仲里依紗、気合の“裸エプロン”に挑戦も「二度とやりたくない(笑)」<「土竜の唄 FINAL」の女たち>
三池崇史が監督、宮藤官九郎が脚本を務める生田斗真主演の映画「土竜の唄 FINAL」が、11月19日(金)に公開される。高橋のぼるのコミックを原作とし、これまで2作が公開されてきた映画「土竜の唄」シリーズ。第3弾はついに“FINAL”と銘打たれ、オールスター出演のもと、笑いあり、涙あり、LOVEありの“極上お祭りムービー” に仕上がっている。そんな映画の公開を記念して、今回は潜入捜査官“モグラ”の玲二(生田)を翻弄する3人の美女たちにフォーカス。第3弾は、第1作「土竜の唄 潜入捜査官REIJI」(2014年)から玲二の最愛の恋人・若木純奈を演じ続ける仲里依紗にインタビュー。気になる2人の恋の行方や、衝撃の“裸エプロン”撮影の裏側は…?
純奈&玲二はお互いにピュアでかわいい
――ついに「土竜の唄」も“FINAL”を迎えます。まずは台本を読んでの感想を教えてください。
仲 これで最後なのが寂しいなと思いましたし、最後にピッタリな作品だなとも思いました。派手過ぎて、「これって…アニメーションなの? そうだよね? 本当に人間がやるヤツなの?」みたいな(笑)。複雑な感情でした。
――8年にわたって純奈を演じ続ける中で、純奈や玲二に対する印象は変わりましたか?
仲 玲二くんのことは純粋に好きなんですけど、純奈も年ごろですし、「そろそろ…」って感じじゃないですか。「いつまで待たせるのよ!」みたいな(笑)。きっと純奈にもそういう葛藤はあると思います。でも玲二くんも、女の人にはフラフラ行くけど、ずっと純奈のことを思い続けてくれている。そこがお互いピュアでかわいいと思います。何やかんやでお互いに好きなんですよね。
――前作と比べて、純奈のパワーアップした部分というのは?
仲 パワーアップしたところは…玲二くんに対するキレ方(笑)。ブチ切れ方が、回を追うごとに本領発揮してきていますよね(笑)。好きなんだけど、キレ方もどんどん激しくなっていって。そこがまたいいなと思いました。
ブチ切れシーンは全力、渾身のビンタに生田斗真の脳も揺れた
――今回も純奈の怒りが爆発するシーンがありましたが、ああいったシーンはどんな心境で撮影するのですか?
仲 最初は「大丈夫かな!?」と思うのですが、一回で決めないと逆に大変なので、一発本番ですね。第1作では玲二にビンタをするシーンがあったんですけど、遠慮しちゃうとNGになって何回もしなきゃいけなくなるし、される方も痛いじゃないですか。だから思い切ってものすごい勢いでビンタしました。生田さんは「今、脳が揺れたんだけど」って言ってました(笑)。
――仲さんご本人としては、玲二に「それでも好き!」となる純奈には共感できますか?
仲 危なっかしいところもありますけど、玲二はすごくアツい男の人なので、ビビって逃げたりしないところは好きって思います。でも「大丈夫? 死んじゃうよ?」って心配になる部分も多いです(笑)。もう母性ですよね。きっと純奈にもそういう思いがあって、玲二をちゃんと“保たせる”役割があるんだと思います。玲二にも「純奈のもとへ戻る」という思いがあるから、「普通、死ぬよね?」というレベルのことがあっても、死なずにいられるんじゃないかな。
「すっごい撮った」8年越しの“裸エプロン”に現場も大盛り上がり
――三池監督のディレクションはいかがでしたか?
仲 三池監督は撮りたいものが明確で、カメラの位置や撮り方も全部決まっているので、私たちは監督が言うように演じるだけです。カット数がめっちゃ増えたのは…裸にエプロンのシーン(笑)。「こんなにカット数あったっけ!?」っていう。「もう1パターン、こっちから撮ろう」って監督が盛り上がっちゃって、すっごい撮ったんですよ!(笑) でも、盛り上がってくれて良かったです。気を使われるよりもいいので(笑)。
――“裸エプロン”に挑戦されてみてのご感想は…?
仲 二度とやりたくないです(笑)。隙間をガムテープでガチガチに止めて、大変だったんですよ! 台本を読んで「これってホントに私がやるのかな?」って思ってたんですけど、「三池さんならやるよね~」という感じで。第1作のときならともかく、8年越しだったので…ちょっとキツかったです(笑)。
共演者と入れ替わるなら…「菜々緒さんになって空港を歩きたい!」
――仲さんが演じていて楽しかったシーンはどこですか?
仲 豪華客船のアクションです。全部CGやセットで撮っているのですが、それを思わせないくらいちゃんとした船になっていますし、アクションもすごくて。それと、本当にスゴいものが最後に出てくるので…「みんな絶対見て!」って感じです(笑)。想像もしないモノが出てくるじゃないですか。あれは見た方がいい! 映画館で見た方がいいです(笑)。台本だけだと分からなかったんですよね。三池さんは絵コンテがあるので、それをチラッと見て「こういうことになってるんだ!」って思いました(笑)。
――ちなみに…仲さんは、今回の出演者の誰かと1日入れ替わるなら、誰と入れ替わりたいですか?
仲 菜々緒さんに入れ替わって街を歩いてみたい! すごいじゃないですか、もう! ウィンドーショッピングのガラス越しに、自分の姿を見てみたいです。「やったぞ!」って思うと思う(笑)。ファッションもバッチバチにキメて、空港の動く歩道を歩きたいですね。空港がランウェイに変わりますよ。一度経験してみたいです!
――最後に、「土竜の唄 FINAL」で仲さんが楽しみにしているところを教えてください!
仲 私が楽しみにしているのは、ジャスティストリオのラップです(笑)。毎回歌を歌われているんですけど、台本を読んで「今回はラップかー!」と思って。それが最高に楽しみでしょうがないです。純奈の見どころは、やっぱり“FINAL”ということで、玲二くんとの関係がどうなるのかというところですね。2人の恋の行方が分かるので、楽しみにしていただきたいです。
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