堂本光一、会場のファンを見渡し「フェラーリに興味ないだろ!?(笑)」“宣伝コメンダトーレ”就任に恐縮
堂本光一(KinKi Kids)が、6月24日に都内で開催された映画「フェラーリ」の先行上映会イベントに登場。同作の宣伝コメンダトーレとして、“フェラーリ愛”を語るとともに、作品をアピールした。
エンツォ・フェラーリの波乱と激動の1年を描いた映画「フェラーリ」
同作は元レーサーにして、カーデザイナー、そして自ら立ち上げたフェラーリ社をイタリア屈指の自動車メーカーへと成長させた稀代の経営者エンツォ・フェラーリの波乱と激動の1年を描く物語。製作・監督はマイケル・マン、主人公のエンツォをアダム・ドライバーが演じる他、ペネロペ・クルス、シャイリーン・ウッドリー、パトリック・デンプシーらが出演する。コメンダトーレ(社長・騎士団長)とは、レーサーやエンジニアがエンツォ・フェラーリに対し親しみと敬意を込めて呼んだ愛称のことで、それにかけて堂本がいわゆる宣伝アンバサダーのような位置付けの“宣伝コメンダトーレ”に就任した。
自身も「Ferrari 430 Scuderia」を所有するなど、ファラーリやF1の大ファンでも知られる堂本。宣伝コメンダトーレのオファーを受けた時のことを「滅相もないなって思いだったんですけど…」と恐縮しながら振り返りつつ、「少年の頃からフェラーリが大好きで、プライベートでもずっとフェラーリ、F1が大好きだったんですけど、そんな中で公私混同と言ってもいいんですかね(笑)。お話を頂いた時にすごく荷が重いなという気持ちと本当にうれしい気持ちと、自分がお話することによって少しでもフェラーリの素晴らしさが伝わるといいなという思いで、今回お話を頂きました」と、率直な感想を明かした。
また、会場に大勢詰め掛けたファンを見渡し、堂本は「どれぐらいが自分のファンの方なのかはちょっと分かりませんけども…たぶんおまえらには分からん!」とバッサリ切り捨て、会場の笑いを誘う。
笑い声とともに拍手喝采のリアクションに、堂本は「拍手じゃないの!(笑) だってフェラーリに興味ないだろ!?」などと一頻りファンをイジりつつ、「フェラーリと聞くとすごくきらびやかで、常にレースでも強くて、そういった世界をイメージなさると思うんです。でも、決してそれだけじゃないよということが実話として描かれているので、皆さんもビックリするんじゃないかなと。そういった築き上げてきたもの、礎があるからこそ今のフェラーリがあるんだというふうに学んでいただければと思います」とほほ笑み、今は興味がなくても映画を見てフェラーリの歴史を学んでくれたら…と宣伝コメンダトーレとして呼び掛けた。
堂本が情熱を注ぐ作品は「SHOCK」
同作ではエンツォの車に懸ける情熱が描かれている作品ということで、エンターテイナーとしてどんなものに情熱を注いでいるかと聞かれると、堂本は「ずっとやっている舞台(『SHOCK』シリーズ)があるので、そこには命を注いできたという部分は間違いなくありますね」と「SHOCK」への情熱を打ち明けつつ、ラストイヤーとはいえ「今までもずっと限界を超えた状態でやってきたので、それよりも気合を入れてしまうと本当に死んでしまう。だからこそいつも通りやる、ということが大事なのかなと思っています」と“これまでより”ではなく、“これまで通り”命を注ぐ気持ちで完走を目指すことを誓った。
そしてこの映画が1957年、59歳だったエンツォの一つの大きなターニングポイントの年を描く作品であることから、堂本にとってのターニングポイントは?という質問が。「振り返ればたくさんあると思うんです。この仕事をし始めたこともそうだし、デビューしたこともそう。帝劇(帝国劇場)に最初に立った時もそう、ある意味では(『SHOCK』が)帝劇ラストイヤーなのでターニングポイントかもしれない。考えてみたら自分の中でたくさんあるなと」と、たくさんのターニングポイントを経験してきたことを伝えつつ、「だからこそ(エンツォにとってのターニングポイントも)たくさんあったはずだから、この先も見たい。第2弾を作ってくれることを先に期待しちゃいましょう」と、早くも続編への期待を口にした。
映画「フェラーリ」は、7月5日(金)より東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで全国ロードショー。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)
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