山田孝之「やっと帰って来れた」大雨被害が残る秋田での撮影メイキング映像が解禁
山田孝之らがプロデュースする短編映画制作プロジェクト最新作「MIRRORLIAR FILMS Season5」が5月31日(金)に劇場公開。上映作の中から、大雨被害が残る秋田県秋田市で撮影された「たてこもり」と「変哲の竜」の撮影メイキング映像が解禁された。
クリエーターを発掘・育成する短編映画制作プロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」
「MIRRORLIAR FILMS」は、伊藤主税(株式会社and pictures)、山田、阿部進之介が主催するクリエーターの発掘・育成を目的とした短編映画制作プロジェクト。若手監督や俳優、漫画家、ミュージシャンなどが多数参加し、すでにSeason1~4全36作品の短編映画を制作し発表している。
最新作となるSeason5は、5月31日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて2週間限定で劇場公開。劇場公開後、6月15日(金)から7月4日(木)まで、カラオケJOYSOUND導入店の「みるハコ」サービスにて非劇場(2070カ所)での上映、7月5日(金)からはドコモの映像配信サービス・Leminoにて独占無料配信、2024年秋にはDVDリリースも決定している。
竹中直人、大雨災害の被害が残る秋田での撮影に「夢みたい」
秋田県秋田市と連携し、映像制作を通じて学生や若いクリエイターの挑戦を応援するプロジェクトを展開している「MIRRORLIAR FILMS」。Season5上映作の竹中直人監督作「たてこもり」と大橋裕之監督作「変哲の竜」の撮影も秋田市で行われたが、撮影時期の2023年夏、秋田市内は大雨災害に見舞われた。
「たてこもり」は7月中旬に予定していた撮影の延期を余儀なくされ、8月第2週で撮影、クランクアップ。メーキング映像では、秋田市の洪水直後の街並みやロケ地であるレストラン「道化の館」の冠水の様子と、大雨の直後から地域とプロジェクトメンバーが一丸となって復旧作業を行う様子も映し出されている。
竹中監督は「もう秋田に来られないと思っていたので、再びこうして来られるということが夢みたいですよ」と、撮影ができるありがたみをしみじみと語っている。
山田孝之、地元の学生が積極的に参加する現場に「やっと帰って来れた」
「変哲の竜」は8月第1週に秋田市内で撮影が行われ、地元の学生が積極的に参加し、助監督の補助などを行ったという。大雨の被害の名残が随所に見られる秋田での撮影に、出演する伊藤沙莉は「いろいろなことが起きているけど、こういう撮影とか含めて、秋田が盛り上がっていったらいいなと思います」と語る。
本プロジェクトのプロデューサーであり、俳優としても参加している山田は「やっと帰って来れたな、という感じ。“ただいま”っていうのはありますね。秋田の学生の皆さんもたくさん協力していただいて、助けていただいて、なんとか(撮影できました)」と、秋田への感謝を述べた。
さらに、又吉直樹は「山田さんや大橋さんのような第一線の人たちが創る作品の環境に、これからの人がいる、という環境がめちゃくちゃいい」と、既に業界の第一線で活躍するスタッフや演者と、学生や若いクリエイターが共に一つの作品に取り組めるという本プロジェクトの取り組みを絶賛している。
「MIRRORLIAR FILMS Season5」作品ラインナップ
■「MIMI」
監督・脚本:榊原有佑 出演:横浜流星、阿部進之介、森永悠希、山下幸輝、山田孝之
青年が臨床心理士に、子どものころに飼っていた猫・ミミとの思い出を楽しそうに語る。けれども実は、ミミは青年が作り出した架空の存在であるという。そんな掴みどころのない対話の中である事件の犯人である人物の真実が浮かび上がってくる。
■「変哲の竜」
監督・脚本:大橋裕之 出演:又吉直樹、山田孝之、伊藤沙莉
ある日の昼間、誰もいない公園で竜が文庫本を読んでいると、懐かしいにおいが鼻を突く。小学校時代の友人、正樹の家の部屋のにおいだとひらめいた竜は、においを確かめるため、正樹の家を20年ぶりに訪れる。竜は懐かしの二階の部屋にひとり寝転がり、「におい」を吸い込む。一方その頃、正樹の妻の今日子と正樹が何やら言い争いをはじめた。
■「たてこもり」
監督:竹中直人 脚本:和田清人 出演:スクールゾーン、俵山峻、橋本稜、佐々木史帆、土佐和成、AFRA、松浦りょう
喫茶店「喫茶マーず」で働く三兄妹のもとに1人の男がやってくる。男は、妻が若い男と心中し、自らも死のうとしたが死にきれずにいる。「そうだ、幸せな人から殺そう」と犯人に銃を突きつけられた三兄妹は、それぞれの人生で起こった不幸話を競い合う。
■「NAIKU」
監督・脚本:ピウス・マチュルスキス 脚本:ロカス・ミケヴィチウス 出演:エリック・ヴォジェヴォディンほか
風変わりな10人のギャングたちが、廃墟と化した工業地帯をジープで走り回る。その場を通りかかったアドマスはギャングたちのゲームへと誘われ、辿り着いた先は、暴力的なトーナメントだった。目的のわからないゲームに困惑するアドマスだったが、対戦は次第に非人道的な争いへと化す。
■「さようなら、あおいの赤いメガネンティティ」
監督・脚本:巖川虎太郎 出演:北原麻衣、巖川虎太郎、温井祥太
赤い眼鏡をかけたあおいはある日、田渕くんに告白される。あおいは思った。「田渕くんは本当に私のことが好きなのだろうか。私が赤い眼鏡をかけているから私のことが好きなのではないだろうか。赤い眼鏡をかけていたら誰でもいいのではないだろうか」と。それが気になって仕方ないあおいはある作戦を思いつき、自転車で走り出す。
■「駆け抜けたら、海。」
監督・脚本:十川雅司 出演:松原怜香、嶺結
女子大生の綾瀬みつきは、親友の星野うみに片想いをしている。合コンを抜け出してきた2人は閉店間際の銭湯に駆け込む。いつものようにうみの恋愛話を聞かされるみつき。次第にみつきは自身の想いがあふれてしまう。
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