水上恒司“役者の呪い”語る「冷静には観られない」<あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。>
2023.10.26 01:37
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女優の福原遥と俳優の水上恒司が25日、都内で開催された映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(12月8日公開)の最速試写会に原作者の汐見夏衛氏と出席。水上が本作を鑑賞した感想を語った。
福原遥、観客の反応に「心が温かくなりました」
福原は最初の挨拶で「今日がお客さんに観ていただく初日ということで、本当に今日が来るまでドキドキわくわくしていたんですけど、やっと皆さんに届いてホッとして、すごく嬉しい気持ちでいっぱいです。皆さん、映画いかがでしたか?」と観客に投げかけ。会場から大きな拍手が送られると「ありがとうございます。私達も少し後ろの方でちょっとだけ観させていただいて、皆さんの声だったり、そういうのが聞こえて。こっちもうるっとしてしまって、本当に心が温かくなりました」と笑顔を見せた。水上は「まずは、(主題歌を務めた)福山(雅治)さんじゃなくてすみません(笑)。冗談はさておき、こんなにいろんな応募がある中で、皆さんにまずは届けられたっていうことで、ひとまず安心しています」とコメント。「それでしかないというか。やっぱり作っている中では、いろんなことを考えながらやっていましたので、ひとまず今日皆さまにこうしてお届けすることができて、まずは安心しています」と安堵の表情を見せた。
改めて、観客とともに鑑賞した感想を問われた水上は「やっぱり緊張しますね。自分たちが作ったものを、世に放出する瞬間っていうのは本当に緊張しますし。それがいい結果になるのか悪い結果になるのかっていうのは、本当に僕たちは読めないので」と返答。「福原さんもそうですけれども、ここの3人はみんな、そういったところにこっそり入るのは今日が初めてだったので、不思議な気持ちでしたね」と振り返った。
福原は「作品を読んだときから、すごく泣いてしまって。皆さんの声が後ろから聞こえて、届いたんだなというか、それがすごく嬉しくて。ちょっとホッとというか、やっと届けられたっていう気持ちでいっぱいです」と頬を緩めた。
水上恒司“役者の呪い”語る
また、本作を絶賛した汐見氏とともに完成した映画を観たという水上は「原作者の方にそういう風に言っていただけるっていうのは、また1つ僕たちが役者として原作を実写化していくにあたっての、1つの目標でもあったりするので。それはとても嬉しいです」とコメント。「でも役者として関わっている作品では、やっぱりまだまだ冷静に観られるものでもないので。それは今回の作品に限らず、僕は常に関わってきた作品は冷静には観られないというか。自分の反省というところが、役者の呪いじゃないですけど、そういうところに目が向いていたんですけど、こうやって結果的に皆様に届けることができて本当にうれしいですし、これからどんどん広げていくためにも、邁進していきたいと思います」と語った。福原遥、撮影セットに「救われた」
福原は「先生が作られたこの作品を、そのままそのメッセージを届けたいという思いで撮影はしていましたし、本当にこの映画はたくさんの方の支えがあって出来上がった作品で。戦争の描写とかもCGだったりとかも、本当にたくさんの人たちの力でこの1つの作品が出来上がったので、まず映画を観たときは本当にすごいなって、感謝の気持ちでいっぱいだなと思いましたし、やっぱりこの作品を今この時代にちゃんと届けていきたいなって思いでいっぱいなので。たくさん観ていただけたら嬉しいなと思っています」と呼びかけた。セットを建てて撮影した食堂のシーンについて、福原は「本当にセットがすごすぎて。いろいろ想像しながら撮影もしていて、大丈夫かなっていう不安もすごくあって。最初の方に水上くんといっぱい話したり、不安でいっぱいだったんですけど、本当にセットに救われた部分はすごく大きかったなって、今考えると本当に思いますね。そこに行くだけで本当にタイムスリップした気持ちになって、みんながそこにいてっていう…不思議な感覚でした。本当に感謝です」と回想。水上は「本当に、皆さんがもちろんプロとしての仕事を全うしているだけであったりすると思うんですけど、勝手に僕もだし、福原さんももしかしてそうかもしれないですけど、勝手に支えられてるなっていう。支えられて今日という日を迎えられたっていう、そういった幸せな気持ちにすごくなりましたね。最初の試写を観たときも」と感謝の思いを語った。
福原遥&水上恒司W主演「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」
本作は、小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)の実写化。1945年の日本で目を覚ました現代の女子高生・百合(福原)が、そこで出会った彰(水上)に何度も助けられ恋をするが、彼は特攻隊員として程なくして戦地に飛び立つ運命だったという物語を描く。(modelpress編集部)
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