佐藤健、“好きすぎるドラマ”明かす「それがきっかけで役者になりたいと思ったくらい」<護られなかった者たちへ>
2021.08.15 22:11
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映画「護られなかった者たちへ」(10月1日公開)の完成披露イベントが15日、都内にて開催され、出演の佐藤健、阿部寛、清原果耶、緒形直人、吉岡秀隆、倍賞美津子、瀬々敬久監督が登壇。佐藤が11年前の阿部との共演を振り返った。
同作は、東日本大震災から10年目の仙台で起きた不可解な連続殺人事件を軸に、その裏に隠された切なくも衝撃の真実を描くヒューマン・ミステリー。佐藤が容疑者として捜査線上に浮かんだ利根を、阿部が刑事の笘篠を演じる。
佐藤健、“好きすぎるドラマ”明かす
佐藤と阿部は、ドラマ「TRICK」以来11年ぶりの共演となった。「印象の変化はありましたか?」と尋ねられると、佐藤は「阿部さんは阿部さんですね。11年前に初めてお会いしたときから、阿部さんでした」と声を弾ませた。そして、「僕は『TRICK』というドラマが好きすぎて、それがきっかけで役者になりたいと思ったくらいの作品なのです」といい、「僕の目の前で阿部さんが演じている姿は、今でも鮮明に覚えています。それくらい僕にとってはかけがえのない時間です。そんな阿部さんと今回、この作品でさらに深まった役柄でご一緒することができて非常に嬉しいです」と続けた。
阿部寛、佐藤健との撮影秘話
阿部は、11年前に共演して以来、作品を通して佐藤の活躍ぶりを見てきたことを告げ、「現場に入ったとき、集中力といいますか責任というものがすごくありました。僕は刑事の役なので、佐藤さんが演じる利根という人物を観ながら役作りをしようと思って、すべて佐藤さんに委ねてやっていたのですが、集中力のあるすばらしい役者さんだなと改めて思いました」と佐藤を絶賛。劇中では、阿部が佐藤を突き飛ばすシーンが。撮影の際、佐藤はスタッフが用意していたクッション用のマットを越えて飛ばされたとのこと。心配になった吉岡が阿部に「やりすぎじゃないですか?」と声を掛けると、阿部は「『本人が思いっきり来てくれ』と言うんで」と吉岡に告げたそう。佐藤は、「言いましたけど、あそこまで飛ぶとは自分でも思っていなかったし、全員の誤算だったのでマットから出ちゃったのだと思います。(阿部は)さすがです(笑)」と述懐。
佐藤の言葉を受け、阿部は、「どんなにぶつかってもちゃんとかわしてくれるだろうな、こなしてくれるだろうなという信頼関係があったので、遠慮せずにやったんですけど」とやや気恥ずかしそうに言葉に。容疑者役を演じた佐藤は、「(阿部は刑事役なので)捕まえるっつうのに、飛ばしてきますからね(笑)。『捕まえるならそんなに飛ばさなくても』と思いましたけど(笑)」と軽快なトークを披露して会場を盛り上げた。
連続殺人事件の第1の被害者の直属の部下で、福祉保健事務所の職員を演じた清原は、東北で行った撮影を振り返り、「私は気仙沼の街並みだったり、漁船がいっぱい並んでいる風景がすごく好きです。朝早くから撮影したときも、海が澄んでいて、空気も澄んでいて、土地の人たちもすごく温かく迎え入れて下さったなという思い出や印象があります」と声を弾ませた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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