堂本光一

堂本光一、会場のファンを見渡し「フェラーリに興味ないだろ!?(笑)」“宣伝コメンダトーレ”就任に恐縮

2024.06.24 20:22
堂本光一

堂本光一(KinKi Kids)が、6月24日に都内で開催された映画「フェラーリ」の先行上映会イベントに登場。同作の宣伝コメンダトーレとして、“フェラーリ愛”を語るとともに、作品をアピールした。

エンツォ・フェラーリの波乱と激動の1年を描いた映画「フェラーリ」

同作は元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者エンツォ・フェラーリの波乱と激動の1年を描く物語。製作・監督はマイケル・マン、主人公のエンツォをアダム・ドライバーが演じる他、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシーらが出演する。コメンダトーレ(社長・騎士団長)とは、レーサーやエンジニアがエンツォ・フェラーリに対し親しみと敬意を込めて呼んだ愛称のことで、それにかけて堂本がいわゆる宣伝アンバサダーのような位置付けの“宣伝コメンダトーレ”に就任した。

自身も「Ferrari 430 Scuderia」を所有するなど、ファラーリやF1の大ファンでも知られる堂本。宣伝コメンダトーレのオファーを受けた時のことを「滅相もないなって思いだったんですけど…」と恐縮しながら振り返りつつ、「少年の頃からフェラーリが大好きで、プライベートでもずっとフェラーリ、F1が大好きだったんですけど、そんな中で公私混同と言ってもいいんですかね(笑)。お話を頂いた時にすごく荷が重いなという気持ちと本当にうれしい気持ちと、自分がお話することによって少しでもフェラーリの素晴らしさが伝わるといいなという思いで、今回お話を頂きました」と、率直な感想を明かした。

また、会場に大勢詰め掛けたファンを見渡し、堂本は「どれぐらいが自分のファンの方なのかはちょっと分かりませんけども…たぶんおまえらには分からん!」とバッサリ切り捨て、会場の笑いを誘う。

笑い声とともに拍手喝采のリアクションに、堂本は「拍手じゃないの!(笑) だってフェラーリに興味ないだろ!?」などと一頻りファンをイジりつつ、「フェラーリと聞くとすごくきらびやかで、常にレースでも強くて、そういった世界をイメージなさると思うんです。でも、決してそれだけじゃないよということが実話として描かれているので、皆さんもビックリするんじゃないかなと。そういった築き上げてきたもの、礎があるからこそ今のフェラーリがあるんだというふうに学んでいただければと思います」とほほ笑み、今は興味がなくても映画を見てフェラーリの歴史を学んでくれたら…と宣伝コメンダトーレとして呼び掛けた。

堂本が情熱を注ぐ作品は「SHOCK」

同作ではエンツォの車に懸ける情熱が描かれている作品ということで、エンターテイナーとしてどんなものに情熱を注いでいるかと聞かれると、堂本は「ずっとやっている舞台(『SHOCK』シリーズ)があるので、そこには命を注いできたという部分は間違いなくありますね」と「SHOCK」への情熱を打ち明けつつ、ラストイヤーとはいえ「今までもずっと限界を超えた状態でやってきたので、それよりも気合を入れてしまうと本当に死んでしまう。だからこそいつも通りやる、ということが大事なのかなと思っています」と“これまでより”ではなく、“これまで通り”命を注ぐ気持ちで完走を目指すことを誓った。

そしてこの映画が1957年、59歳だったエンツォの一つの大きなターニングポイントの年を描く作品であることから、堂本にとってのターニングポイントは?という質問が。「振り返ればたくさんあると思うんです。この仕事をし始めたこともそうだし、デビューしたこともそう。帝劇(帝国劇場)に最初に立った時もそう、ある意味では(『SHOCK』が)帝劇ラストイヤーなのでターニングポイントかもしれない。考えてみたら自分の中でたくさんあるなと」と、たくさんのターニングポイントを経験してきたことを伝えつつ、「だからこそ(エンツォにとってのターニングポイントも)たくさんあったはずだから、この先も見たい。第2弾を作ってくれることを先に期待しちゃいましょう」と、早くも続編への期待を口にした。

映画「フェラーリ」は、7月5日(金)より東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで全国ロードショー。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)

関連リンク

関連記事

  1. 新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    WEBザテレビジョン
  2. 東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    WEBザテレビジョン
  3. <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    WEBザテレビジョン
  4. 松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    WEBザテレビジョン
  5. ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    WEBザテレビジョン
  6. 瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    WEBザテレビジョン

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 広瀬すず・杉咲花・清原果耶の“片思い”相手とは「片思い世界」本予告公開 追加キャストも解禁
    広瀬すず・杉咲花・清原果耶の“片思い”相手とは「片思い世界」本予告公開 追加キャストも解禁
    モデルプレス
  2. 上白石萌歌、赤楚衛二との“縁“に感動 プロデューサーも意図しておらず「すごい奇跡」【366日】
    上白石萌歌、赤楚衛二との“縁“に感動 プロデューサーも意図しておらず「すごい奇跡」【366日】
    モデルプレス
  3. STU48中村舞&信濃宙花「新たな一面を見ていただけるかなと思う」出演映画をアピール
    STU48中村舞&信濃宙花「新たな一面を見ていただけるかなと思う」出演映画をアピール
    WEBザテレビジョン
  4. 氷川きよし、休んだことで貴重な充電期間に「いろいろなことが再確認できた」
    氷川きよし、休んだことで貴重な充電期間に「いろいろなことが再確認できた」
    WEBザテレビジョン
  5. 「ベン・ハー」「シリアナ」など、ワーナー・ブラザース作品を一挙見放題配信スタート 注目のおすすめ4作品を紹介
    「ベン・ハー」「シリアナ」など、ワーナー・ブラザース作品を一挙見放題配信スタート 注目のおすすめ4作品を紹介
    WEBザテレビジョン
  6. 松たか子、SixTONES松村北斗が戸惑っていた撮影裏話明かす
    松たか子、SixTONES松村北斗が戸惑っていた撮影裏話明かす
    モデルプレス
  7. 吉野北人、宮世琉弥からの思わぬ追及に「言い訳をするなら、琉弥ってめちゃくちゃ忙しいんですよ」
    吉野北人、宮世琉弥からの思わぬ追及に「言い訳をするなら、琉弥ってめちゃくちゃ忙しいんですよ」
    WEBザテレビジョン
  8. 堀未央奈、“突然の序列1位”役と重なる乃木坂46時代の経験「素直に受け入れきれない自分もあって」【遺書、公開。】
    堀未央奈、“突然の序列1位”役と重なる乃木坂46時代の経験「素直に受け入れきれない自分もあって」【遺書、公開。】
    モデルプレス
  9. 宮世琉弥、THE RAMPAGE吉野北人の“本性”暴露「2回連続で俺をはぶってる」【遺書、公開。】
    宮世琉弥、THE RAMPAGE吉野北人の“本性”暴露「2回連続で俺をはぶってる」【遺書、公開。】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事