて変化、革新を繰り返すことで、継承され続いているかと思います。サムの継承は我々にも勇気を頂き、学びが多いです！