「ロッキー」から「ロッキー・ザ・ファイナル」まで、スタローンが生んだ感動と熱狂がBS12「土曜映画劇場」で放送
シルベスター・スタローンの出世作となり、今なお大きな人気を博している映画「ロッキー」。そのシリーズ全6作品が11月2日(土)より、BS12トゥエルビの「土曜洋画劇場」にて一挙放送される。無名のボクサーから一気にチャンピオンに駆け上がったロッキーのサクセスストーリー。本記事では「ロッキー」の振り返りとともに、放送されるシリーズ6作品を紹介する。
「ロッキー」シリーズ…世界中を興奮と感動で包んだサクセスストーリー
映画「ロッキー」は1976年にアメリカで公開され、大ヒットを記録。その勢いのまま翌年には日本に上陸し、こちらもロッキー旋風を巻き起こすヒットを記録した。気分を高揚させる映画の主題歌「ロッキーのテーマ」はテレビはもとより運動会やテーマパークなど様々な場所でも流れ、音楽・映像ともに昭和世代には忘れられない映画の1つになっている。
無名のボクサー。ロッキーを主人公にしたボクシング映画だが、そこには人生の逆転をかけてチャンピオンに挑むサクセスストーリーとアメリカンドリームが詰まっており、無名の俳優だったスタローンもロッキーと同様に、この映画でスターダムへと駆け上った。映画は初作「ロッキー」のヒット後、スタローンの主演にて、ロッキーのボクサー人生を追う形で5作品を制作。2006年公開(日本公開2007年)の第6作目「ロッキー・ザ・ファイナル」で完結を迎えている。
「ロッキー」シリーズ全6作品連続放送「土曜洋画劇場」
世界中を興奮と感動で包んだ「ロッキー」の記念すべき第1作(11月2日[土]夜7:00~)
無名のボクサーが大舞台に立ち、夢に挑む姿を描いた1976年の作品。シルべスター・スタローンが自身の境遇を重ね、3日間で書き上げた脚本をもとに、自ら主演を務めた。ロッキーが15ラウンドにわたり強敵に挑むその姿は、ただのボクシング映画にとどまらず、愛と闘志、そして不屈の精神が描かれた人間ドラマとして圧倒的な支持を集めた。アカデミー賞で作品賞・監督賞・編集賞を受賞。聴く者の心を奮い立たせるメインテーマ曲を手掛けるのは、多くの作品でスタローンとタッグを組んだビル・コンティ。
【ストーリー】フィラデルフィアのしがない4回戦ボクサー、ロッキーに突然チャンスがやってくる。世界ヘビー級チャンピオンのアポロが人気取りのため、格下の相手と戦うことを宣言したからだ。かくして、薄汚れた下町の中、ロッキーのトレーニングが始まった。
スタローンが主演・脚本・監督の3役を務め、アポロとの再戦を描く「ロッキー2」(11月9日[土]夜7:00~)
前作で引退したロッキーが、チャンピオン・アポロとの再戦とともに、妻エイドリアンとの結婚生活や苦悩、ロッキーの人間的な成長を描く。再びリングに立つロッキーが、今度こそ勝利を目指して繰り広げる死闘は、手に汗握る展開。特にクライマックスの試合シーンは、前作を超える迫力と緊張感で観客を魅了する。
【ストーリー】ヘビー級タイトルマッチで辛くも王座を守ったとはいえその戦いぶりに非難が集中したアポロに対し、敗れたりとはいえフルラウンドに感動のファイトを展開したロッキーには熱烈な賛辞が集中。巷に流布するアポロ再起不能の噂を打ち消そうと、アポロ陣営は再度ロッキーとの再戦を宣言する。
チャンピオンとなったロッキーが、ミスター・T演じる新たな強敵クラバー・ラングとの戦いに挑む「ロッキー3」(11月16日[土]夜7:00~)
闘志を失ったロッキーが、師ミッキーとの別れやアポロとの友情を経て再起を図る。エキシビションマッチでは、プロレスラー役としてハルク・ホーガンが出演し、迫力ある対決シーンが展開される。サバイバーの名曲「アイ・オブ・ザ・タイガー」が試合の緊張感を高め、挫折から立ち上がるロッキーの姿がシリーズの人気をさらに不動のものにした。
【ストーリー】世界チャンプとなり、一家水入らずの生活を送っていたロッキーは、強敵黒人ボクサーの挑戦を受けることに。しかしハングリー精神を忘れたロッキーは、あえなく敗れ去る。再起をかけたロッキーにかつての宿敵アポロがトレーナーとして名乗りを上げる。
親友アプロの命を奪ったソビエト連邦からの刺客ドラゴにロッキーが挑む「ロッキー4/炎の友情」(11月23日[土]19::00~)
アメリカの英雄となったロッキーが、ドルフ・ラングレン演じるソ連の最強ボクサー、イワン・ドラゴとの対決に挑む。科学トレーニングで作られたドラゴに、エキシビションマッチで親友アポロの命を奪われ、復讐を誓ったロッキーはタイトルを返上して敵地モスクワへ向かう。冷戦下の米ソ対立を背景に、ロッキーの古典的な肉体トレーニングとドラゴの科学的なアプローチが対比される。アクションの迫力と冷戦ムードが融合した本作は、興行的に大成功を収めた。
【ストーリー】世界ヘビー級チャンピオンとなっていたロッキーに、ソビエト連邦のアマチュアヘビー級チャンピオンのドラゴが対決を迫る。その挑戦を受けたのは二度の戦いを経てロッキーと友情で結ばれていたアポロだったが、ドラゴの圧倒的なパワーに対抗できず、リング上で殺される。アプロの復讐を誓うロッキーは、世界最強の敵と戦うべくソ連へ遠征する。
ロッキーは現役引退、トレーナーに転向した彼の前に才能豊かな新人が現れる「ロッキー5/最後のドラマ」(2024年11月30日[土]夜7:00~)
「ロッキー」シリーズの第5作目。現役を引退したロッキーは、かつての自分を思わせる粗削りな若いボクサー、トミーの育成に情熱を注ぐ。監督は、第1作目を手掛けたジョン・G・アビルドセン。スタローンの実子(セイジ・スタローン)がロッキーの息子役で出演している。
【ストーリー】ソ連でドラゴに勝利したものの、度重なる激闘によって脳にダメージを負っていたロッキーは、妻エイドリアンの説得で引退を決意、トレーナーへ転身する。そんなとき、彼の前に才能に溢れた新人ボクサー、トミーが現れる。トミーの育成に夢中になるロッキーだったが、トミーの才能に目を付けたプロモーターによって、愛弟子は彼のもとを離れていってしまう。
くすぶる情熱を燃やし、ロッキーはカムバックを決意「ロッキー・ザ・ファイナル」(12月7日[土]夜7:00~)
「ロッキー」シリーズ誕生から30年、前作から16年ぶりとなる6作目。60歳を過ぎたシルベスター・スタローンが、若き日の情熱を胸に、不可能と思えるカムバックに挑戦する。鍛え上げた肉体と、人生を重ねた演技は圧巻。本作は熱狂的な支持を受け、9年後には新たにアポロの遺児クリードを主人公にした「クリード」シリーズが幕を開けた。
【ストーリー】30年前に世界ヘビー級王者アポロ・クリードと互角以上の大熱戦を繰り広げて以来、ボクシング界の栄光の階段を上りつめたロッキー・バルボア。しかしリングを去った彼は、愛する妻エイドリアンに先立たれ、地元フィラデルフィアで経営するイタリアン・レストランで、客の求めに応じて現役時代の昔話を語って聞かせる日々を送っていた。息子のロバートは有名人である父に引け目を感じて家を飛び出し、彼と顔を合わせようとはしない。エイドリアンの命日に墓参りをしたロッキーは、自らの孤独を痛感せずにいられなかった。
ロッキーは心の喪失感をぬぐうため、再びボクシングを始めることを決意する。彼は今もなお胸の奥底に情熱が燻っていることを感じ、プロボクサーに復帰したものの、大きな野望を抱いているわけではなかった。しかし、ある番組がきっかけで、現役ヘビー級チャンピオン、ディクソンとのエキシビジョン・マッチが企画され、ロッキーは最後の夢に向かって猛トレーニングを始めた。そして、遂に大観衆が詰め掛けたラスベガスのリングに上がっていく。
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