北村匠海、“ダサいと言われてきた”スタイルに自信「男は黙ってデニム」<東京リベンジャーズ>
2021.07.29 19:22
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俳優の北村匠海が29日、都内で行われた映画「東京リベンジャーズ」大ヒット御礼!東リベの夏は終わらない!舞台挨拶に、共演の杉野遥亮、磯村勇斗とともに登壇。“夏休みに仲間で『東京リベンジャーズ』を見に行くときのカジュアルコーデ”を披露した。
北村匠海ら、カジュアルコーデ披露
本作は累計発行部数3200万部超、「週刊少年マガジン」の人気コミックス「東京卍リベンジャーズ」を実写映画化。主人公タケミチ(北村)がヤンキーだった高校時代にタイムリープし、人生をリベンジするアクション作品。“夏休みに仲間で『東京リベンジャーズ』を見に行くときのカジュアルコーデ”というテーマの衣装で登場した3人は、コーデのポイントを聞かれると、北村は「男は黙ってデニムを穿くというマイルールといいますか、僕はTシャツをズボンにインするというのを17(歳)くらいからやっていて、ずっと『ダサい』と言われてきたんですけど、最近ちょっとレトロブームがきて、こういうスタイルが少しずつ広がってきているのではないかと思っています」と語り、MCから「時代が追いついてきたんですね」と声をかけられると「そういうことですね。時代がやっと」とドヤ顔を浮かべた。
続けて、北村は「僕は、特に夏はラクしたいというのが1番大きくて、Tシャツにデニム。選ばなくていいし、デニムは穿けば穿くほど育つし、毎日同じのでもいいくらいのラクさというか、ラフさというか、ですね」と明かした。
一方、シャツスタイルで登場した杉野は、MCからテーマを聞いて「そっか…」と声を漏らし、「(楽屋に)入ってスタイリストさんが用意した衣装を見て、デートに行く設定なのかなと勝手に考えちゃったんですよね。デートに行く設定で、なんならみなさんの前に出るし、爽やかな格好をしようかなと思って選んだというのが正直なところです」と天然な一面を覗かせ、「すいません。ちょっとミスっちゃった」と苦笑い。「普段はチノパンに白Tとかなんですけど、仲間と一緒に行くときもこういう格好をしようかな…」とつぶやいていた。
また、ブラックコーデで登場した磯村は「『東京リベンジャーズ』って黒のイメージがあって、男たちと行くときって服とか気にしないんですけど、黒で落ち着きたいなと思って(笑)」と話し、「ピンクを入れて、そこでワイワイ感を出したいなと(笑)。『東京リベンジャーズ』を見て熱くなって、帰り際にみんなで『うぉー!よかったな』ってやるスタイル」と説明。これに北村は「いっそは黒のイメージがあるけどね」と声をかけつつ、「仲間と映画を見て『うぉー!』ってなることあまりないけどね」とツッコミを入れた。
北村匠海「東リベ」ヒットに喜び
そして、公開20日で180万人以上の観客動員を記録するなど、大ヒットしていることについての心境を聞かれると、北村は「僕は撮影中からこの作品がものすごい作品になるんじゃないかなと確信があってですね、自粛とかいろんなことで撮影が止まったり、公開が延期になったりしたんですけど、僕はずっと確実に撮り切れる自信があって、たくさんの人に届いて日本を元気にできる自信があったので、本当に無事にたくさんの方に見てくれて、世代の代表的な作品に名乗り出てくれているんじゃないかなと感じております」と感慨深げに語った。杉野は「このような時期にいろんな方が足を運んでくださって、そんな作品に自分が携わることができて、すごくよかったなというのは正直な気持ちですね」とにっこり。磯村は「こういう大変な時期ですけど、映画館に足を運んでくださった全国のみなさんに感謝ですし、何度もリベンジして撮り終えてよかったなと思うので、すごく嬉しいです」と声を弾ませた。
北村匠海、続編を熱望
イベントでは、劇中のシーンや撮影メイキングを織り交ぜた映像で作られ「SUPERBEAVER「名前を呼ぶよ」MV 〜映画『東京リベンジャーズ』 ver.〜」も初公開。同MVを見た感想を求められた北村は「ちょっと危なかったですね(笑)」と目をこすりつつ、「いろんなことを思い出しまして、撮影ってほんの20秒に1日かけたりする世界で、地道に映画って出来上がっていくんですけど、映画を作る過程もすごく長かったし、ストップもあった中で、時代とも戦って、みんなで戦ってという現場だったと思います。その結果が出て嬉しく思うし、『名前を呼ぶよ』という曲も出会うべくしてこの作品と出会ったというか、ボーカルの渋谷(龍太)さんとプライベートで会う機会があっていろいろ喋っていたんですけど、今の世の中を少しでも元気にできるのは、エンタメに生きる僕らのエネルギーが大事だし、タケミチというキャラクターは今の世界を照らす人物になってくれるんじゃないかと。それに僕が出会えたことと、この2人(杉野&磯村)と20歳くらいからの付き合い何ですけど、人との出会いにすごく感謝できる、改めて思うことができる映像でした」と熱弁。
続けて、北村は「(MVの)最後にも言っていたんですけど、またこのチームで映画を作りたいし、続きが本当にあってほしいなって。匂わせでもなんでもなくて、願望なんですけど、またこういう思いに僕らもなれて、それを届けられる場を作れたらいいなと心の底から思いました」と続編を熱望した。
最後に締めのコメントを求められた北村は「僕はこの作品で改めて役者をやる意味を再確認できたというか、映画だったり音楽だったり、今はエンターテイメントはストップしかけていて、小さい劇場だったりライブハウスがなくなっちゃったりして、こうやってみなさんと同じ空気を吸って舞台挨拶をするということもなかなかなかったですし、そういった中で僕らが止まらないこと、届け続けること、そんな中に生まれた『東京リベンジャーズ』という作品がたくさんの方の目に留まって、いろんなことを感じてくれたり、少しでも笑顔になってくれる作品になっているんだなと思うと、感慨深く思っています」としみじみ。
「僕らはこれからも止まらないし、明日も必ず来るし、今はオリンピックもあって活気立っていく中、その裏でいろんなことが起きていたりしますけど、そういった中で僕らがこういうものを届けて、笑顔を届けて、背中を押してあげること(が必要)なんだなと改めて感じていますので、引き続き『東京リベンジャーズ』というものに力を借りたくなったら、いつでも映画館に足を運んでほしいなと思います。どうか楽しく毎日を過ごしてください。『東京リベンジャーズ』に出会ったことで、みなさんの日々が少しでも明るくなっていることを願っています」とメッセージを送った。(modelpress編集部)
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